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2013年10月 7日 (月)

プレパラトリー・スクールについて。

 土曜日の日刊ゲンダイに載せた「鉄板!おしゃれ道」の「プロデューサー巻き」の記事について、以下のような書き込みがありました。

コメント
> プレップスクールの解釈の間違いに付いて。
> プレップとは、私学の事で、予備校ではありません。
> 間違った知識を正し、訂正をした方が宜しいです。
>
> 投稿: TED LEE | 2013年10月 7日 (月) 14時22分

 これに対しまして、私は下のような書き込みを返しました。

> TED LEE殿
>
> プレパラトリースクールが私学のことで、日本で言う、受験で浪人した人が通う予備
> 校でないことぐらいは、さすがに浅学の私でも存じております。本文でも「予備学校」
> と書いてあったはずです(いうまでもなく記事は編集部の手がものすごく入っています
> が、ここはそのままだったのでは)。
> 明治の日本では、大学予備門というのがありましたが、あれも今の日本で言う予備校
> ではありません。大学の前に通う学校の意味です。
> そういうわけで、紙面の都合で説明が不足していたことは認めますが、「間違った知
> 識を正し、訂正をする」つもりは全くありませんのであしからず。
> ついでに老婆心で申しますが、こういうときに書き込む場合は、鬼の首を取ったよう
> に得意になって書くのでなく「きっとご存じかとは思いますが・・・」とか「・・・と
> 書く方がよかったのではないでしょうか」などと書かれては如何でしょうか。私ならそ
> うします。
> なぜなら、断定的な書き込みは、あなたの不遜さや人間的小ささが際立つだけだから
> です。お元気で。
>
> 投稿: 辻元よしふみ | 2013年10月 7日 (月) 17時21分

 しかしながら、紙面の都合もあり、また米国の学校制度のことなど長々と書いても、あくまでもプロデューサー巻きについて興味のある普通の読者からしてみると、どうでもいい話題ですから、ごく単純に「プレップ・スクール(大学予備学校)」と書いたわけですけれど、やはり人によっては、駿台予備校みたいなものを連想するかも知れません。それで、ここで補足をしておきますと、アメリカの中等教育は普通、9年生~12年生の4年間かと思いますけれど、公立、私立を含めてハイスクール、というのが担っていまして、これが日本語訳で「高校」なわけです。しかし、大学進学を前提とした人は、大学教育を受けるための予備教育を受けるユニバーシティ・プレパラトリー・スクールというのに通うわけです。これを直訳すれば「大学予備学校」で間違いありません。そして、おおむねは私立学校です。また公立高校でも進学クラスを選抜した公立のプレップ・スクールを設けているところもあるそうです。Photo



 オバマ大統領の母校プナホウ・スクールなどは高校レベルまで12年一貫制プレパラトリー・スクールです。こういう事例もあり、ハイスクールでない以上、日本の進学高校のような「高校」という翻訳は出来ないわけで、日本語でいうなら「大学予備学校」というしかないわけです。なお、日本で言う代ゼミとか駿台みたいな「予備校」は、向こうにはそういう概念がないのでYobikōというしかないみたいですね(もっとも駿台の正式名称は駿台予備学校らしいですが。あるいは外国のプレップスクールをイメージした命名なのでしょうか)。アメリカの場合なら、大学適性試験(SAT)向けのTest preparation(試験準備)というのが一番近いサービス概念でしょうか、カプラン社がやっているような。

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