2017年6月22日 (木)

瀬尾秀彰先生の思い出を語る会(飯田橋・ホテルエドモンド)

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 今年2月に亡くなられた、学校法人駿台学園の前理事長・瀬尾秀彰先生を偲ぶ「瀬尾秀彰の思い出を語る会」が、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで開催されまして、生前、仕事の関連でかかわりのあった私どもも、末席に連なってまいりました。

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 かなり強い風を伴う雨の中でしたが、数百人の方が参加されて、故先生の御人徳がしのばれました。素晴らしい会だと思いました。

 皇居の歌会始や、総理主催の観桜会などにもたびたび列席されたそうで、ほかにも広範な人脈を持って、たくさんの人と人の縁を仲介した方だった、と登壇された方々が異口同音に仰ったのが印象的でした。

 

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2017年6月18日 (日)

浜くんと仲間たちオーケストラ公演

 しばらくブログやSNSの更新をしていませんが、特に本人や周囲に大問題等があったわけではありません。なんとなくサボっていただけでございます(!)。

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 ところで、先日は東京・赤坂の紀尾井ホールで素晴らしいコンサートを聴きました。「浜くんと仲間たちオーケストラ」の第8回公演というものですが、著名なホルン奏者であり、長野県諏訪市の日本精機工業の経営者でもある濱一氏が、幅広い交友関係を生かして日本を代表する演奏者を集め、オーケストラを編成し、開いているという豪華なもの。その顔ぶれがすごくて、N響や日フィルなどの首席奏者が続々と集まり、普通ならソロを取る人が当たり前のように楽団の一員として演奏する、という・・・まあ、エース・パイロットだけで編成した夢の航空隊、というのがドイツ空軍でありましたが、ああいう感じ。いわゆるドリームチームです。

 とりわけ、日本を代表する技巧派ピアニスト横山幸雄氏と、サイトウ・キネン・オーケストラに属するヴァイオリニスト会田莉凡(りぼん)さんの競演などは鬼気迫るものでした。ラフマニノフのピアノ協奏曲も凄まじかったです。

 客席にはコシノジュンコ先生ご夫妻もいらっしゃいました。といいますか、私どもが今回、行ったのは、たまたまコシノ先生のブティックに私どもが行った際に、濱一さんがおいでになっていた、というご縁なんですが、いや、これは本当にすごかったです。

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2017年6月 2日 (金)

【映画評 感想】 ローガン

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 ヒュー・ジャックマンが最後のウルヴァリン=ローガンを演じる「ローガン」
LOGANを見ました。2000年にスタートした「X-メン」シリーズの9作目(番外編的な「デッドプール」を入れると10作目)、そしてヒューのローガン役も17年にして集大成を迎えたわけです。

 それだけでなく、やはりシリーズを最初から支えたプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア役のパトリック・スチュワートも、本作でシリーズから降板することになりました。2人の出るX-メンはこれでおしまい、ということです。シリーズそのものは今後、どうなるのか分かりませんが、やはりシリーズの顔だった2人が去ってしまうのは残念ですね。

 それにしても、ローガンというのは不老不死で不死身のミュータント、という設定なので、17年の間、ずっと鍛え抜かれた肉体を維持し続けなければならなかったヒューの苦労は如何ばかりだったでしょうか? 実際のところ、限界を迎えつつあったわけです。

そこで今回はなんと変化球を投げてきました。つまり、不死身のはずのローガンがついに、衰えてきたらどうなるか。能力が低下して普通の人となってしまったら? 原作のコミックシリーズでも、そういうローガンの姿を描いた「オールドマン・ローガン」という番外編的な作品があり、今回の映画の参考にしたそうです。といっても、内容的にはほとんど関係なく、能力を失い老人となったローガン、という設定面で影響を与えたようです。また、別のコミック作品では、ローガンが絶命してしまい、その能力を受け継いだ少女ローラが、ウルヴァリンの名を踏襲してX-メンに参加する、というストーリーもあるそうで、今回の映画はそのへんも参考にしたようです。とはいえ、基本的には、日本を舞台にしたローガン・シリーズとしての前作「ウルヴァリン:SAMURAI」(2013年)でメガホンを執ったジェームズ・マンゴールド監督が、自由に脚本を練ったオリジナル作品です。

