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2015年8月27日 (木)

本当に「太いズボン」が流行るのでしょうか?

 

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東日本では急速に北風が吹いて、秋の気配が強まりました。8月の上旬、連日のように35度超えして、今年はどうなることかと思っていましたが、意外にも今季の夏そのものは短いのかもしれません。
 ということで、アパレル業界はとっくに秋冬商戦に移行しておりますが・・・ここに掲げますのは主婦と生活社の「LEON」10月号(上)と、集英社の「UOMO]10月号(下の2枚)のページなのですが、ご覧のように・・・パンツが太い! ここ10年ほどにわたって、ほとんど中世の人のタイツみたいなピタピタのスキニー・パンツ一辺倒でしたが、ここにきて各ブランドとも本気でワイド・パンツを流行らせたいということのようです。が、そんなに急に変わるでしょうか。なにしろほとんど、ふた昔ぐらい前の不良学生のドカン・ズボンそのものですけれど。それでも今のところ、控えめなタックを入れつつも、テーパード気味のものが主流ですが、中には本当にドカンそのもの、ものによっては往年のマンボ・ズボンを思わせるシルエットのものも現れてきているようです。
 まあ、これがファスト・ファッションに受け入れられ、さらに普通の量販店でも主流になるには5年も6年も、場合によっては10年もかかるわけでしょうが、しかし私は、世界のトップ・デザイナーたちが「ミニマル」ファッションだの「ノーム・コア」だの、ピタピタのスキニー・ファッションだのに飽き飽きしており、もっと腕を振るえるゴージャスでグラマラスな服装に戻したい、と一致して考え始めているのではないか、と想像します。20150827175941

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 私自身、なんというかここ10年ほどのカジュアル化の行き過ぎ、ピタピタ化のやりすぎには疑問を持っていましたので、というのも、本当に中世の道化師のような姿の人もいて、本気でそれをカッコイイと思っているのか、という場合もあり、これが太い方に変化する流れは個人的には歓迎しておりますが、さて世間の反応は?
 とまあ、珍しく、ガラにもないファッション・ブログ的なことを書いてしまいました。私自身は、もう19世紀ぐらいまでの服しか本当は興味がない人間ですので、あまり世間一般のご参考にはならないでしょうが・・・。実際、19世紀前半には紳士のトラウザーズ(長ズボン)はすべからくピチピチのピタピタであるべきでしたが、後半にはゆったり目になります。20世紀初めには直線的なドカン・ズボンが流行り、一転して戦後は細いものが流行り、70年代には裾が広くなり、80年代には思い切りタック入りのワイドに、そして21世紀に入ってからは思い切りスキニー・・・とズボンのシルエットも広くなったり、細くなったりを繰り返しておりますので、この先どうなるかは興味深いところです。

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2015年8月21日 (金)

リサとガスパール・カフェ(松屋銀座)

 松屋銀座デパートの8階催事場で「リサとガスパール」展というのをやっております。最終日は24日ですので、ラストスパートですね。Photo



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これは1999年に刊行以来、フランスで大人気の絵本で、「フランス・パリに住んでいる、ウサギでもイヌでもない未知の生物の「2人」 リサとガスパール、およびその家族を中心とした日常が描かれている」ほのぼの系のお話です。Photo_3



 このキャラ、なぜか2Dよりぬいぐるみにした方がかわいい気がします。展示会と併設で「リサとガスパール・カフェ」というのをやっておりまして、日頃はイタリアン・レストランであるイプリミ・ギンザがこの会期中だけ、展示にちなんだ料理を出しています。Photo_5



 これがなかなか、かわいい。カレー、シチュー、ハンバーグがメイン・メニューですがいずれもキャラの顔を再現しております。これはなかなかいいですね。
 あと3日ですので、興味のある方はぜひ。Photo_4

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2015年8月20日 (木)

恐れおおくも「みと肛門」クリニック!

