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2014年5月30日 (金)

日刊ゲンダイ「辻元よしふみ鉄板!おしゃれ道」掲載が延びます。

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 日刊ゲンダイの私・辻元よしふみの連載「鉄板!おしゃれ道」はあす発行号に掲載予定でしたが、編集の都合により1週間、延びまして6月7日号に掲載となりました。ご愛読の皆様、宜しくお願い申し上げます=写真は寂しいので載せただけで無関係です(笑)。

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2014年5月25日 (日)

ナバホ族の指輪と「ニセもの」勲章

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 おっと、5月17日以来、また更新が滞っています・・・何もないのか、というとウソだったりします。進行中の話もあったりしますが、かといって発表するには早すぎる、という具合でして。そんなわけで、今日は話題として、このところ手に入れたちょっとしたアイテムをご紹介いたします。このクマさんの存在感ある銀の固まりは何かといいますと、指輪です。アメリカ先住民・ナバホ族が手作りした一品で、指にはめるとこんな感じ。相当に迫力があります。葛西のチチカカさんで、破格の安値で売っていました。20140525193923



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  もうひとつは、新宿の丸井アネックス7階のアクセサリー店で見つけた「勲章型」の飾りもの。まさに勲章そのもので、取り付け部分も本物同様のピンになっています。が、メダルの部分は時計のモチーフでちょっとファンシー。本物ミリタリーではごつすぎる、けれどそういうテイストの格好がしたい、という人には待ってました、のアイテムかと存じます。私も今日はぶら下げております・・・。

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2014年5月17日 (土)

日刊ゲンダイ「辻元よしふみ鉄板!おしゃれ道」第25回・「流行りのシャツの襟」

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 きょう5月17日発売「日刊ゲンダイ」のp12(カラー)に私、辻元よしふみの連載「鉄板! おしゃれ道」第25回が掲載されました。今回は「いま流行りのワイシャツの襟は?」です。本連載は隔週土曜日掲載で、次回は5月31日(土)発売号の予定です。

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2014年5月12日 (月)

新宿伊勢丹にて近影。新刊に向けて奮闘中です。

 

20140508174650 2日に「テルマエ・ロマエⅡ」の映画評を載せてから10日ほど、更新しておりません。そろそろ「ひょっとしてまた病気?」と仰る方もいるかも・・・ということで、なんの意味もありませんが、先週、新宿の伊勢丹で撮影した私どもの近影です。このように元気にしております。はい、本当にそれだけです。今、2冊ほど進行中の書籍の話があり、いずれも大詰め段階に入っていまして、奮闘中です。2冊とも盛夏から初秋までには世に出したいと思っております。詳細が見えてきましたらまたご報告します。

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2014年5月 2日 (金)