 これまでのX-メン・シリーズは、2014年の「フューチャー&パスト」で歴史が大きく変わることになり、それ以前にずっと描かれたマグニートー(イアン・マッケラン。若年期はマイケル・ファスベンダー)と、チャールズ率いるX-メンの抗争という歴史も、一応、なかったことになってしまいました。この作品で1970年代から2023年に帰還したローガンは、何事もなく平和に暮らす懐かしいミュータントの仲間たちと再会し、胸をなでおろしてエンディングを迎えました。

 しかし、今作は2029年が舞台。その平和な2023年からわずか6年後、にしてはかなり世界観が異なっているようです。ずっと荒廃して西部劇のような無法な光景が続く「別の時間軸」の未来が映し出されます。かといって、それ以前の設定であった、2023年でミュータントが壊滅した世界とも異なるようです。従って、本作はあくまでもヒューのローガンのためにわざわざ設定された「別の世界の未来」と考えて差し支えないと思われます。

 実のところ、今作のテイストは非常に西部劇に近く、製作の際に最も参考にされたのはクリント・イーストウッド監督の西部劇「許されざる者」(1992年)だったそうです。髭を伸ばしたヒューも、若いころに西部劇に出ていたイーストウッドに驚くほど風貌が似ています。さらに劇中では往年の名作西部劇「シェーン」(1953年)のシーンが引用され、これが最後まで重要な話の核となりますが、そういう意味でも本作は近未来西部劇、といえるような一作です。

さらにまた、今作のもう一つの味付けとして異色と言えるのが、ロードムービー的な描き方です。そういう感じを強めるために、劇中でチャールズとローガンは逃避行のさなか、ある農家の夕食の食卓に招かれるのですが、そこでの会話は途中から脚本を作らず、即興で演技をしたとか。確かにそのシーンは非常に生々しいというか、作ったセリフではない臨場感にあふれており、2人が本当に父と息子のような絆で結ばれていたことが溢れ出るようにフィルムに記録されています。あれは素晴らしいシーンです。

 さてでは、本作の概要を簡単にまとめますと…。

 

 時は2029年。ミュータントがほぼ絶滅してしまった未来のお話です。なぜか2004年以来、新たなミュータントが一人も生まれず、X-メンの仲間たちもさまざまな原因で世を去りました。残されたローガン(ジャックマン)は、アルツハイマー病が発症して強大なテレパシー能力を制御できなくなった90歳のチャールズ(スチュワート)を匿いながら、富裕客向けの個人リムジン・タクシー運転手として細々と生計を立てています。ローガン自身も長年の無理がたたり、身体に埋め込んだアダマンタイト合金に蝕まれて、不死身の治癒能力が劣化し、急速に老け込んで、「死」を覚悟するようになっています。かつてはミュータント狩りをする人間の側についたこともあるキャリバン(スティーヴン・マーチャント)も、ローガンと共にチャールズの面倒を見ています。

 チャールズは最近になって、「新しいミュータントとテレパシー交信した。もうすぐ自由の女神に、救いを求めてやって来る」と言うようになりましたが、ローガンもキャリバンも、それを痴呆老人の戯言と受け取り、相手にしませんでした。この世界のこの時代には、既にアメリカの自由の女神は破壊されていたのです。

 そんなローガンの元を、ガブリエラ(エリザベス・ロドリゲス)という一人の看護師が訪ねてきます。彼女はローガンに救いを求めますが、ローガンはすげなく拒絶します。続いて、トランジェン研究所から来たピアース(ボイド・ホルブルック)と名乗る男が、ローガンに接触してきます。彼は、ガブリエラという女が間もなくローガンに会いにくるので、彼女が連れている少女を引き渡してほしい、とローガンに依頼します。

