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2011年8月23日 (火)

『軍服の歴史5000年』予告。

 ここ数日、9月下旬並みの涼しさでした。私もせっかくなので、スーツを着込んで出かけています。しかしまた、暑くなるみたいですね。さすがにこのまま秋にはならないか。
 ◆  ◆  ◆
 私たち夫婦の前作『スーツ=軍服!?』(彩流社)が出ましたのが、2008年3月。お陰さまでロングセラーとなっておりまして、4年たっても目にとめていただける方がいらっしゃるようで、筆者としては喜んでおります。
 そして、その前著発行の直後からスタートした次作『軍服の歴史5000年』(彩流社)ですが、妻の玲子が膨大なイラストとの格闘を3年以上、続けてきましたが、いよいよ最終局面、残すところあと数点というところまで来ました。
 すでに、版元ドットコムや、アマゾンでこの本の予告紹介が掲載されています。一応、10月か、遅くとも11月には世に出せるのでは、と思っております。が、何しろ画家は一人だけでして、これが緻密に写実的に、徽章や階級章、勲章、服の仕立て方に至るまで可能な限りリサーチして、一点一点、描いているので、時間がかかるのはどうにもならないものがあります。心労のために妻も私も、この4年間に何度も病気になりました。このせいばかりではないでしょうが、相当なストレスになってきたのは確かです。
 本書の内容を目次から、こちらでも紹介しておきますと・・・。

紹介
我々が日常身につけている洋服の起源でもある軍服の誕生と変遷の歴史5000年を、200点以上の豊富なイラストで図説する。軍服が現在のジャケット、ズボン、帽子、履き物、そしてネクタイなどにどのような影響を与えてきたのか、その歴史を探りつつ、古代シュメールから現代まで5000年にわたる軍服の歴史を解説する。軍服の歴史・関係年表と各国軍階級対照表も付す。

目次
推薦の辞 スタイル・クリエーションズ社社長 滝沢滋/はじめに クラシックとは「立派な海軍のオーナー」だった

一、 ジャケットとズボン
 ローマ戦士と「蛮族」の衣装
 ヴァイキングの戦士と最初の「洋服」
 「パンツ丸出し」でも平気?
 「股隠し」と男性用スカートの登場
 布袋腹の奇妙な上着「ダブレット」
 ボロキレ・ファッションの傭兵たち、ついにスウェーデン軍で「軍服」が登場
 ペルシャ風衣装「スーツ」型軍服の誕生
 英国式スーツ誕生の瞬間
 オスマン・トルコの影響とポーランド有翼騎兵
 バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン~燕尾服とダブル服の登場
 オスカル様の肩章は「小さな肩」?
 袖口のボタンはナポレオンの考案?
 軍服のモール飾りはいつから―参謀懸章
 フン族のアッチラ大王の軍服? 軽騎兵の肋骨服
 勲章は実は教会から生まれた
 フリードリヒ大王の寒がりファッション
 英国のダンディーも愛したプロシャ・スタイル
 そして「背広」の誕生
 クリミア戦争と男たちの衣装
 男らしいズボンとは……
 海軍の制服導入とネルソン提督
 ネイビー・ブレザーと軍艦「ブレザー」
 ヴィクトリア朝の海軍士官

二、帽子、被り物、履き物それにネクタイ
 兜の飾りはどこでもハリボテ
 三角帽はとんがり帽子ではない
 二角帽はナポレオン専用ではない
 敬礼の作法は脱帽から
 さまざまな「トルコ風」の軍帽
 「お巡りさんの帽子」ドイツで登場
 王者たる者、赤い靴?
 靴に名を残した二人の将軍
 エリザベス女王の襟巻きからクラヴァットへ
 今のネクタイの原型は暴走族風? 
 レジメンタル・タイの意味合い

三、非西欧文明の軍装
 北米、インカ、アステカの戦士たち
 中国の甲冑とチンギス・ハンの軍隊
 日本の甲冑史と洋服
 日本人と洋服との出会いは「軍服」として

四、軍服の現代化と第一次世界大戦
 カーキ色の軍服の時代
 詰め襟軍服、背広型軍服
 第一次大戦が変えた市民の服装

五、第二次世界大戦から現代まで
 ナチス・ドイツ「制服の帝国」
 迷彩服とダンディズム―両極端のドイツ将校
 第二次大戦でのその他の国の軍服
 実用的なアメリカ軍の戦闘服
 カジュアルだから助かったS・マックイーン 
 現代の軍服と未来

軍服の歴史・関係年表

各国軍階級対照表

主要参考文献

著者あとがき

イラストレーターあとがき

感想と激励の辞 歴史復元画家 中西立太

 こんな感じになっております。お気づきになったように、巻頭にはスタイル・クリエーション社の滝沢滋社長の推薦の言葉を掲げております。また、巻末には、玲子に助言を与えていただき、指導していただき、2009年1月に急逝された歴史復元画の大家・故・中西立太先生が、生前に寄せられた激励の辞を載せさせていただきます。本書刊行の際には中西先生の跋文をいただくことになっていましたが、それがかなわなくなったためのことです。
 こんな内容になっていて、古代シュメールの軍人から、エジプト、アッシリア、ペルシャにギリシャ、古代ローマ、中世の騎士、ドイツ傭兵、そしてナポレオン戦争の各国の軍人、さらにオスマントルコの精鋭イェニチェリ、アステカやインディアンの戦士、モンゴル兵、日本の武士の甲冑、ボーア戦争やズールー戦争、第一次大戦の各国の軍装、第二次大戦の各国の軍装、各国の婦人部隊の女性兵士たち、そして戦後の戦闘服、最後は中国軍の07式戦闘服や自衛隊の制服、米軍の最新式ACU戦闘服まで・・・。歴史の流れを大局的に追う本文と詳細な解説、200点を超える精密イラストに、詳しい説明。
 そんなことになっていまして、まずはこういう分野で、今のところ出来る限りのことは尽くした、という内容になっているのじゃないかと自負しております・・・。
 さらにはっきりした日程が出ましたら、ご報告します。まずは予告まで。

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コメント

辻元さま
いよいよですね!
とても楽しみにしております。

投稿: Takizawa Shigeru | 2011年8月23日 (火) 20時48分

Takizawa様

 本当に4年間にわたりお待たせしてしまいまして、ご迷惑をおかけしております・・・しかし、ISBNも取得し、ようやく予告できる段階になってきました。なにとぞ、もうしばらくお待ちくださいませ。いつもご激励をいただき、ただただ感謝しております。改めまして、ありがとうございます。とりあえず、ミリタリーファッションに関しては一通り、網羅した内容にはなっていると存じます。発刊の後は、真っ先にご高覧いただきたくよろしくお願い申し上げます。

投稿: 辻元よしふみ | 2011年8月23日 (火) 21時56分

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