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2011年11月29日 (火)

いよいよ師走ですが。

 いよいよ11月も終わりで師走ですね。年の瀬ってやつですね。いやあ、今年は我が家的には、次に出す本(『図説 軍服の歴史5000年』 彩流社)の最終作業に追われて、夏場からずっとこう、緊張感が続いております・・・なんか時間のたつのが長いような、短いような感じであります。
 とにかく早く楽になりたい、というような・・・まあ、もう一息なんですが、なかなか。
 私も今まで、共著とか雑誌や新聞に執筆でなく、個人の本としては10冊ぐらい、出版してきましたが、今回が今まででいちばん難航していますね。
 早く皆様にお目に掛けたい気持ちで一杯なのですが、もうしばらくお待ちを・・・。

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2011年11月23日 (水)

何歳まで働きたいですか?

 こんな記事を見かけました。「転職サービス「DODA(デューダ)」を運営するインテリジェンスは、25歳〜39歳のビジネスパーソン1,000人を対象にアンケート調査を実施した。調査ではまず、正社員として働いているビジネスパーソンに、「何歳まで働きたいか」を質問。すると、男性の93%、女性の73%と、大半の人が「60歳以上」まで働きたいと考えていることがわかった・・・理由としては「年金制度があてにならないため」という声が多く見られた。年金に頼らず、自力で老後の生活費を稼ごうと考える人が多いようだ。もし経済的に余裕があった場合には、何歳まで働きたいと考える人が多いのだろうか。その結果、「60歳以上」と答えたのは男性41%、女性36%だった。・・・また、「経済的に働く必要がなければ、今すぐ仕事を辞めたい」と回答した人は全体の2割未満と少なく、多くの人は働く理由がお金のためだけでないことがうかがえる結果となった」(ナリナリドットコム)ということです。そうなんですか、世間の人々は、お金が十分あっても労働したいものなんですかねえ。私は「全体の2割未満」に完全に入りますね。いまここで大金が突然、手に入ったらそりゃまあ・・・。
 というかね、私の場合、いわゆる会社での労働、ならあまりしたくない。もっと自分がしたいことに力を注ぎたいですね。それはあまりお金に結びつかないジャンルかもしれない、でもそういうことなら死ぬまでやっていたい、という。
 つまり歴史とか服飾史関係の本を書くことなら、身体が動く限りやると思う。そうありたいな、と思っておりますが。
 ◆  ◆  ◆
 ということですが、とりあえず今、全力を挙げている「図説 軍服の歴史5000年」のゲラチェックを進めております。何しろ4年の歳月をかけてきた一冊です。なんとしても早く日の目を見せたい、という一念でやっております・・・。 

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2011年11月19日 (土)

