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2011年6月30日 (木)

日刊ゲンダイ連載「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第7回

 急に暑くなりましたね、ここ数日。そこで、日刊ゲンダイ連載「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第7回が、7月2日(土)発売7月4日付紙面(土日版で定価140円)に掲載される予定です→されました。12ページです。今回もクールビズシーズンの到来にちなみまして、「カジュアル(ズボン編) 18世紀までは半ズボンが正装だった!?」というようなことで、夏のカジュアル衣料につきまして、チノパンやジーンズ、ショートパンツなどの歴史を紹介します。
 今後も、隔週土曜日に、男の服飾史がらみの記事を載せていくことになっております。どうぞよろしくお願い致します。

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2011年6月25日 (土)

日本出版美術家連盟の公式サイト。

 妻の玲子が会員で、私も賛助会員になっている日本出版美術家連盟(JPAL)が、このたび新たに公式サイトを立ち上げました。http://www.syuppanbi.com
 出版物のイラストレーターが参加する団体で、岩田専太郎とか小松崎茂とか、そうそうたる顔ぶれが在籍してきました。このほどアース・ウインド&ファイアーのアルバム・ジャケット画などで有名な長岡秀星先生も加入されました。が、どうもこれまでネット上での展開が遅れていました。まあどちらかといって職人気質の画家さんが集まっている会で、あまりIT系のことには興味がない人が多いのでしょう。が、これでようやく、どういう会なのか、というのを看板として掲げられるようなサイトができたということであります。
 ぜひ皆様も一度、ご覧になって下さい。うちの妻・辻元玲子の紹介もありますので。またこのサイトにもありますが、7月4日(月)〜9日(土)銀座サロン・ド・ジーにて、第42回 日本出版美術家連盟展を開催します。玲子も作品を出品する予定です。
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 不整脈のほうですが、とりあえず悪いものではないと思うが、念のために精密な検査を、といわれて、東京都済生会中央病院に行って検査をすることになりました。朝の9時からやる、といわれまして・・・普通の方にとってはちょうどいい時間、だと思いますが、私のような昼夜逆転した仕事をしている者にはきわめて苦痛です。たとえば普通の生活をしている方が、深夜2時に病院に来て検査をしろ、といわれたら困ると思いますが、私にとってはそんな感じになります。
 病院が悪いのではなく、こういう私の仕事がいけないんですが。正直、うんざりしています。

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2011年6月23日 (木)

今度は不整脈。

 いつもここをご覧の皆さんは、私がしばしば病気のことを書いているのを御存知かと思いますが、私が44歳で、妻が39歳という、普通ならまだどちらかといえば若い世代に分類されるというのは確かですが、どうも病気が多いな、という実感があるのです。
 じつは私、今回は会社の健康診断で引っ掛かり、心室性期外収縮、という不整脈があることが分かりました。今後の方針はこれから医師と相談します。
 私ども二人だけに限りましても、2009年3月に私が胆管結石と胆嚢炎で入院、手術をし、2010年には妻が緑内障発覚し、すでに部分失明していてこの部分は一生、治ることはなく、その他の部分も進行しないように抑えるだけ、という状態になりました。さらに同年秋には妻が子宮内膜増殖症を発見されました。これは進行すれば子宮がんとなり、摘出手術が必要になります。ですので定期的な子宮の検査(非常に苦痛だそうです)が欠かせなくなりました。
 そして2011年になり、3月に私が尿道結石、腎盂腎炎となりました。先月には妻が逆流性食道炎と診断され、治療を開始しています。そこへ、今回の不整脈ということになります。
 じつは我が家はけっこう病気の多い家だと思います。特に私の母親は、クモ膜下出血、胆石、心筋梗塞に副甲状腺機能亢進症、とこれまでに4回も大がかりな手術を受けています。私は若いころに虫垂炎をやり、手術を受けたほかは30代まではそんなに目立った病気はなかったのですが(ただし高血圧の治療はずっと受けているし、すでに心臓で右脚ブロックも発症しています)ここにきてさらに立て続けに発症しています。
 まあ、もっとひどい病気が続く方も多いでしょうし、もっと若くして病気に悩む方も多いに違いありません。だから自分を特別視する気はないですが、しかし平均的なところからいうとかなり病気がち、という自覚はあります。

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2011年6月17日 (金)

日刊ゲンダイ連載「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第6回

 日刊ゲンダイの連載辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第6回が、6月18日(土)発売の6月20日付紙面(土日版で定価140円)に掲載される予定です→されました。12ページです。今回のテーマは、今回もクールビズシーズンの到来にちなみまして、「カジュアル(上着編) ポロシャツはテニスウエアがルーツ」と題し、夏のカジュアル衣料につきまして、ポロシャツやTシャツ、アロハシャツなどの歴史を紹介しております。
 今後も、隔週土曜日に、男の服飾史がらみの記事を載せていくことになっております。どうぞよろしくお願い致します。