 

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なんでもまもなく、「みと肛門クリニック」なる病院が、茨城県水戸市にできる、という話を聞きました。http://www.mitokomon.net/
 いやあ、本当に「みと・こうもん」なんですね! しかも茨城県庁のすぐそば、という好立地になるとのことです。思い切ったセンスに脱帽です。なにか一度、わざわざこれを見るためだけに水戸市まで行ってみたい気すらします。20150820013828

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2015年8月13日 (木)

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

 トム・クルーズの新作「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」Mission:Impossible-Rogue Nationを見ました。「例によって君もしくは君のメンバーの身に何が起ころうと当局は一切、関知しないからそのつもりで。成功を祈る! なお5秒後にこのデータは消滅する」という指令で、世間には知られていない秘密の情報機関IMFのミッションが始まる「スパイ大作戦」の映画化も、これで5作目となります。あのおなじみのテーマ音楽が昔のままなのが嬉しいですね。20150812232156



 ローグ・ネイションというのは、いわゆる「ならず者国家」の意味ですが、ここでは、本来の組織から抹消されて身分を隠した元諜報員を集めた非公然組織が、非合法なテロ行為に走るシンジケートとなって暗躍している様を表しています。
 前作の「ゴースト・プロトコル」では、すでにIMFは正体不明の敵の攻撃を受けており、組織としての危機に見舞われ、IMF長官も暗殺されています。IMFエージェントのイーサン・ハント(クルーズ)は、その敵を追い求めている、というところから話は始まります。

 離陸する輸送機に飛び乗って、テロリストたちの手に神経ガスが渡るのを未然に防いだIMFエージェントのイーサン・ハントは、この犯行の背景に、かねてから彼が疑っていた国際的な犯罪組織「シンジケート」が実在していることを確信します。
 ロンドンのレコード店で次のIMFからの指令を受けようとしたハントですが、すでにここにはシンジケートの手が回っており、眼鏡をかけた金髪の男によってハントは捕らわれてしまいます。シンジケートのメンバーで、すでに数年前に行方が分からなくなっていた元諜報員ヤニック(イェンス・フルテン)の手で拷問が行われようとする直前、シンジケートに潜入している英国情報部MI6のスパイ、イルサ(レベッカ・ファーガソン)の助けを得て、ハントは辛くもその場を逃れます。
 一方、米国情報部CIAの長官ハンリー(アレック・ボールドウィン)と、IMFの長官が空席のため、その代理を務めているブラント(ジェレミー・レナー)は、合衆国上院の委員会に呼び出されています。ハンリーはこの場で、IMFを時代遅れの組織だと主張して認められます。かくて、IMFは解体され、CIAの傘下に入れられてしまいます。近年の国際的なテロリスト組織の犯行は、実はすべてハントが手引きしていると考えるハンリーは、ハントが唱えているようなシンジケートなど実在しない、として、ハントを逮捕するようにブラントに指示します。組織を追われたハントはそれから半年にわたって各地に潜伏しつつ、自分を罠にはめた金髪で眼鏡の男、シンジケートの首領である元英国情報部員ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)と、イルサの正体を突き止めようとします。
 元IMFメンバーで、CIAに転属させられて閑職に追いやられているベンジー(サイモン・ペッグ)の元に、ウィーンのオペラ座での「トゥーランドット」公演の観劇チケットが送り付けられてきます。オーストリアにとんだベンジーは、チケットを送りつけてきたのがハントであることを知り、レーンがその夜、劇場に現れることをハントから告げられます。しかし、劇場にはこの日、オーストリア首相夫妻が訪れており、その暗殺が企てられていることは明らかでした。ハントとベンジーは、警備員に化けて首相を銃撃しようとしている男、別の位置からオーケストラのフルート奏者を装って首相を撃とうとしている男、さらに、別の角度から首相に照準を合わせているイルサの3人の暗殺犯を目撃します。
 なんとかして劇場では首相を守り切ったハントたちですが、その直後、首相夫妻を乗せた車が爆破されてしまい、暗殺を防ぐことはできませんでした。またも、まんまとシンジケートの仕掛けた罠にはめられて、暗殺現場にいたハントとベンジーの立場は悪くなり、ハンリーは彼らが首相暗殺に関与したと思い込みます。
 ハンリーはCIAの総力を挙げて、元IMFメンバー2人を逮捕、場合によっては殺害してもよい、と命令を下します。危機感を抱いたブラントは、元IMFメンバーのスティッケル(ヴィング・レイムス)を探し出し、ハントとベンジーをCIAの手から守ろうとします。
その頃、ハントはイルサが残した手がかりから、彼女がモロッコにいることを突き止めます。シンジケートの機密情報がモロッコの水力発電所の奥深くに隠されたコンピューター・サーバーにあることを知ったハントとベンジーは、イルサと協力して水中にあるサーバーからデータを盗み出すことに成功します。しかし、ここで2人を裏切ったイルサは、データを持ってバイクで逃走します。
 イルサは、彼女の本来の上司であるMI6のアトリー長官(サイモン・マクバーニー)に接触します。シンジケートのデータを渡して、これで彼女の潜入捜査は終わり、のはずでしたが、意外な命令が待ち受けていました。同じころ、ブラント、スティッケルとも合流したハントは、次の手を画策します。ベンジーの手元には、データのコピーが残されていましたが、意外なことに、そのデータにはなぜか英国首相(トム・ホランダー)しか見ることができないロックが掛けられていました…。