日刊ゲンダイ「ウンチク堂」靴/カスタンジア社提携お披露目

 日刊ゲンダイに連載中の「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第17回が、きょう11月19日(土)発売の紙面(土日版で定価150円)に掲載されます。今回のテーマは「改まった場にはひも付きの靴がベター」としまして、靴の歴史の後編を掲載します。
 今後も、隔週土曜日に、男の服飾史がらみの記事を載せていくことになっております。どうぞよろしくお願い致します。
 ◆  ◆  ◆
 滝沢滋さん率いるスタイル・クリエーションズ社の「CASTANGIA dal 1850」お披露目会というものが、18日に中央区築地のS'apposentu di Aki(サポセントゥ・ディ・アキ)で開かれまして、不肖・私も招待されましたので伺いました。
 カスタンジアというのは、知る人ぞ知るイタリアはサルディニア島にある名門サルトでして、紳士服の世界では「イタリアで現存する最古の歴史を持つサルト」と言われています。実際、1850年創業と言うことは、まだイタリア王国が統一される前、ということになります。歴史に詳しい方ならご承知のように、サルディニア王国こそが、イタリア半島の統一戦争の主力となり、後のイタリア王家になっていくわけでして、実は本流中の本流ということになります。
 で、そのカスタンジア社の最高レベルの製品を、スタイル・クリエーションズ社で取り扱うことになる、その他いろいろ業務提携する、ということだそうです。私もそのカスタンジアの服を見せてもらいましたが、一見すると、結構タキザワシゲル・モデルと似ているような感じがします。非常にスマートでクラシックにして洗練されている、まあ印象から言うと知的な服です。そのへんが滝沢さんと一脈通じるところがあったのじゃないかと推察しましたがどうでしょうか。
 一方、氏の率いるオンダータの基本モデルもモデルチェンジして、お披露目されました。こちらは従来からさらにクラシック色を強めたもののように拝見しました。
 ということで、今まで日本では本当に知る人ぞ知る、という感じの扱われ方だったカスタンジアの紳士服が紹介される、というのは嬉しいことです。
 ちなみに、会場となったサポセントゥ・ディ・アキはサルディニアで修業したオーナー・シェフによる、結構日本でも珍しいサルディニア料理の人気店。滝沢滋さんが最近、個人的に御贔屓のお店と聞きました。私も会社が近いので、これから行ってみようかな、と。
 そうそう。MEN'S EXの松尾健太郎編集長のお姿も見えました。これはぜひ誌面で取り上げて欲しいところです。

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2011年11月18日 (金)

インモータルズ 神々の戦い

 「インモータルズ 神々の戦い」という映画を見てきました。「インモータル」とは不死の者、つまり神々を指します。ギリシャ神話の世界観に基づくファンタジー、ということですが、あの「300」のスタッフが関与しているということで、雰囲気も非常に「300」風、といいますかあれ以上にバイオレンス、率直に言いまして相当に陰惨、人がたくさん死ぬ映画でありました・・・。なお、本作ではテセウスという主人公が活躍します。神話ではミノタウロス退治で有名で、映画の中でもそのようなシーンが出てきますが、しかし神話のテセウスと本作の主人公はあまりつながりはないようです。
 神々とタイタンとの激戦から数百年、タルタロスの地下牢にタイタンたちは幽閉され、復讐の時を待っています。その戦いのときに失われたエピロスの弓は現在、地上にあり、この弓だけがタイタンを解き放つことができる。さて、地上ではイラクリオンの暴君ハイペリオンが、ギリシャ全土を侵略し、さらにエピロスの弓を奪取してタイタンを解き放つことで、天界の神々をも滅ぼそうと企みます。神々の王であるゼウスの切り札は、農夫の青年テセウス。ゼウスは幼少のころから老人に変身して、テセウスを薫陶してきたのです。弓のありかを知っているとして、ハイペリオンから追われる身となった巫女パイドラと共に逃亡することになったテセウスは、母親を殺した仇でもあるハイペリオンを倒そうと誓うのでありました。さて、その顛末は・・・。
 というような流れで、とにかくアクションに次ぐアクション、凄まじい戦闘シーンが続きますが、血しぶきが飛ぶこと飛ぶこと。それに、ハイペリオンというのが残忍すぎ。拷問シーンがまた多いこと。ということで、結構、見終わるとげんなりします。15歳以下は指定付きなのですが、それも納得。
 で、なんといっても存在感を放つのが、暴君ハイペリオンを演じたミッキー・ローク。とにかくまがまがしくてはまり役でしょう。それから巫女のパイドラ役にフリーダ・ピント。まだ上映している「猿の惑星」でも目立っていた彼女ですが、ここにきてぐっとブレイクの予感。主演テセウス役はヘンリー・カヴィル。「スターダスト」のチョイ役などを経験して主演を張れるまで成長してきましたが、まだまだこれから、という新鋭。実は2013年公開の新スーパーマン・シリーズでスーパーマンを演じることになっているそうで、これから有名になること確実の人です。それと、ゼウス役に、こちらも公開中の「三銃士」でアラミス役だったルーク・エヴァンス。ゼウスが化けている老人の役にはベテランのジョン・ハート。と、ミッキー・ローク以外、あまり超有名なスターは出ていず、むしろこれから期待される人たち、という布陣ですが、これはターセム・シン監督の意図したところだそうです。
 今作で目を引くのが衣装、特に神々の衣装が素晴らしい存在感ですが、日本が誇る石岡瑛子さんが担当しています。なんかちょっと、欧米人のデザインと違う感じがしますね、やはり。神様のマントの柄がなんか和風に見えたり。
 ということで、とにかく見終わった印象は「たくさん死んだなあ」というもの。疲労します。ですから鬱気味の人は避けた方がいいかも(?)。