 ある日、一軒のモーテル「自由の女神」に呼び出されたローガンは、ガブリエラと再会します。ガブリエラはメキシコ系の少女ローラ(ダフネ・キーン)を連れており、カナダ国境のノースダコタまで連れて行ってくれるようローガンに懇願します。

 その直後、ガブリエラは何者かに殺され、ピアースが率いる戦闘部隊が襲撃してきます。キャリバンは捕えられ、やむを得ずローガンは、チャールズとローラを連れて逃げることになりますが、戦闘に巻き込まれた際のローラを見て、ローガンは驚愕します。彼女は拳からアダマンタイトの爪を出して敵に斬り付けるミュータントであり、その戦闘スタイルはあまりにもローガンにそっくりでした。

 ガブリエラが残した画像により、ローラはトランジェン研究所で行われた人体実験によって生み出された「兵器」であることが分かります。その研究は突然、打ち切られ、ローラのような子供たちは全員、殺されることとなりました。ガブリエラはローラを連れて研究所を逃げ出し、ローガンを頼ってきた、というのです。それというのも、ローラの遺伝子上の父親はローガンであり、つまりローラはローガンの娘である、というわけです。

 その後、一行は親切にしてくれた農家、マンソン一家の厚意を受け、温かい家庭的な雰囲気に包まれて久しぶりの安穏を得ます。チャールズとローガンとローラは、一家の前で祖父、父と娘としてふるまいますが、実際になんとなく、本当に一家のような絆を感じ始めます。しかし、その場にもピアースたちの魔の手が迫っており、さらに、もっと驚くべきミュータント兵器がローガンを待ち構えていました…。

 

 というようなわけで、悲しい物語が終盤に向けてひた走っていくわけですが、とにかくコミック映画とかX-メンという枠組みで見るよりも、先に申しましたように、近未来の西部劇ドラマとして鑑賞した方がいい作品だと思います。もちろんこれまでのX-メンの世界を踏襲しているのですが、前に書いた通り、従来の大河シリーズの歴史の流れを必ずしも汲んでいないので、全く独立した「親子三代」の物語として見ても違和感がない作風となっています。

 今作はシリーズで初めて子供が鑑賞できない残酷シーンがある映画、というR指定になっています。このへんも、監督やジャックマンが熱心に上層部を説いて実現したそうです。つまり、完全に大人向けの映画、ということです。

 シリーズ最後となるヒューとパトリックの鬼気迫る名演技は、もうこれを見逃してはもったいない、と思います。自分の持ち役の老いた姿を演じるのは難しかったと思います。ローガンはまさに老眼になって、眼鏡なしでは文字が読めないほどになっています。17年間の思いが詰まった美しい幕切れとなりました。まことに感動的です。

 それから、本作で抜擢された子役、ローラ役のダフネ・キーンの戦闘シーンがすごいです。「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツを思い出させます。この子はすごい存在感ですし、このまま大きくなればラテン系美女に育ちそう。何年かしたら有名になっているかもしれませんよ。楽しみな新人さんです。

 これでX-メン卒業の2人も、もちろん、他の作品でさらなる活躍を見せてくれると思いますが、それにしても寂しいことです。彼らのシリーズ最後の雄姿を、しっかり目に焼き付けておきたいと思いました。

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2017年5月17日 (水)

柏の葉キャンパス・国立がんセンター東病院の食堂を再訪。

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 このところ何かと多忙で、更新が滞っておりました。
 ところで、2年前、2015年の6月25日に、私はこんな記事を書いております。
 「私の身内が先月から、千葉県柏市・柏の葉キャンパスの国立がんセンター東病院にお世話になっておりましたが、このほど、めでたく退院となりました。この病院の9階には「クロスワン」という食堂がありますが、病院の食堂にしてはかなり豪快なボリュームメニューが出ます」
 さてそれで、このほど、たまたま柏の葉キャンパス駅周辺に行くことがあったので、2年ぶりにこの病院上階の食堂「クロスワン」に行ってきました。
 相変わらず豪快な、ボリュームたっぷりの定食です。玲子は生姜焼き、私は黒酢から揚げをとってみました。いずれも730円ほどです。20170511151100



