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2016年8月 2日 (火)

『軍装・服飾史カラー図鑑』早刷りをiちょっとだけ公開!

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 速報! 私どもの手元に『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)の早刷りが届きました! この作品のために、ほぼ4年の歳月を費やしました。実はここまで来るのに色々と紆余曲折があり、いま、完成品を見る思いは感無量でございます。20160802145244



 230頁フルカラー、と頭で理解していましたが、できあがるとずっしりと重く、迫力がありますね。印刷も、手描きの原画を再現するのは非常に難しいです。軍服の生地の色は、非常に微妙なものが多く、また毛皮や羽毛などの装飾は、毛を一本一本、辻元玲子が筆で手描きしており、その繊細な部分の再現も難しいのですが、クオリティーの高い技術で印刷していただきました。20160802145341



 判型は、イカロス出版の雑誌などとほぼ同サイズです。各国の軍装に加えて、今回は一般の紳士服の歴史も押さえておりまして、フロックコート姿のダンディーな紳士や、ナポレオン戦争時代の男性ファッションの世界で絶大な影響を及ぼしたボー・ブランメルの服装なども図解しております。同時代の一般人のファッションと軍服が密接なかかわりがあることをご理解いただけると思います。ブランメル自身、もともと騎兵将校であり、彼の好みが紳士服全般は言うに及ばず、後の時代の軍服の色調もシックな方向に導いたといえると思います。20160802145510



 軍装の世界で絶大な影響をもたらしてきた、フランスとドイツ、英国の軍服の歴史も今回は手厚く紹介しております。フランス軍は、三銃士の頃のきらびやかな服装、現代的な軍服の走りとなったルイ14世の時代から、ベルサイユのばらの時代の軍装、そしてナポレオン戦争の華麗な軍服。ドイツについては、そもそもの「鉄十字マーク」の発端である十字軍時代の「ドイツ騎士団」の騎士に始まり、フリードリヒ大王の時代から、ナポレオン戦争で鉄十字勲章や現代的な軍帽が登場する時代、さらに日本ではあまりなじみのない普仏戦争からドイツ帝国時代の軍装を経て、第1次大戦、第2次大戦のおなじみナチス時代のものを紹介。英国ではナポレオン戦争時代の真っ赤な軍服と、ネルソン提督が着用した青い海軍軍服、さらに現代の近衛兵連隊の服制を、部隊ごとのボタン配置や徽章の違いまで、詳細に取り上げています。
 まもなく一般配本されると思われます。しばしお待ちくださいませ。

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