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2011年11月14日 (月)

ゲラが出ました!

 先日、いま進行中の『図説 軍服の歴史5000年』の第3章、第4章のゲラが手元に届きました。だんだん紙面が組み上がってくると、実感が湧いてきてうれしいものです。しかしゲラが出たら出たで、最終チェック・・・これがしんどいですね。ここまで来ても気になるところは次々に出てきます。やれるだけのことはしたい、と思いますから。ということでもう少し、お待ちくださいませ。
 ◆  ◆  ◆
 ほお・・・なにやら面白いことになってきたな、と。ま、これはつぶやきみたいなものです。

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2011年11月10日 (木)

TPPってどうなんですか?

 TPPについてどう思いますか、なんて話題はこのブログでは避けております。面倒くさいですからね。しかしまあ・・・妙に、これさえやればバラ色の未来、とかバスに乗り遅れるな、みたいなことを言う人たちは信用できない、とだけは言っておこうかと。なにかと農業のことばかり言っているようだが、実はいろいろな分野にわたっている、ということはようやく知られるようになってきたかもしれません。
 後でとんでもないことだった、という話になりかねない気もしますが、さて。
 私はね、アメリカって国がどうしても信用できないんです。
 ◆  ◆  ◆
 お待たせしております『図説 軍服の歴史5000年』ですが、いま、懸命に最終作業中です・・・とにかくイラストの多さに手こずっていますが、目標は年内、遅くとも新年早々に刊行、ということで鋭意、やっております。
 最後の最後まで気になるところは出てくるのですが、まあ、きりがありませんので。もうしばらくお待ち願えれば、と存じます。

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2011年11月 4日 (金)

日刊ゲンダイ連載「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」革靴

 日刊ゲンダイに連載中の「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第16回が、11月5
日(土)発売の紙面(土日版で定価150円)に掲載されます。今回のテーマは「革靴にかかとがついたのは17世紀」としまして、靴の歴史の前篇を掲載します。
 今後も、隔週土曜日に、男の服飾史がらみの記事を載せていくことになっております。どうぞよろしくお願い致します。

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2011年11月 3日 (木)

