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2011年3月31日 (木)

震災の被災馬を助ける話

 震災で、まずは人命を考える、これは当然のことです。しかしながら、地震と津波によって被災した動物、というものもいるわけです。徐々に人々には救助、援助の手が届くようになった段階で、被災動物のことも考慮する動きが出てきておりまして。
 埼玉県のときがわ村に「ときがわホースケアガーデン」という施設があります。ここはもともと、故障したり引退した元競走馬などの老後のケアをする、日本でも数少ない施設なのですが、今回は震災被災馬、つまり地震と津波により牧場が被災、持ち主が避難を余儀なくされる中、行き場もなく困っていた馬を受け入れることになったそうです。
 同ガーデンの「星ノ雷電王の★降る村の日記」というブログに、その詳細が記されております。
http://blog.livedoor.jp/horse_care2/?blog_id=1649157
 相馬からやってきた馬はコテツと命名されて元気にしているようです。計画停電中の漆黒の闇の中の輸送は大変だった模様ですが・・・ともかく、このように被災馬の疎開、ということも行われているのですね。

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2011年3月30日 (水)

ディズニーランドも頑張ってください。

 震災以来、当然ながら地震報道一色だった私の会社も、少しずつ、通常の紙面に戻りつつあります・・・もっとも、それでも地震関連の記事内容になりがちですが。もっともっと大変な人々がたくさんいることを前提の上で申しますが、しかし、私どもも相応に大変ではありました。
 して、焦点は原発の方になってきておりますが、どうなるのでしょうか。いつまでかかるのでしょうか。福島県はどうなるのでしょうか。難しすぎる話で、これ以上、何も申せません。
 ◆  ◆  ◆
 私の住んでいる浦安市も、かなり復旧作業は進んでおりますが、はっきりいって本当に元通りになるには何年もかかるというのが実情なようです、特に下水については。応急処置が進んでいるとはいえ、いまだに断水、断ガス、断下水の地域があります。被災地域は先日、ようやく計画停電地域から外されました(私の住んでいる地区は、被害がほとんどなかったために、今後とも計画停電をします)。
 ここにきて、浦安市民として気になることの一つは、東京ディスニーランドです。ずっと休園しておりますが、しかしずっとあのままとはいかないわけで、とはいえ、この遊園地だけで実に50万キロ・ワット時からの電力を使うといいますから(問題になった東京ドームですら4万キロ・ワット時)、計画停電が続く限り、そのまま再開、ということはまず望めません。おそらく、大幅に乗り物の数などを減らし、夕方6時には閉園、といった感じで再開するしかないのでしょう。それも、状況を見ながら、再開のタイミングをじっと計っている、ということなのだろうと思います。このへんの判断も非常に難しいものになると思われますね。
 ◆  ◆  ◆
 過日、ある理由があって都内のホテルを一泊、予約しましたところ、ものすごく先方が喜んでくれて「もうキャンセル続きでして、ご予約いただけるのは嬉しいことで。特別料金で承ります」とのことで、なにかものすごく平常料金より安くていい、とのことでした。いろいろなところに影響が出ているのですね。何かと自粛モードになりがちなわけですが、やはりお金を使ってあげるべき時は使わないといけない、ということでもありますね。
 

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2011年3月23日 (水)

ブートニックボタン義捐金。

 いろいろな話があります。まああまり書きますまい。それにしても、こういうときには人の地金が現れます。多くの献身的な行為や心を打つ行動がある一方で、他人の不幸を喜ぶような輩も実際にはいるわけです。被災地の空き家で泥棒をする者、義捐金を盗む者、義捐金詐欺を仕掛ける者、不用意な発言をする者、狂ったように買いだめに走る者・・・こういう非常事態にあたって、本性をさらけ出すバカ者も少なくないわけです。悲しいですが人間などそんなもんですね。
 ◆  ◆  ◆
 銀座のサローネ・オンダータさんで、義捐金募集の一環として、ブートニックボタンの販売を始めました。http://www.style-creations.jp/ これは花の形の装飾で、背広やジャケットの襟のフラワーホールに付けるもの。もともとこちらのヒット商品ですが、今回は特に震災義捐金のためのアイテムということになりました。このボタンを買うと一部が赤十字社に寄託されます。
 私も早速、ひとつ買わせていただきましたけれど・・・オンダータの入っている「とらやビル」も地震の影響があったそうでありまして、特に店内入口にあったショーウインドーが割れてなくなっているのには驚きました。かなり損害があったわけです。
 それから、林店長のお宅でも被害があったそうで、昨年買ったばかりの液晶テレビが落下して、液晶が破損し、買い替えということになったそうです。
 割と被害がなかったように見える東京でも、それなりにあちこちで被害は出ているようですね。やはりあの地震はけた違いのパワーがあったようです。