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2011年6月16日 (木)

X-MENファースト・ジェネレーション

 映画「X-MENファースト・ジェネレーション」を見てきました。なんだかんだと、いろいろ文句を言われながらもこのシリーズは続いていて、そして私も、そんなに思い入れがあるというわけでもないのに、結構、ほとんど全作を見ています。そんなわけで、この作品もチェックの対象になったのですが・・・これがなかなかどうして、いい作品でした。本作は、今までのX-MENシリーズの発端編にあたり、どういういきさつでX-MENが組織され、そしてあのような戦いの状況になっていったか、を解き明かす内容になっています。
 まず監督がマシュー・ヴォーン。つい最近、KICK ASSをヒットさせたばかりの若手で伸び盛りの監督です。そして主演がジェームズ・マカヴォイ。「ナルニア国物語」「ラストキング・オブ・スコットランド」そして「ウォンテッド」で印象的な演技を残してきたこちらも若手の伸び盛り。これまでの出演作では殴られたり迫害されたりと、どちらかといえばいじめられ役が多かった彼ですが、今回はX-MENのリーダーとなるチャールズ・エグゼビアを演じています。これの親友にして、後に生涯のライバルとなるマグニートー役に、「イングロリアス・バスターズ」でドイツ語堪能な英軍将校を演じたドイツ人俳優(ややこしいですね)マイケル・ファスベンダーが登場。これが、従来のシリーズで枯れた演技を見せてきたイアン・マッケランのマグニートーとは一味違い、非常にかっこよくてニヒルでアクティブな仕上がりになってるのが注目されます。さすがにヨーロッパの人は違うというのか、ファスベンダーは本作で、英独語はもちろん、フランス語やスペイン語まで操り奮戦しています。
 そして、マグニートーの人生を大きく変えた元ナチス幹部セバスチャン・ショウをベテラン・ケヴィン・ベーコンが嬉々として演じています。悪役というのは、俳優さんにとって本当に楽しそうですね。
 ほかに、「トロイ」などでの好演が記憶に残るローズ・バーンなどが出演していますけれど、なにしろ「ファースト・ジェネレーション」ですので、ものすごい有名俳優・大物というのは出ていません。
 お話は1944年のナチス強制収容所に始まります。特殊な能力があることを認められた少年マグニートーは、ナチス幹部シュミット(後のショウ)に強要されて金属を自在に操る能力を開花させます。そして時代は下り1960年代、特異な読心能力を持つミュータントのチャールズとマグニートーは、米ソの全面戦争を画策するショウに立ち向かうべく、争いに巻き込まれていきます。時まさにキューバ危機のさなか、彼らは核戦争を回避することができるのでしょうか・・・。
 人類とミュータントとの共存を唱えるチャールズと、人類を敵とみなし、少数派であるミュータントが結束して人類を倒そうと考えるマグニートーの思想の違いが、徐々にあらわになっていって、後のシリーズにつながっていく、というわけですが、マグニートーがそもそもユダヤ人であり、強制収容所の出身であることを明示して、彼がこのような思想に走っていく事情が描き出されているわけです。そして、気がついてみると、常軌を逸した選民思想といいますか、優れた新人類による支配を打ち出す・・・それは、仇敵である元ナチスのショウの思想そのものなのですが、まさに敵の考え方を受け継いでしまうわけですね。
 マシュー・ヴォーンらしいテイストで、話のテンポ、展開が非常に分かりやすく、ストレスを感じない2時間20分でした。いろいろな点で原作のコミックとは相違しているようですが、映画版の「エピソード1」として非常にうまくまとまっています。
 娯楽作品ですが、なかなか考えさせられるものがあり、味わいのある映画だったと思います。なお、本シリーズのアイコンでもある「あの人」がワンシーンですが特別出演しています。こちらも注目。

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2011年6月10日 (金)