 だれでも利用することが出来ます。お近くを通りがかった方はぜひ。

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2017年5月 4日 (木)

ローソンで見つけた「リラックマ」まんじゅう。

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 ローソンに行ったら、やたらかわいいリラックマの御饅頭を発見! なんでも6月12日まで、春のリラックマフェアというのをやっているんですね。しかしよく出来ています。食べるのがちょっとかわいそう…。Photo_2


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2017年4月11日 (火)

「うさぎのムースケーキ」(セブンーイレブン)

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 セブンーイレブンで売っている「うさぎのムースケーキ」ですが、かわいすぎますね、これ。食べるのがためらわれます。期間限定のようですので、興味のある方はお早めに。

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2017年4月 6日 (木)

浦安でも桜が咲きました。

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 今日あたりから新学期、という学校も多いようですが、桜が咲きましたね。今年はかなり寒い日が多く、遅めの開花のところが多いとか。
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 千葉県浦安市も、市内の川沿いに桜が延々と植えられている通りがあって、その名も「さくら通り」といいますが、テレビ局の取材が来ることもある桜の名所です。この季節になると、見事に咲いてくれます。
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 私ども浦安市役所近くの桜並木を見てきました。ほかにも、立ち止まって写真を撮る人がたくさん見受けられました。

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2017年3月21日 (火)

『洋外紀略』(安積艮斎)現代語訳が刊行されました!

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このたび、明徳出版社から『洋外紀略』(安積艮斉)が刊行されました。原書は幕末期に活躍した大学者、安積艮斉(あさか・ごんさい)が書いた本です。安積艮斉はこの時期で最も影響力のあった学者で、弟子には三菱グループの創始者・岩崎弥太郎、悲劇の幕臣として有名な小栗上野介、新選組の原型を組織した清河八郎、そしてあの吉田松陰など錚々たる人たちがいます。さらに、その松陰の門下生に高杉晋作や久坂玄瑞、伊藤博文、山縣有朋、品川弥二郎らがいたわけで、いわば幕末の志士たちのゴッドファーザーのような人物です。

その艮斉さんが、当時としては異色の、海外諸国の事情を詳細にまとめ、国防の重要性を説いた一冊です。江戸にいてナポレオン戦争のこともアヘン戦争の経過も把握していた艮斉先生はすごい! 本書の名は森鴎外の代表作『渋江抽斉』にも出てくるぐらいで、当時において著名な本だったのですが、このほど、その艮斉さんの一族の末裔である安藤智重さんが原書の漢文を読み下し、現代語訳を完成させた次第です。大変な偉業です。

 なお、わたくしは僭越ながら帯文を書いております。こんな感じです。

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「試みに鶏卵を机に卓(た)てんことを請う」

艮斎さんは、ナポレオンもピョートル大帝も、「コロンブスの卵」の話までも、知っていた。黒船が来航する前、もう世界を見通していた日本人が、幕末の江戸にいたのである! 

戦史・軍装史研究家 辻元よしふみ

 

 本書には、あのコロンブスの有名な「卵を立てる」逸話も紹介されております。幕末においてこんなことまで知っていた人がいた。驚きですね。

 

【基本データ】

『洋外紀略』(ようがい・きりゃく)安積艮斎 安藤智重 訳注 村山吉廣 監修 定価 2,916 (本体2,700 +) ISBN 978-4-89619-946-8 発売日 2017/03

 

 

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2017年3月17日 (金)

「武具繚乱 関谷弘道氏甲冑コレクション展」(板橋区立資料館)

 先日、板橋区立郷土資料館http://www.k5.dion.ne.jp/~kyoudo/まで足を運びました。現在、同館で開催中の「特別展 武具繚乱 関谷弘道氏甲冑刀剣類コレクションを中心に」を見るためです。