 というわけで、冒頭で、離陸する飛行機のドアにしがみついて飛ぶという危険極まりないシーンは、例によってトム・クルーズ本人が体当たりのアクションに挑んでいます。もう命がけの撮影だったようです。もちろん今の技術ではCGでこのぐらい撮れるのですが、間違いなく本人がしがみついたまま、飛行機が飛んでいるのが分かるのは衝撃的です。
 ほかにも、水中に6分間も素潜りしたり、猛スピードでモロッコの町中を車やバイクでカーチェイスしたり…そのほとんどのシーンを、トム・クルーズ自身がこなしているそうで、それはやはりスタントマンがやっているのとは緊迫感、迫力が違います。これに負けじと、派手なジャンプや水中スタントなど、こちらもほとんど自分自身でアクションをこなしているスウェーデン出身のレベッカ・ファーガソンもすごいですね。国際的にはまだ無名に近い彼女ですが、今回の大抜擢で一躍、活躍の幅を広げそうな女優さんです。今作は、一体、本当のところ敵なのか味方なのか、誰の指示で何をしたいのかさっぱり分からないイルサがなんといっても中心人物。イーサン・ハントは彼女に振り回されながら、徐々に魅了されていってしまう…そんなお話ですから、彼女が魅力的でないと話が持ちません。その重責を見事に果たしていると感じました。ぜひ次回作以後、この人もレギュラーで出てほしいものですが、どうでしょうか。
 次から次へと目まぐるしく展開する激しいアクション、裏切りに次ぐ裏切りで、先が読めない展開、それに適度に織り交ぜられたユーモアとコミカルな要素、と極上のスパイ映画になっています。特に、最近のちょっとシリアス路線に行き過ぎている007映画から失われているユーモアとか余裕、というものがここにはあって、私は大いに満足しました。

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2015年8月 7日 (金)

ジュラシック・ワールド

 人気シリーズの第4作「ジュラシック・ワールド」JURASSIC WORLDを見ました。あの衝撃的な映像革命を印象付けた「ジュラシック・パーク」の公開が1993年。もう22年もたっているんですね。あの映画から、CGでどんな映像でも作れるんだ、ということが意識されるようになり、じゃあ今まで映像化不能とされていたものもやってみよう、ということで「ロード・オブ・ザ・リング」につながり、21世紀に入ってからは、もはやいかなる映像でも(予算さえあれば)やってやれないことはない、というのが常識になりました。20150806224846



 それはやはり、滅んでしまった恐竜の視覚化、というのが非常にインパクトがあったからですね。本作は「4作目がある」と言われ始めてからでも10年以上がたっており、いろいろな経緯があって今、復活したわけですが、映像テクノロジーや古生物学上、恐竜研究の進展もあって、無駄なインターバルではなかったと感じさせる続編となりました。
 マイケル・クライトン原作のシリーズは、結局、恐竜たちの暴走が止められず、ジュラシック・パークの創業者であるインジェン社のジョン・ハモンド(今は亡きリチャード・アッテンボロー)が夢見たジュラシック・パークは実現できないままでした。そして、あの悲劇的な事件から22年後の現在が舞台。インジェン社の経営権はハモンドの知己でもあるインドの富豪サイモン・マスラニ(イルファン・カーン)に移っています。かつてのジュラシック・パーク計画地であるコスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島に、新たに「ジュラシック・ワールド」が建設され、毎日2万人以上の来客があるテーマパークとして成功している、というお話になっております。
 しかし、恐竜が復活した、というだけで話題になった頃とは異なり、今では恐竜の実在は当たり前に。だから観客はいつでも新しい話題を求めます。そこで、1作目から登場している遺伝子学者のウー博士(B・D・ウォン)は、遺伝子組み換えをして作り出した新種の恐竜を開発するようになっています。さてそれで、どんなお話しかと言えば・・・。
 