三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

 「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」というのを見てきました。これはもう全くの娯楽大作。なんで今さら三銃士、少し前にも映画があったじゃないか、と思うところですが、21世紀的な三銃士で楽しめる作品だと思いましたね。
 それにしても、私は小学生時代に最初にアレクサンドル・デュマの「三銃士」を読んだ時に、なんで題名が三銃士なのか理解できなかったですね。主人公はダルタニヤンという少年で三銃士はわき役じゃないか、と。それに「銃士」Musketeersというのも、つまり原語としては「マスケット銃兵」であって、チャンバラをやる剣士じゃないはずなのに、お話の中ではもっぱらチャンチャン、バラバラ。なにか違和感がありました。
 しかしこの映画だと、もうマスケット銃どころか大砲がどっかん、どっかん。飛行船が宮崎アニメのように出てきて・・・おまけに主人公も三銃士でもなければダルタニヤンですらない! どう見てもこの映画の中心人物はミレディー役のミラ・ジョボヴィッチ。ほとんど彼女の映画のように思えましたし。
 1600年代に飛行船が出てきていいのか、といえば、もちろん史実的には200年以上もずれがあって、この時代にあるわけがない。しかし、物語の冒頭で、三銃士はイタリアはヴェネチアのダ・ヴィンチの秘密の地下室に潜入、レオナルド・ダ・ヴィンチが書き残した飛行船の設計図を手に入れる、というところから始まります・・・いうまでもなく、原作にはないシーンです。しかし、三銃士は首尾よく設計図を手に入れたものの、悪女ミレディーと英国宰相バッキンガム公に横取りされてしまう。
 それから1年後、ガスコーニュの田舎を一人の少年が旅立ちます。彼の名はダルタニヤンといい、父親は国王の元銃士。このころフランスは、若きルイ13世が即位したばかりで、側近の宰相リシュリュー枢機卿は国の実権を手に入れようとしきりに暗躍中。パリに出たダルタニヤンは、三銃士と知り合い、リシュリユー配下でロシュフォール隊長が率いる衛士隊と対立しつつ、ルイ13世の知遇を得て仕えることになります。
 さてリシュリューは、新たな悪だくみとして、国王がアンヌ王妃に贈った首飾りをミレディーに命じて奪取させ、英国のバッキンガム公の手元に密かに忍びこませるようにします。こうして王妃がバッキンガムと通じていることにし、英仏を開戦させ、戦争のどさくさにまぎれて国の権力を奪おう、という魂胆です。5日後の舞踏会で、王妃は首飾りを身に着けないといけません。ここで首飾りがなければ国王は激怒し、開戦となります。さて、ダリタニヤンと三銃士は英国に行き、首飾りをミレディーから奪おうとするのですが、さて・・・。
 という具合で、まあ大筋では意外に原作に近い線で進みます。人間関係はかなり省略していますが。娯楽作品的にはこのぐらいの軽さでちょうどいいかも。
 なんといっても目立つのは悪女ミレディーのジョボヴィッチ。華麗なドレス姿でアクションをこなす彼女は17世紀の秘密諜報員で、なんといってもカッコいい。なにしろポール・アンダーソン監督の奥さんですから、ついつい奥さん中心に撮るのは当然ですね。
 それからなかなかのはまり役は、バッキンガム公を演じるオーランド・ブルーム。この人は現代劇はいまひとつですが、時代劇はなんでもOK。そして初めての悪役もそつなくこなしています。いいんじゃないですか、悪役。似合っていますよ。
 もうひとり挙げれば、「イングロリアス・バスターズ」のナチスSS大佐役で名を上げたクリストフ・ヴァルツのリシュリュー。この人も相変わらずの見事な悪人ぶり。得意のフランス語なんか聞いてみたかったですが、そういうシーンはなかった。
 で、肝心のダルタニヤンは、「パーシー・ジャクソン」で有名になったローガン・ラーマンという人。撮影時は18歳で原作通りとか。熱演ぶりでよかったと思います・・・しかしあれです、やはり今回の映画では三銃士とダルタニヤンはむしろわき役な感じ。上に挙げたような悪役3人組のほうが目立っていました。

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2011年11月 1日 (火)

70億人の憂鬱。

 11月となりましたが・・・私は軽い鬱っぽい気分ですね。まあ、なんというか、先日の世界人口が70億人突破、なんてのも私は喜ばしいニュースとは思えませんでしたし。どうなんでしょうか。自分の人生、自分の会社や業界の先行き、日本のこれから、そして大きな所では人類文明の今後。ここ10年、20年というごく近未来にいろいろ出てくるような気がしてならない。いつかは、いつかは、とずっと言ってきたような問題が、ここにきて現実的な問題になってくるのでは、と。
 ◆  ◆  ◆
 靴の専門誌LASTがいつの間にか復刊して驚きました・・・どうもかつてのメンバーが別の版元から出している、ということのようですが。このご時世に復刊はなかなかないことで、これは立派だと思いました。

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