テルマエ・ロマエⅡ

20140502044505  2012年4月公開の大ヒット映画「テルマエ・ロマエ」から2年、その続編である「テルマエ・ロマエⅡ」THERMAE ROMAE Ⅱを見ました。武内英樹監督、阿部寛、上戸彩、北村一輝、市村正親、宍戸開、竹内力といった製作・出演陣は再結集、さらに元横綱の曙、元大関の琴欧洲、それに松島トモ子、白木みのるといった大御所まで出演して花を添えています。
 いうまでもなく、ヤマザキマリの原作コミックを下敷きにしているのですが、前作以上にオリジナル度の高いストーリーになっているようです。要するに本作は、阿部の演じる古代ローマ時代のテルマエ(浴場)設計技師ルシウスが思い悩む→現代日本の浴場にタイムスリップする→勝手な思い込みや誤解をしながら、珍騒動を繰り広げる→ローマ時代に戻って、日本で見た銭湯や温泉の技術、デザインなどをなんとか再現する→いい加減な記憶と技術的制約で、奇妙にローマ化した日本風のテルマエが出来る、という流れの繰り返しになっています。それは一作目から同じ黄金パターンなのですが、水戸黄門のシリーズと同様、この繰り返しそのものが分かっていても、とにかく珍妙でおかしい。単純に笑えるシーンが多いという意味では、前作よりそういう要素も回数も多い、と思います。よく続編を作るにあたって、変に新味を出そうとひねり過ぎたり、凝り過ぎたり、という作品もあるものですが、本作は素直に前作で観客に受けたパターンをしっかり踏襲していると思います。つまり、「テルマエ・ロマエはこうでなくちゃ」というところを続編化してくれた作品です。
 ◆ ◆ ◆お話は・・・。古代ローマ帝国は第14代ハドリアヌス帝(市村)の時代。先代トラヤヌス帝の際限ない領土拡大政策を改め、国境線を後退させたハドリアヌスは、ルキウス(阿部)を重用してテルマエを各地に造り、平和な国づくりを推進しようとしていました。しかし、それを快く思わない元老院議員の一部が反発、コロッセウム(闘技場)でアケボニウス(曙)らグラディエーター(剣闘士)たちに血なまぐさい戦いを繰り広げさせ、市民を好戦的な方向に扇動しようとしました。ある日、ルキウスは闘技場に招かれ、元老院議員から剣闘士たちを癒すテルマエを建造するよう依頼されます。その場で、次期皇帝候補ケイオニウス(北村)と出会いますが、ケイオニウスは北方のパンノニア属州にいるはずで、しかもなぜか旧知のルキウスのことを覚えておらず、その態度にルキウスは不信感を覚えます。新たなテルマエ造りに思い悩む彼は、例によって現代日本にタイムスリップ。その風呂場には、現代日本の剣闘士である相撲部屋の力士たちがひしめいており、ルキウスはマッサージ器やバスクリン、また非常に平和的なルールに終始する相撲に心動かされます。相撲巡業の桟敷にはお風呂専門誌のライターになっている山越真実(上戸)がいて、ルキウスが再び日本を訪れたことを知り驚きます。ルキウスはローマに戻って新しいテルマエを造り大成功。続いて皇帝補佐官アントニヌス(宍戸)の依頼で子供向けのテルマエ、ハドリアヌスの命令でバイアエに新たな大温泉郷を相次いで建造することになり、さらに寒冷なパンノニアのケイオニウスの陣中に簡易風呂を送ることまで依頼されます。その都度、悩んでは日本にやってきて、真実と再会し・・・を繰り返しますが、ルキウスの予想以上の手腕に驚いた元老院議員たちは、ルキウスの暗殺を画策。さらに、彼らはとんでもない陰謀を巡らせてローマ帝国を支配しようとしていました・・・。
 ◆ ◆ ◆ということで、基本的にやたら難しく考えたり、時代考証面をうんぬんするべき作品ではないわけですが、そうでありながら冒頭の大コロッセウムを再現した映像の見事さには目を見張ります。剣闘のシーンでは、勝利したアケボニウスが場内を見まわして観衆の意向をうかがいますが、あれは史実通りで、観衆が親指を下に向けて「殺せ」と叫ぶ声が多ければ、剣闘士は敗者を殺すことになっていました。ローマのセットはブルガリアに半年もかけて作られ、ことにコロッセウムは高さ50メートルの巨大な建物を再現したそうで、このへんの本気度は前作を上回るものがあります。
 また、エンディングにかけてのルシウスと真実の恋の行方・・・というのも美しく描いています。ここもなかなかの仕上がりで、印象深いですよ。そういえば、前作同様、タイムスリップのたびにオペラの歌曲が流れ、謎の歌手が歌うシーンが今回もありますが、これだけでちょっと独立した寸劇になっているのが、またかなりおかしいです。
 まさに安心して見ていられる娯楽路線の王道作品で、決して期待を裏切りません。本作に何か新たな要素を求める人はあまりいないと思いますので、前作が面白かった人は迷わずご覧になっていい快作ではないかと思います。私が見た場内も大受けでした。コメディー作品でも、これだけ実際に場内で反応がある作品は珍しいのではないでしょうか。

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2014年5月 1日 (木)

