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2011年1月20日 (木)

KICK-ASS キック・アス

 ニコラス・ケイジの最新作である映画KICK-ASS「キック・アス」を見ました。じつはこの映画、アメリカではかなり評判になったのですが、日本では全国一斉公開せず、先月まずは8館で封切り、今年になってご近所の映画館に回ってきた、という感じでして、私はぜんぜんこの映画を認識していなかったのですが、かなりニコラス・ケイジのファンであるうちの妻が見つけてきた映画なのであります。
 で、見てみての感想ですが、これは面白かった。近頃見た中でも、非常に面白い一本でした。まあ、事前にあまり変な期待をしていなかった、B級映画にニコラスが物好きで出たのだろう、ぐらいな感覚で見たのがかえってよかったのでしょうか、最後まで非常によく出来た映画でありました。
 ざっといえば、主人公はこういう映画にありがちの、ブルックリンの下町の高校生で、なんの取り柄もない、もてない、おたくな少年なのですが、ひとつだけ、アメコミのファンでバットマンとかスーパーマンに憧れていて、持ち前の正義感の強さから、悪い奴らを見て見ぬふりで済まさない、スーパーヒーローに実際になってやって、悪を懲らしめようと思い立ってしまうわけです。こうして、なんの特殊能力も武器を扱う術もない、ど素人の高校生が謎の覆面ヒーロー「キック・アス」としてデビューしてしまうのですが、たまたま通りがかったコンビニで、暴漢に襲われる人を救って奮戦したところを撮影され、これがユーチューブに載って、あっというまにキック・アスは有名人になってしまった・・・と。
 ところで、やがてキック・アスは本物のマフィア組織に手を出すことになり、危険な目にあうところ、思いがけず別の覆面ヒロインとヒーローに助けられることになります。そっちはもう本格的に武術や射撃の訓練を積んだホンモノで、11歳ぐらいの女の子ヒット・ガールと、立派な成年のビッグ・ダディと名乗ります。かくて、この覆面ヒーローたちとマフィア組織との血で血を洗う抗争が描かれていきます・・・。
 というわけで、ものすごくバイオレンスです。残酷なシーン満載です。コミックから出来た映画ですが、子供向けじゃありません。かなり人が死にます。
 なんといってもすごいのは、クロエ・グレース・モレッツが演じたヒット・ガールです。とにかくこの女の子のアクションシーンが見ものです。撮影前に5か月も特訓したというのはうなずけます。
 これと、何もできないキック・アスの駄目駄目ぶりの落差がおかしいのですが・・・しかし思ったよりもコミカルな映画じゃないです、かなりダークです。
 序盤、高校生の日常を描くところがけっこう長くて、やや冗長なんですが、そこを通り過ぎて、主人公がキック・アスになってからは息をつかせぬ面白さです。
 かなり拾いものというか、いい映画を見ました。娯楽作品として一級品ですね。

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