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2016年7月12日 (火)

NHK「美の壺」「華やぎのボタン」に出演記念「英海軍のボタンの変遷」

 7月8日および12日のNHK BSプレミアム「美の壺」の「華やぎのボタン」をご覧いただきました皆様、ありがとうございました!! 
 さらに14日木曜日の朝6時半から再放送があります。見逃した方は是非ご覧ください。私、軍装史・服飾史研究家の辻元よしふみが登場したコーナーのほかにも、白蝶貝のボタンの作り方や、歴史的に価値あるボタン博物館の所蔵品など見所いっぱいです。AKB48やレディー・ガガの衣装を手がけるデザイナー森永邦彦さんも登場します(この森永さん、早大出で、私から見ると大学の後輩なんですってね、今回、知りました)。

 ところで、アマゾンなどで品切れが続いていた「図説 軍服の歴史5000年」ですが、3刷が私の手元にも届きました。今回は一部のイラストを差し替え、本文も手を加えて、新しい情報も盛り込んでおります。宜しくお願い申し上げます。

 もう一つ、愛知、岐阜、三重にお住まいの皆様へ。きたる13日水曜日朝の名古屋テレビ「ドデスカ!」の「全力リサーチ」コーナーに、私が電話出演する予定です(内容変更などはご容赦くださいませ)。

 Photo


ところで、英海軍のボタンが日本海軍の「櫻に錨」のボタンのモデルになった、と番組中で紹介いたしました。番組ではほんのさわりだけ取り上げていただきましたが、より詳細に申しますと、最初に錨の紋章を使用したのはなんと1402年、スコットランド海軍だったといいます。1703年にスコットランド海軍はイングランド海軍と合併し、今の英海軍となります。
 英海軍が1748年に最初の軍服を制定した際に作ったのが、「バラの紋章」の金ボタンでした。さらに1774年になると、錨の紋章に変わります。1805年にネルソン提督がトラファルガー海戦で着ていた軍服のボタンも「錨だけ」のものでした。Photo_2



 そして、ナポレオン戦争後期の1812年になると、「錨に王冠」のデザインとなります。これが今に至る英国海軍のボタンであります。Photo_3

 

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