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2014年10月14日 (火)

華麗なるナポレオン軍の軍服、発売中!

台風19号、皆様のご当地ではいかがだったでしょうか。関東地方では、当初見込みより台風のスピードが上がり、朝の通勤時間直撃、という最悪のパターンを免れてとりあえず、ラッキーでしたね。
 ということで、今日も宣伝です。辻元よしふみ、辻元玲子の翻訳本、「華麗なるナポレオン軍の軍服」(リュシアン・ルスロ著。辻元よしふみ、辻元玲子 監修翻訳)が、好評発売中です!

 ナポレオン時代、というとひとつのトピックが、勲章を軍人が胸に飾り始めた時代、でもあるのです。有名なレジョン・ド・ヌール勲章も1802年、ナポレオンが共和制執政官時代に創設したものですね。以来、210年以上の歴史があるわけです。4_2



 なんであの勲章は五角形なのか? あれも意味があるんです。それまでの勲章というのは、基本的にキリスト教的な文化でした。神様の名のもとで組織した騎士団の紋章、というのが本来の勲章というものです。だから十字型のものが多いんですね。それがやがて、神様の名と、王様の名の下で、ということになっていくのです。しかしレジョン・ド・ヌールはフランス革命の産物です。だからキリスト教の要素を排除するために、十字型ではなく、あえての五角形なのです。
よって、ナポレオンの時代にはレジョン・ド・ヌールの等級に「十字章」という名はなかったのですが、その後の王政復古で十字型でないにもかかわらず、「グランクロワ(大十字章)」などという名になって今日に至っておりますが、制定の経緯からいうと変な話なわけです。
 まあとにかく、軍人が胸に勲章を飾る、ということひとつとっても、現代的な戦争とか、軍人とか、軍服というものの原型が出来上がったのが、ちょうど200年前、日本でいうと江戸時代後期のナポレオンの時代だったわけです。
 
 この本は、フランスの軍装学Uniformologyの第一人者で、著名な歴史復元画家だったリュシアン・ルスロ氏(1990年没)が人生をかけて描いたナポレオン軍のイラストと研究成果をまとめたものです。私ども夫婦から見ると、軍装学、服飾史および歴史復元画の分野での大先輩にあたる偉大な方です。研究成果が認められ、フランス陸軍の公認画家にまでなりました。Napoleon_cover_2



 本書では、ナポレオン軍の制服や帽子ばかりか、装備品や刀剣、小銃、さらに馬具や砲車、当時の消防車まで掲載されており、あまり実態を知られていない当時の国家憲兵や海兵、輜重兵(しちょうへい)とか、消火任務にあたった親衛工兵といった特殊な支援兵科まで取り扱っています。ぜひご一読ください!

 詳細は以下の通りです。

タイトル:華麗なるナポレオン軍の軍服~絵で見る上衣・軍帽・馬具・配色
原書タイトル:Napoleon's Army 1790-1815
著者:リュシアン・ルスロ(Lucien Rousselot)
監修翻訳:辻元よしふみ、辻元玲子
体裁:A5ヨコ判/並製/224頁オールカラー
定価:本体2450円(税別)
ISBNコード:ISBN978-4-8373-0743-3 C3071 2450E
分類:一般/ビジュアルで伝える知識の本
   漫画家必携書/マンガやアニメを描く際に役立つこんな本もあります!

<内容>Napoleon_data03



1790年~1815年に、全欧州を席巻したナポレオン軍。
本書は、フランス陸軍公認画家であったルスロによる、ナポレオン軍の軍服研究の集大成とも言える図版集です。軍服・軍帽・銃や小物入れ・装備・馬具などの、細密で色鮮やかなカラー図版が現代に蘇ります。
貴重な歴史資料としてはもちろん、ファッション・デザインの基礎知識として、また、マンガやイラストなどの創作時の参考にもぜひお役立て下さい。
凛々しい軍人たちの立ち姿、颯爽と軍馬にまたがる姿は、作画時の参考にもおすすめ。
ナポレオン、軍服、フランス好きの方へのギフトにも最適な、眺めるだけでも価値のある一冊です。Napoleon_data10

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