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2013年2月23日 (土)

日刊ゲンダイ「辻元よしふみウンチク堂」第47回「ビートルズのブーツ」

20130224025504  日刊ゲンダイ連載「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第47回が、きょう23日発売号に掲載されました。今回は「ビートルズが履いて人気を博したのは何ブーツ?」として、冬の風物詩ブーツのいろいろを紹介。本連載は隔週土曜日掲載(次回は3月8日発売号の予定)です。

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2013年2月19日 (火)

松屋銀座の「イプリミ銀座」さんで。

このほど、わたくし辻元よしふみ、46歳の誕生日を迎えました。松屋銀座8階の「イプリミ銀座」様http://iprimi.jp/ginza/で、お祝いのデザートをいただきました。イプリミ銀座様、ありがとうございました。20130219161023

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2013年2月14日 (木)

ゴーストライダー2

 公開中のニコラス・ケイジの新作「ゴーストライダー2 Ghost Rider Spirit Of Vengeance」を見てきました。ここ数年、地味な作品への出演が続くアカデミー俳優ニコラス。でも、日本ではやはり私たちのような根強いファンもいるためか、全国で30館とか、40館とかしか公開しないような状態でも、きちんと劇場で見ることはできました。そして、ひさびさにメジャー作品しかやらない舞浜のイクスピアリ・シネマでも本作が公開! おお、今度こそは、と見に行ったのですが・・・同館ではいちばん小さい部屋なんですね。試写会か、という感じの狭い部屋で。かわいそうニコラス。でも今回は、パンフレットも立派なものが用意されているし・・・。20130213212608
 とはいえ、そこはさすがにオスカー俳優です。今作では本当に見事な演技をしていますよ。
 前作の「ゴーストライダー」はコミック原作の映画で、2007年に公開されましたが、なかなかセールス的にもいい結果になりました。悪魔メフィスト役にピーター・フォンダ、ヒロイン役にエヴァ・メンデスと、脇役陣もかなり豪華でした。それに引き比べると、正直に言って、今回は地味ですかねえ。ニコラス以外では、近年、評価が高まっているイドリス・エルバが熱演していました。それから御久し振りのクリストファー・ランバートも重要な役どころ。がまあ、そのほかには、あまり有名な人も出ておりません。
 前作で、地獄の業火に包まれた悪魔のライダーを体内に宿すことになったジョニー(ニコラス)は、悪魔を閉じ込めておくことに疲れ果て、人目を避けて遠く東欧(明示されていませんがルーマニアあたりらしい)に潜伏していました。そのころ、近くの修道院では、一人の少年ダニーが悪魔ロアークに雇われて行動する悪党キャリガンの手により、誘拐されていました。ダニーの母親ナディアはかつて、ロアークと契約して、死にかけていた自分の命と引き換えに、ロアークの子供を胎内に宿すことを承諾。そうして生まれたダニーは悪魔ロアークの子供であり、ロアークは衰えた自分の地上での肉体を捨てて、ダニーの若い肉体に乗り移り、世界を掌握しようと目論んでいたのです。
 修道院を逃れた僧侶モロー(エルバ)は、ジョニーの元を訪れ、かつてロアークと契約を結んだ君なら、少年の行方を探し出せる、彼を救出してくれたら、自分の教団の力で、君にかかっている呪いを解いてやるから協力してほしい、と依頼します。体内の悪魔との戦いにうんざりしていたジョニーはこれを承諾、ロアークの魔力を感知してライダーに変身し、ダニーを拉致しているキャリガンを襲います。結局、二転三転の後、ナディアと共にダニーを助け出すことに成功したジョニーは、モローが所属するメソディウス(ランバート)の秘密教団の元に身を寄せます。ジョニーはここで、呪いを解き放たれ、ついにライダーから解放されます。しかし、秘密の僧院はまたもキャリガンに襲撃されてダニーが奪い去られてしまいます。ロアークがダニーを使ってパワーを取り戻す儀式は間近に迫っています。力を失ったジョニーは、いったいどうするのでしょうか・・・?
 といった展開です。まあ、全体にこじんまりした作品で、正味の上映時間も95分ほど、と大作とはいえません。が、ニコラスの熱演ぶりは、いいです。今回は、前作と違い、ライダーに変身した状態の演技もニコラス本人がちゃんとやっており、オートバイを乗り回すシーンもスタントを使わず自分でやっている、ということからも力の入れようが分かります。体内のライダーが出てきそうなのを必死に抑えるジョニーの狂気の演技ぶり。ここは見ものです。
 イドリス・アルバの破戒僧ぶりもいいです。この人の存在感が映画の格を上げていると思います。
 どーんと豪華な超話題作、とは言い難いわけですが、要所はしっかり締まっていて、楽しめる娯楽作品だと思いました。そろそろ、もう少し大きな作品に出てほしいんですけどね、ニコラス。