 離婚を考えているスコット(アンディ・バックリー)とカレン(ジュディ・グリア)のミッチェル夫妻は、その事実を知らせないまま、息子のザック(ニック・ロビンソン)とグレイ(タイ・シンプキンス)の2人を話題のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」に行かせます。ジュラシック・ワールドを切り盛りしている運営責任者はカレンの姉、クレア(ブライス・ダラス=ハワード)で、その手に委ねておけば安心だろう、というわけでした。
 しかし、パークの経営に頭がいっぱいのクレアは、2人の甥の面倒を見る余裕がなく、助手に任せてしまいます。2人の少年は助手の目を盗んで勝手に広大な施設のあちこちをめぐり、当初は乗り気でなかった兄のザックも、巨大なモササウルスの姿を見て興奮します。
 その頃、クレアの元を、好奇心いっぱいで目立ちたがり屋のマスラニ社長が訪れます。クレアとウー博士は、開発したばかりの新種で、ティラノサウルスをベースに作りだした最強最大の肉食恐竜「インドミナス・レックス」をマスラニに披露します。マスラニはあまりにも強力過ぎる新種に危惧を覚え、海軍からスカウトした危機管理の専門家オーウェン(クリス・プラット)の意見を聞くようにクレアに命じます。しかし、クレアはそれを聞いて表情を曇らせます、というのも、クレアとオーウェンはかつて恋愛関係にあって、うまくいかなかった元カップルだったのです。
 オーウェンは、子供のころから手なずけてきた4匹のヴェロキラプトルを、チームとして統制できるまでに成功していました。それを見たインジェン社の警備責任者で元軍人のホスキンス(ヴィンセント・ドノフリオ)は、恐竜を兵器として軍に売り込もうと画策し始めます。
 そんなオーウェンの元を訪れたクレアは、インドミナス・レックスの管理について協力するようにオーウェンに求め、2人の元恋人はぎくしゃくしながら、レックスの施設にやってきます。しかしここで、手違いからインドミナス・レックスは暴走を始め、結局、檻を破って逃げ出してしまいます。2万人の観客を守ることができるのか、騒然とする中、クレアは2人の甥のことが気になり、助手に連絡しますが、少年たちはすでに行方不明になっていました。
 動揺したクレアはオーウェンの助けを得て、2人の甥を救出するべく森の中に踏み込んでいきます。このどさくさに紛れて、ホスキンスは怪しい動きを見せ始め、恐竜の軍事利用のために必要なデータを取るべく勝手な行動をとり始めます。マスラニは自らヘリコプターを操縦し、レックスを射殺しようとしますが・・・。

 ということで、もちろん純然たるエンターテイメントですから、何か難しく考える必要はないわけですが、これは恐竜というものを扱った一種のパニック映画であり、パニック映画では、人間模様がある程度、的確に描かれていないと盛り上がりません。本作では、ざっと見ただけでも壊れかかっている夫婦と親子、仲の悪い兄弟、疎遠な姉と妹、ダメになってしまった元恋人、経営感覚に走る新しいスタッフと、ジュラシック・パーク時代からのスタッフの確執、怪しい軍産複合体の暗躍・・・などと、巧妙に描き込まれていて、十分に感動を呼びます。そして、一連の騒動を経て、家族や恋人たちが絆を取り戻していく、というのはこういう作品の王道パターンであるわけですが、本作は非常に明快かつ上手に描いていて、よくよく考え抜かれた脚本だと思います。ドラマ的にもなかなか感動を呼ぶシーンが多いんですよ。そして、1作目へのリスペクトを大いに感じさせるシーンが随所にあり、その意味でもよく出来た作品です。
 ということなので、安心して見ていられるファミリー映画・・・なのかというとそうも言いきれない部分もあって、何しろかなりたくさんの人命が失われるのです。戦争映画並みに人が死にます。恐竜もたくさん、命を落とします。本シリーズ恒例の、恐竜に襲撃されるスリル満点の恐怖シーンもしっかりあります。要するに、かなり残酷な描写も多い映画です。
 恐竜や翼竜、そして今作の目玉の一つであるモササウルスの描写は見事の一言。それは20年以上の歳月を感じさせるもので、本当にこのような生物がいるとしか思えない映像です。今では当たり前、といってしまえばそれまでながら、本当にすごいですね。
 そして、このシリーズの真のスターであるティラノサウルス・レックスは終盤になって満を持して登場します! その雄姿をぜひ大画面でご覧いただきたい作品ですね。

 
 

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