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2011年3月17日 (木)

被災地・浦安市のありさま

 浦安市でも本日午後、計画停電がありました。信号の止まった交差点では警察官が懸命に整理をしていましたが、停電で給油中止しているガソリンスタンドの前で延々と居並ぶ車の列やら、なにやらで相当の混乱を呈しておりました。
 実は、浦安市は地震被災地ということで、一応、停電計画から外されていたのですが、今日は急きょ、どうしても電気が足りないと東京電力から通告を受けて、実施された模様でありまして、そのへんについては市のホームページに、かなり遺憾というか、憮然たる内容の文章が並んでいました。その後、18日も停電することになったようです。どうも浦安市が「免除」されたのはたった2日間だけだったようです。
 ◆  ◆  ◆
 今日、NHKのニュースでも報じられていましたが、実際のところ、浦安はかなりの被災をしております。私は深夜、海沿いまで見に行ってみました。私の住んでいるあたりは鎌倉時代から集落がある古い土地で、ほとんど被害らしい被害もなく、水も出が悪くなりましたが一応、出ております。しかし新しく出来た埋立地は、今もほとんどの世帯で水が出ず、ガスが止まっているところもあります。電気だけは通っていたのですが、これで停電されると全部止まってしまうわけです・・・。海沿いの高層マンションの上の階に住んでいる人などエレベーターも止まり、給水所に行っても上の階まで水を運べないのじゃないでしょうか。それに困ったことには、下水が止まっている地区がたくさんあります。ここは学校などに設置された仮設トイレを使っているそうですが、数が足りないようで大変なことです。
 とにかく埋立地に行くと、電柱や倒れガードレールがぐにゃぐにゃと歪み、路面はぐちゃぐちゃに割れて土砂が噴き出し、荒れ地のようです。至るところ、植え込みや塀が崩壊したり、門が倒れたりして、地盤が沈降したり隆起したりした家だらけ、傾いている建物も見受けました。
 美浜、高洲、舞浜などが特にひどい。新浦安駅も舞浜駅も、駅そのものは大丈夫のようですが、周辺は戦争でもあったようにヒビだらけ、泥だらけです。ディズニーランドもあれでは、実際に再開できるのはいつになるやら、と思いました。電気も食いますしね。
 
 

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2011年3月11日 (金)

大地震。とりあえず無事ですので。

 大地震ですが、みなさま大丈夫だったでしょうか、とくに東北方面のみなさま。私のおります浦安でも大変なもので・・・室内、見事に大荒れのぐちゃぐちゃになりました。書類とか本がみんな落っこちました。しかし、私も妻も大丈夫でしたので・・・運よく、私は家におりまして交通混乱にも巻き込まれないですみました。御報告まで。

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2011年3月 3日 (木)