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2013年2月 9日 (土)

日刊ゲンダイ・辻元よしふみ「ウンチク堂」第46回・ダッフルコート

 日刊ゲンダイ連載「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第46回が、きょう9日発売号に掲載されました。20130209182154 今回は「ダッフルコートの起源は北海漁師の冬の労働着」として、漁業現場や戦場で着られたダッフルコートなどの歴史を紹介。本連載は隔週土曜日掲載(次回は2月23日発売号の予定)です。

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2013年2月 7日 (木)

「所さんの教えてくれない」で登場のチョギルマ帽を入手!

先日、2月1日放送の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」で、私も出演しまして取り上げました、中央アジア・ウズベキスタンの民族帽「チョギルマ」が、私の手元に届きました。20130207162524 番組スタッフの皆さんのご好意で、私にも御土産として買ってきてくださいました。番組で所さんが言っていたように、少し「獣臭い」のですが、思ったほどきつい匂いでもありません。また意外に軽いです。確かに、この種の帽子が、英国近衛兵の帽子にまで行き着いたのだろう、と思わせる帽子です。ちょっと日本で被って歩くには勇気が要りますが・・・。

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2013年2月 2日 (土)

「所さんのそこんトコロ」御視聴ありがとうございました・辻元

 昨日、2013年2月1日夜、無事に「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」がテレビ東京系で放映されました。「大調査!アジア大横断ロンドン近衛兵の帽子なぜ巨大?ついに発見秘密は最強騎馬帝国」をご覧になった皆様、いかがだったでしょうか。とにかく台本通りにきちんと「黒くてデカイ帽子」というキーワードを言わないといけない、という役回りで、収録は本当に緊張しました。私の言葉で「現地に行く」という展開でしたので。20130201184210_2
 さて、あの種の毛皮の帽子は、欧州では一般総称的にカルパックKalpak帽と呼んでいます。これはトルコ語が由来の言葉で、オスマン帝国から欧州にああいう帽子が入ってきたことを示唆しています。それで、今回はロケ隊がこの種の帽子の起源だろうと思われる中央アジア、ウズベキスタンまで行ってくれました。現地では今日、この帽子はチョギルマと呼んでいることが分かった次第です。このチョギルマというのは、おそらくモンゴル語の語彙ではないでしょうか。そして、当地にあったヒヴァ・ハン国でこれが被られていたということです。この国の一部地域が現在ではカラ・カルパクスタン(黒い帽子の人々)と名乗っているのも、関連があるでしょう。
 で、番組では欧州に伝播した後のことは、ざっくりと紹介しました。あまり細かい話をテレビ番組でしても、盛り上がりませんので。要するに、オスマン帝国と14世紀に戦ったセルビア騎兵が、ハンガリーに逃れ、ここでハンガリー軽騎兵が成立。彼らがこの毛皮の帽子を欧州で被り始めたようです。そして、ハンガリー騎兵はフランス軍に編入されました。以来、フランスの軽騎兵連隊の精鋭中隊がこのカルパック帽を被るようになり、エリートの帽子、ということになりました。そこで、当時、フランス軍の中でやはり精鋭とみなされていた擲弾兵(てきだんへい)連隊もこの種の毛皮の帽子を採用。
 1815年のワーテルローの戦いで、ナポレオン率いるフランス軍の最精鋭部隊、皇帝親衛擲弾兵連隊を、英国の近衛擲弾兵連隊が撃破。英国側の勝利に大きく貢献しました。かくて、英国近衛擲弾兵連隊は、勝利を記念してフランス式の毛皮帽を被るようになります。1831年には、同連隊以外の近衛コールドストリーム、近衛スコッツ連隊もこれを被ることになり、さらに1900年代に近衛師団に加わった近衛アイリッシュ、近衛ウェルシュ連隊もこの帽子を踏襲、近衛兵と言えばベアスキン帽、というのが定着したわけです。
 軽騎兵の被るカルパック帽(英国ではバズビー帽とも呼びます)と、擲弾兵の被るベアスキン帽は、ナポレオン軍の時点ですでに、かなりデザインも異なり、今では基本的に別物として考えられています。とはいえ、起源が中央アジアの遊牧民の帽子で、オスマン帝国から入ってきた、というところまでは同じ帽子であったと考えられます。
 ◆  ◆  ◆
 ところで、私の部屋にナポレオンの軍服を着たテディべアがあったのを気付かれたでしょうか。これはドイツのハーマン社のベアで、世界限定500体の中の1体。我が家のものはシリアル番号20と足の裏に入っています。もう10年ぐらい前に輸入業者から買ったので、現在では手に入らないと思います・・・。20130201075022
 また、私はかなり鮮やかな服を着ていたと思いますが、あれはタキザワシゲルのオーダー・スーツで、シャツはやはりタキザワシゲルの中でも、柳下望都さん渾身の完全ハンドメイド、手縫いのシャツです。締めていたネクタイは、エトロ(ETRO)のオーダー・タイでした。ご参考までに書いておきます。

