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2012年10月16日 (火)

柳下望都さんのフルハンドメイド・スーツ

 本日、前回この欄でお知らせした「粋美挿画展2012」のご案内を持って、銀座の「サローネ・オンダータ」を訪れました。特にこちらの柳下望都さんは、我が家のイラストレーター・辻元玲子さんの展覧会に以前もおいでいただいているので、今回もご案内しようと思ったわけです。
 それで、先頃、発売された季刊誌「メンズ・プレシャス」にも掲載されていましたが、柳下さんの手縫いによるオール・ハンドソーン・ビスポークというスーツが正式に発売されております。これの経緯と申しますと、そもそも今から4年ほど前に、私が「型紙から起こすオール・カスタムメイドはオンダータにはないのですか?」と質問したところ、滝沢滋さんから「完全手縫いで作りましょう」というご返事があり、元々は私・辻元個人用の特別注文で始まったようなわけでした。
 そして、このプロトタイプが完成するのに2年ぐらいかかったのでありますが、昨冬に私のワードローブにこれが加わったわけです。そして、このほど、柳下さんによるフルハンドメイド・スーツが正式ラインナップに加わったということであります。
 なにしろほとんどお一人で完全手縫い、それにほかにもいろいろご多忙、というわけで、やはり今、注文すると1年半から2年はお待ちいただく、ということだそうです。
 しかし、こちらの総手縫いは基本から違いがあるとのことで、要は、19世紀半ば以後、服作りが既製品化、大量生産化する以前の注文服の製作法を再現する、というテーマを持っているそうです。現在、手縫いのスーツといっても、その多くは、工場で量産される工程の機械の部分を人間に戻す、というのが普通だそうです。タキザワシゲルの場合、そこが違うのだと言います。20121016155800
 ということで、オンダータの玄関入ったところに見本が飾られています=写真中央=。繊細きわまりないハ刺しが丹念になされたそれは、手工芸のすごみを見せてくれています。

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