「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」、「英国王のスピーチ」

 このたび初めて二本立てで映画を見ました。先々のスケジュールをにらむと、どうしても一日で片づけておきたいな、ということで・・・。それで、「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」と、「英国王のスピーチ」を続けて見ました。
 ◆  ◆  ◆
 「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」はシリーズ三作目で、原作小説では「朝びらき丸 東の海へ」と呼ばれているもの。映画の原題も同じくThe Voyage of The Dawn Treaderのままのようです。そして、今作の脚本はこれまでの二作よりも自由に再構成しているというか、もちろん原作の大筋は外れていませんが、前後をずらしたり、中心になりそうな挿話を拡大誇張したりと、いわば、かなり牧歌的な乗りの原作を、ドラマチックなアレンジでデフォルメしているような印象を受けます。そういうことをすると、持ち味が損なわれる場合もしばしばありますが、今作については成功している、そのような映画的な解釈がうまくいっているように私には思えました。
 やはり時代背景は第二次大戦下の英国、前作まで登場したぺベンシー四人兄妹のうち、下の二人、エドマンドとルーシー、それにいとこのユースチスが、ふとしたことからナルニアの海に導かれ、前作でナルニア王となったカスピアン率いる「朝びらき丸」に救出されて、今回は海を舞台にした冒険が繰り広げられる、というわけです。
 先にも申しましたように原作小説と大筋では変わりないのですが、いくつかのハイライトシーンを強調して、ふくらましている感じです。またエンディングも、ちょっと感傷的でいいのじゃないでしょうか。なかなか心を打つ演出になっております。
 気になりますのは、ペベンシー兄妹はこれで出演が最後だ、とパンフレットなどでコメントされている点です。たしかに原作通りだと、これからしばらくペベンシー兄妹の出番はほとんどないわけですが・・・しかしどうなんでしょう。今後、どういう映画化をするのか。全部で7巻ある原作だと第5巻の「馬と少年」という作品と、最終巻である「さいごの戦い」にはこの兄妹が再び、出るようになっているのですが、映画化はしないのでしょうか? ちょっとそのへんが気になりました。ここまで映画化するのなら、ちゃんと最終巻までやってほしいと思うわけですが・・・。
 全編とてもよくまとまっていて、いい映画だったと思います。原作のファンも納得できるのじゃないかと思いました。
 ◆  ◆  ◆
 「英国王のスピーチ」は、先日のアカデミー賞で12部門ノミネート、5部門受賞という快挙を成し遂げたわけで、一躍、注目映画となりました。エリザベス女王の父で、第二次大戦下で国王だったジョージ6世が、吃音で悩みながら、オーストラリアから来た型破りの言語療法士の診療を受けて、少しずつ立ち直っていくようなストーリーで、実話が元になっております。
 なにしろ、国王の後継者としては、兄のエドワード8世、退位後はウインザー公の名で知られる人物がちゃんといたわけで、まさに世界大戦が始まろうという大変な時に、この兄が人妻シンプソン夫人との恋愛というきわめて個人的理由で王位を放棄してしまったために、いやいやながら王位に押し上げられ、人前でスピーチするのが仕事のような立場につかされてしまうわけです。もともと身体的にも頑健でなかったジョージ6世は、戦争の心労で命を縮めたともいわれており、エリザベス王妃(後の皇太后)は最後まで、ウインザー公とシンプソン夫人を許さなかったといわれています。
 なにかとファッション系の雑誌などで、稀代の洒落者だのダンディーだのと持ち上げられることも多いウインザー公ですが、ジョージ6世側からみれば、こういう描き方になる、というのも知っておきたいところです。おまけにこの映画でもちらっとセリフで、エドワード8世が「欧州のことなどヒトラーに任せておけばいい」と口走りますが、エドワード8世ことウインザー公がかなり親ナチ派だったのも有名な話で、まあただかっこいい人だったじゃすまない、政治的にも大問題のあった人だというのは押さえておきたいところ。
 映画は、いかにも曲者の療法士ローグと、かたくななジョージ6世のやりとり、それに優しいエリザベス王妃の3人のやりとりが絶妙に進んでいく、見ていてとにかく安心していられるものでありました。幼いエリザベス王女(今の女王)も登場して、いいワンポイントになっております。
 チャーチルやチェンバレンなど歴代の首相も出てきますが、一部でチャーチルの描き方が史実と違う、というような批判も出ているようです。チャーチルは兄エドワード8世の方を支持していたはず、というようなことらしいですが、がまあ、そのへんは映画上の演出の一種といっていいのじゃないかとも思います。  
 人物たちが身にまとう、いかにも30年代風の重々しくてきちんとした仕立ての紳士服や制服もいい味を出しています。歴史劇というほど昔の話ではないけれど、やはり史劇なわけで、かなりこだわって再現しているように見え、見どころの一つでしょう。
 見終わって非常に、いいものを見た、という余韻が残る映画でした。受賞も納得という感じは致しました。

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