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2012年12月28日 (金)

『対談 東の艮斎 西の拙堂』

年末も押し詰まりましたが、このたび、私の大学時代のサークルの後輩で、現在は福島県郡山市の安積国造神社の宮司を務める安藤智重さんが新刊書『対談 東の艮斎 西の拙堂』(歴史春秋社)を刊行されました。20121228011311
 安藤さんは、郡山にもう古墳時代の昔から鎮座する同神社の第64代、直系の後継者で、また幕末期に活躍した儒学者・安積艮斎(あさか・ごんさい)の父から9代あとの縁者、という立場の方ですが、これと、やはり幕末に活動した斎藤拙堂の子孫、斎藤正和氏が対談した内容をメインに、関連資料を加えた一冊です。
 対談の内容は多岐にわたりますが、お二人の強く言われているのが、精神教育がなくなって、責任感やリーダーシップの欠落した日本の現状への危惧です。「士」としての強い責任感や大局観を養う教育がなくなり、最近でいえば東京電力や政府の幹部の無責任ぶりを見ていると、日本の戦後教育の何が問題だったのか、露わになっている、という視点が強く感じられます。ことに福島県在住の安藤さんにとっては、ことは他人事でないわけです。
 序文を前福島県知事の佐藤栄佐久氏が寄せているのも注目されます。
 本体価格1200円。発行元は歴史春秋出版(電話・0242-26-6567)。

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