トム・ヒドルストン「コリオレイナス」

 オープンしたばかりの日本橋・室町コレド2のTOHOシネマズ日本橋にて、トム・ヒドルストン主演の舞台を映像化したナショナル・シアター・ライヴ「コリオレイナス」を見ました。これは2月までロンドンで公演していたお芝居で、4月25日~30日の6日間限定で全国の東宝系映画館で公開されました。事前に申し込んで抽選で予約できる、というシステムで、最後の30日の回も会場は満席でした。
 原作はかのウィリアム・シェークスピア。「オセロ」とか「ハムレット」みたいな知名度はない演目ですが、古代ローマ時代の悲運の名将をテーマにした非常に考えさせられる内容。400年も前のエリザベス朝に書かれたとは思えないほど現代的な内容で、ことに民主主義とは何か、という政治的な重いお話を扱っています。
 主演のトム・ヒドルストンは「マイティ・ソー」シリーズのロキ役でブレイクし、今や「トムヒ」の愛称でアイドル的な人気を誇ります。ある雑誌で「世界一セクシーな男性」に選ばれたこともあって、女性ファンの注目度は絶大。しかしこの芝居での彼は、重厚なシェークスピア史劇を渾身の力で演じています。かつてはイアン・マッケランの当たり役だったという難しい役どころを、全身血まみれになったり、頭から水を被ったり、男性とのキスシーン、さらに天井から逆さづりになったり、と大変な体当たり演技で見事にこなしておりました。
 時代は都市国家ローマがまだイタリア半島の小さな勢力だったころの物語。王政が廃止されて貴族と市民の合議による共和制に移行したばかり、貴族が牛耳る元老院と一般市民の対立を調停する護民官が任命されるようになった、という時期が背景です。ローマ軍の最優秀の将軍であるマーシアス(ヒドルストン)は、数々の武功に輝いていましたが、一般市民に対する態度は尊大で、旧友の貴族メニーニアスのとりなしにもかかわらず、はなはだ人気がない人物。そんな彼の人間性は野心家の母親ヴォラムニアの育て方によるもので、彼女の望みは、息子がさらに立身して共和時代ローマの最高官職である執政官になることでした。今回の戦争でも、隣国ヴォルサイの将軍オーフィディアスを破って都市コリオライを陥落させ、コリオレイナスという名誉称号をコミニウス将軍から与えられます。得意の絶頂となったコリオレイナスはローマに凱旋、執政官の候補となり、市民の投票を経て正式に就任しようとしますが、これを嫌った護民官たちが民衆を扇動してコリオレイナスを失脚させ、ついに国外追放にしてしまいます。復讐の念に燃えたコリオレイナスは、これまでの宿敵であるオーフィディアスの元に身を寄せ、ヴォルサイ軍の司令官としてローマを滅ぼすことを決意。コリオレイナス率いるヴォルサイ軍はついにローマを陥落寸前に追い込みますが、その前に現れたのはかつての親友メニーニアスと、妻子、そして母親でした・・・。
 というような話で、突出した存在を英雄として持ち上げておいて、後で嫉妬と誹謗中傷をまきちらして失脚させる、という民主主義の衆愚化の傾向を見事に描き出しています。今ならマスコミの役割を果たしていそうなのが護民官たちで(事実、護民官=トリビュヌスの名が今の新聞社の名称、たとえばシカゴ・トリビューンなどと使用されています。マスコミは権力と市民の間に立つ護民官の後継者という側面が本来、あるわけです)、その舌先三寸で民衆は右に左に簡単に態度を変えていく。非常に嫌な後味があります。
 20140430234447 20140430234337 それにしても、なんだかキスシーンが多い作品でして・・・。男女のノーマルなキスもかなり何度も出てきますし、何よりも男性同士のぶっちょりシーンはかなりビックリしました。いえ、この作品でこういうBL的な演出が出てくるとは思っていなかったもので・・・。トムヒ様ファンの女性はドキドキしてしまったのでは?
 もともとバナナ倉庫だったという狭い舞台をあらゆる手法で端から端まで使い、よくもこんな風に効果的に見せるものだなと感心させられました。派手なセットもなく衣装も地味。なのにスケールの大きな史劇にちゃんと見えるのがすごいです。
 それにしてもトム・ヒドルストン、大変な演技派です。ただのアイドル的な俳優ではありません。その実力のほどがよく分かりました。本当に6日間だけの限定的な公開でしたので、見られてよかったです。=写真は「スクリーン」5月号の紹介ページ=。

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