面白くないので辞めてほしいな、と。

 なんか猛暑の夏だと、6月でもむんむん暑いんですが、今年は今のところそうでもないですね。夜なんかまだけっこう薄ら寒かったりします。そして梅雨ですが、はて、これは空梅雨気味なんでしょうか? 出だしは早かったけれど、その後はあんまり降りませんね。沖縄なんかもう明けちゃったとか聞きましたけれど・・・。
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 近況ですけれど・・・まあ、なんかいろいろ面白くないですね。なんというか。なんか嫌になってきますね。まあ、そんなもんでしょうけれど。AKB48の総選挙、なんてのも、私みたいな芸能音痴でも知っているのだから大したものですけれど、投票総数100万票とか、首位が13万票とかいうのをすごいと思うか、といえば、たとえばアメリカン・アイドルなんて誰でも投票できるからだけれど、実に総数で1億票前後、1人当たりは何千万票ですからね。もう大統領選挙並み。コレに比べるとまあ、そんなにすごい規模にも思えませんが。
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 せめてあの人、辞めてくれないかなあ、と。そう思う人が何人かいますけれど、特にはっきり言えるのが菅直人って人ですね。辞める、と言ってしまった以上、さっさと辞めてくれないかなあ。目障りです。彼がいなくなれば物事が良くなるのか、という意見もありますがしかし雰囲気は良くなるんじゃないですか。会社や学校でも、担任や部長が一人変わるだけでガラリと空気が変わるってのはあることじゃないでしょうか。とにかくみんなから「あの人は器じゃない、無能」と思われている人は目障りですね。
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 声優の川上とも子さんが41歳で亡くなった、とのことですが、驚きました。私は主にラングリッサーとかグローランサーといったゲームのイメージが強かったですが、とにかくあまりにも若い。ご冥福をお祈りいたします。

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2011年6月 3日 (金)

日刊ゲンダイ連載「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第5回

 日刊ゲンダイ連載「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第5回が、6月4日(土)発売の6月6日付紙面(土日版で定価140円)25ページに掲載されています。今回のテーマは、クールビズシーズンの到来にちなみまして、「ノーネクタイならニットタイを締めてみよう!」というような題で、ネクタイの歴史などを紹介しております。
 今後も、隔週土曜日に、男の服飾史がらみの記事を載せていくことになっております。どうぞよろしくお願い致します。
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 政治の世界って・・・バカに無能に無責任、そしてペテン師。つまらない人たちですね。

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2011年6月 1日 (水)

滝沢滋氏の著書『大人の男の服装術』

 このほど刊行された滝沢滋氏の著書『大人の男の服装術』(PHP研究所、1300円、ISBN978-4-569-79677-2)を拝読しました。滝沢氏は、いうまでもなくサローネ・オンダータなどで知られるスタイル・クリエーションズ社の経営者で、日本を代表するモデリスト、紳士服を知り尽くした方です。その滝沢さんが本を出される、と初めて聞いたのは昨年のことだったかと思いますが、それは素晴らしい、と初めから思っておりました。というのも、紳士のクロージングについて、理論的に語れるとしたら滝沢さんを置いてほかにはない、と以前から思っていたからです。
 いろいろと、世の中には着こなし術とかおしゃれ術、という題名の本が出ておりますが、これまではなんといっても故・落合正勝先生の著書がスタンダードで、それ以外はほとんどが亜流とか焼き直し、だったと思います。しかし、ここに新たな「服装バイブル」が登場した、と申し上げたいと思います。
 なんといっても類書と違う点は、歴史的な経緯、変遷を踏まえた深い理解に基づき、紳士服のディテールや着こなしの一つ一つに対し、明確な裏付け、理由を示して説いている、という点です。一応、軍服の歴史を中心に、西欧服装史もかじった自分としましては、第2章の歴史的解説は読み応えあるところで、1660年代の服装改革、そして18世紀末のフランス革命の二つの転機からいかに紳士服が変化したか概観するあたりの的確な流れは、ぜひ歴史に興味ある人には読んでいただきたいところです。以上の二つと、第二次世界大戦が確かに紳士服を大きく変化させた契機だからです。
 第3章の身体にあったフィッティングも興味深いところで、第七頸椎の骨を基準に服の設計をするのだとか。ちょうど今、滝沢さんに服を作ってもらっていますが、つまりこんなことをしているのか、なるほど、と思うところが多々ありました。
 第4章のフォーマルウエアの着こなし術も、ここまで詳細な解説は他にないのじゃないでしょうか。
 日本人はメンズ・クロージングについてなにかと表層的な理解しかできていないのではないか、という視点が常に貫かれており、そこから導かれる数々の見識には、納得できるものが多々ありました。たとえば「イタリアのローマやナポリあたりでは、くるぶしが出るくらいにものすごく短いパンツをはいている人たちがいます。でも、その表層だけをとらえて日本人が真似をするのは危険です。なぜならイタリア人でも、上下セットのスーツになれば、きちんと長さのあるパンツをはくからです」といった具合です。なにかと「イタリアの男たちはみんな短丈パンツ。長いのは時代遅れ」などとあおるファッション誌もあるようですけれど、そういう一面的な流行としてとらえることを戒めるような記述です。
 その他、220ページと決して大冊ではないのですが、内容は非常に濃密であり、滝沢さん自身の手による多くのイラストとも相まって、非常に充実感があります。これだけの内容をまとまるのに企画段階から3年を要したと聞いておりますが、確かにそれだけの労作だと思います。
 ファッション、クロージングに興味ある人、歴史に興味がある人には必読の一冊と思います。僭越ですが私からもお薦めいたします。
 

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