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 数年前に亡くなった甲冑コレクター、関谷氏が同館に寄贈した主に江戸期の甲冑の展覧会なのですが、さすがに
20領を超える甲冑が並ぶさまは壮観です。鎌倉~南北朝期の大鎧や胴丸はすでに国宝級、室町~桃山期の戦国甲冑も今では博物館級となり、現在、一般の骨董市場などで売買されているのは、もはや実際には戦争が行われていない江戸時代に製作された、実用というより財産、贈答品、展示品として作られた甲冑なのですが、それも年々、海外などに流出し、おそらく10年もしたら多くの物が散逸してしまうだろう、と言われています。Photo_2


 それを危惧した関谷氏は、私財を投じて膨大な江戸期の甲冑を収集したもので、しかし江戸期のこうした遺物は研究が進んでおらず(いまだ売買の対象物で、学者の研究対象になっていないのでしょう)それゆえに、それぞれの甲冑の出自・由来についても、不明瞭なのですが、それが逆に非常に興味深いです。本展の主要な展示物の一つである、長州藩家老・福原家所用の具足と思われる一品も、福原家の定紋ではない卍型の家紋が描かれた佩楯の由来がはっきりせず、その謎解きとして関連の古文書などが展示されており、こうした地道な研究が必要なのだな、と理解できる展覧会です。Photo_3


 ほかにも彦根藩・井伊家の赤備えの甲冑だとか、土佐藩の上士が幕末になって製作させたらしい非常に珍しい具足とか、さらに足軽用の「御貸具足」とか、骨董としての市場価値はよく分かりませんが、今後、史料性が増していくことが確実なものが多数、展示されています。

 展示品をフルカラーでまとめた95ページもある豪華図録(しかも写真資料のPDFデータをディスクに入れたものまで付属!)が、たった1000円で販売されています。これだけで大変な値打ちものです。公立の資料館でなければ、あり得ない価格設定でしょう。この図録は通信販売もしているので、ご興味のある方は同館のサイトをチェックしてください。Photo_4


 同展は3月26日まで。月曜休館。午前9時半~午後5時(入館は4時半まで)。入場無料です。同館の最寄駅は西高島平駅ですが、この駅ではタクシーはつかまえにくく、歩くとしてもかなりアクセス的には遠いので、高島平駅か成増駅からタクシーで行かれることをお薦めします(成増駅からはタクシーで810円でした)。

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2017年3月13日 (月)

ホワイトデーにドイツ軍御用達チョコ「ショカコーラ」はいかが?

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 ホワイトデーという時節柄、今回はドイツのチョコレート「ショカ・コーラ
Scho-Ka-Kola」なんていかがでしょう? これは1930年代から販売されています。コーラの実を混ぜ、通常のチョコレートよりもカフェインが増量されており、このチョコを食べるとすっきり目が覚める、という優れもの。商品名は「ショコラーデ(チョコレート)」と「カカオ」と「コーラ」をつないだようですが、19世紀末から存在したアメリカの飲料「コカ・コーラ」をもじった要素もあるのじゃないか、とは思われます。2


 このショカ・コーラは1936年のベルリン五輪で大会公式スポーツ食品として大人気を得まして、その後、ドイツ軍に納入され、戦時中にドイツ空軍のパイロットとか、潜水艦(Uボート)の乗組員、戦車兵といった「きつい任務」の兵士たちに公式食料として支給された「軍用チョコレート」でもあります。たとえば夜の当直勤務などで、眠気覚ましに支給されたわけですね。戦前や戦中のものは、パッケージにドイツ軍の鷲の紋章とか、柏葉のデザインなどが施されたものがあったようです。

 それで、戦後もずっと作られているわけで、日本でもKALDIコーヒーで販売しております。さすがにチョコ好きのドイツ人の作る物。そもそもチョコとして非常においしいです。そして、食べると確かにすっきり、目が覚める感じがします。コーヒーを飲みたいところだけれど時間がない、というような場合に非常にいいですね。

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