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2013年2月 1日 (金)

所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!出演記念・英国近衛兵の話⑤

  本日、2月1日午後9時より、テレビ東京系「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」に、わたくし、辻元よしふみが出演いたします。内容は「英国近衛兵の帽子の謎」について。出演そのものは1分ほどですが、その後の内容も監修させて頂いております。ぜひ、お時間が有ればご覧いただければ、と存じます。なお、大橋未歩アナウンサーが御病気のため、この回から秋元玲奈アナウンサーが出演されるそうです。
 今回の出演にちなみまして、今週は英国近衛兵に関する話題を書いております。今日は、英国近衛師団の五つ目の連隊、近衛ウェルシュ連隊の制服を紹介します。
 近衛ウェルシュ連隊は、ウェールズを基幹とする部隊で、近衛師団の五つの連隊の中では最も若く1915年、第一次大戦中に編成されました。時の国王、ジョージ5世(現在のエリザベス2世陛下の御祖父さん)が同年2月、ウェールズだけ近衛連隊がないことを気にし、戦時下ということで、国民統合を強調するためにもウェールズの部隊を加えるよう、陸軍大臣キッチナー元帥に命じたそうです。その命令の翌月にはさっそく部隊が創設され、今日に至っています。Red20guards20tunic20closeup_01
 なぜウェールズだけ近衛連隊がなかった、といえば、スコットランドやアイルランドよりも早く13世紀には、イングランドに統合された国だったためです。そのころから、イングランドの王太子はプリンス・オブ・ウェールズ(ウェールズ大公)と名乗るようになりました。そして今の連合王国のチャールズ皇太子も、この称号を名乗っています。
 そういうわけで、この連隊の名誉連隊長はチャールズ皇太子が務めています。
 近衛ウェルシュ連隊の制服は、「5」を基調として、5個の金ボタンが2組で10個、並んでいます。袖口にも5個のボタンが付き、1個ずつ区切り線があります。
 ◆  ◆  ◆
 そして、近衛連隊共通で被っているのがベアスキン(熊毛)帽。詳しい来歴は「所さん」の番組に譲りますが、1815年に近衛擲弾兵連隊で採用され、31年にコールドストリーム、スコッツの両連隊にも使われるようになってから、近衛連隊の象徴となりました。高さは約46センチ、重量は680グラムほどだといいます。英連邦であるカナダのヒグマの毛皮を用いますが、近年は動物愛護団体などからの苦情もあり、また同様の帽子を被る他の部隊や、外国の部隊では人造毛皮に切り替えていることもあり、素材の見直しが検討されているようです。なお、この帽子には連隊ごとに異なるプラム(羽飾り)を付けます。近衛擲弾兵連隊は帽子の左側に白いプラムを、コールドストリーム連隊は右側に赤いものを、スコッツ連隊は何もつけません、アイリッシュ連隊は右側に青いプラムを、そしてウエルシュ連隊は左側に白・緑・白という配色のプラムを付けます。Bearskin_798548c
 それにしても、17世紀以来の伝統を今日に伝える英国近衛兵。いかにも英国を思わせる存在といえますね。

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