« 第24回日本テディベア・コンベンション(有楽町/国際フォーラム) | トップページ | トウフちゃん蒲焼 »

2016年7月31日 (日)

『軍装・服飾史カラー図鑑』刊行迫る!すべて手描き水彩画です!

辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷中です。アマゾンなどではすでに予約を開始しております。すでにご注文いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。本書は8月第2週を目途に配本の予定です。51axkfhtml



 71784hrgol


 本日は、本書の一部から「英国海軍中将」の刀剣やベルト、18世紀後半から19世紀半ばまでの英国海軍の階級章(正肩章=エポレット)の一覧図のところをご紹介します。このような階級章の紹介は、ナポレオン軍、王政時代のフランス軍、ロシア軍、プロイセン軍、ドイツ帝国軍などそれぞれの項目で掲載しております。
 また、昨日に引き続き、この本の「前書き」から、イラストを描いた辻元玲子の文章をご紹介します。本作はすべて手描き水彩画で、フルカラーです。当初は一部を白黒で刷り分ける計画だったので、イラストの一部は白黒画として製作しました。その後、全ページをフルカラーとすることにし、白黒画だったものもすべて着色しました。よって、白黒画の画材についても説明しておりますが、本書は結果的にはすべてがカラー画です。
◆  ◆  ◆
 イラストの作画を担当しました辻元玲子です。
 今回の本は、自分自身がイラストレーター、画家として、「こういう本があったらいいな」「誰かが時代考証を調べてくれたら楽なのにな」という部分を具体化したものです。従来のこの種の本でいちばん不満なのが、肝心な部分の描き飛ばしや省略です。歴史的な人物となると、剣や衣装にこってりと刺繍や装飾が入っていますが、多くの画家が面倒くさがって省略してしまいます。しかし資料本としては、徹底的にディテールを描いてくれないと困るわけで、初めから省略されていたり、デフォルメされていたりしては、漫画やイラスト、アニメを描く人からすると参考にならないわけです。
 ですので、今回はとにかく目に見えるものは出来る限り省略しない、徹底的に描く、ということにこだわっています。たとえば軍人の制服のボタンには、大抵、紋章とか部隊番号が入っていますが、こういうところも省くことなく、極力、再現しております。勲章、金モール、服の縫い目……可能な限り、この絵を元に映画や舞台の衣装が制作できるレベルで絵にする、というのが今回のテーマの一つになっております。
 そして、各項目でぜひ知って頂きたい知識については、硬派な文章を避け、漫画テイストで楽しくご理解頂けるよう、工夫して描いてあります。
 この本が、少しでも読者の皆様のお役にたちましたら幸甚です。また、皆様に喜んでいただき好評を博したなら、今回ご紹介した40種以外の軍人や戦士、かっこいい紳士、さらには貴婦人なども取り上げてみたいと思っております。日本の武士やお姫さまもいいですね。
 なお、辻元玲子はイラスト製作にコンピューター、CGは使いません。カラー画も白黒画もすべて手描きです。今回の使用画材は以下の通りで、カラー画はすべて水彩です。画用紙のサイズはすべてA4 判です。
[白黒画] ケント紙、日光丸ペン、Holbein スペシャルブラック(インク)
[カラー画] ぺんてる水彩絵の具、Holbein 透明水彩絵の具、筆(メーカーはいろいろ)、水彩画用紙(BBケント、ヴィファール、コットマン、セヌリエ 等)
                                                                2016 年7月 辻元玲子

|

« 第24回日本テディベア・コンベンション(有楽町/国際フォーラム) | トップページ | トウフちゃん蒲焼 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122224/63991441

この記事へのトラックバック一覧です: 『軍装・服飾史カラー図鑑』刊行迫る!すべて手描き水彩画です!:

« 第24回日本テディベア・コンベンション(有楽町/国際フォーラム) | トップページ | トウフちゃん蒲焼 »