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2011年1月28日 (金)

他人の中傷は書かない方針ですが。

 このブログをご覧の方はお気づきと思いますが、私はブログ、というかネット上では他人の中傷は基本的にしません。もちろん私だって気に入らないものはたくさんありますが、たとえば一冊の本や一本の映画、CD・・・そういうものに対して、けちょんけちょんに攻撃する人もいますが、私は、そういうものが出来あがるまでに、たくさんの人が努力し、苦労してこの厳しい経済情勢下で活動している、そのことに対して敬意を払うもので、必ずしも気に入らない内容であっても、頭から否定することはしないのです。私自身、今までに10冊ほどの本を出してきて、中にはなんというか、まったく建設的でない、頭ごなしの人格否定のような中傷をネット上の匿名でやられることもあります、そういうものを見るにつけ、自分だけはこのような次元の低いことはするまい、特に匿名の卑怯な中傷などするのは、むしろ自分自身の劣等感とか嫉妬を反映した醜い行為で、自分を貶めることだ、と思うわけであります。
 そんなわけですが・・・公人、政治家とか公務員となると、やはり話は別です。利害がかかわってくるのだから、そういう人たちは個人攻撃されても仕方ない部分がある。
 それで、いい加減に見ていて嫌になってきましたが・・・菅直人さん。あなたは器ではないのでお辞めなさい。これはもう、どうしても言いたくなりましたね。黙って見ていると、この人は要するに増税とか年金の年齢引き上げとか、そんな弱い者いじめだけはどんどんやって、公務員を減らすとか給料を下げるとか、国会議員を減らす、歳費を減らす・・・そういう、国民としてまずはやってほしかったこと、は何一つできそうにない。
 国家の財政がパンクしそうなことぐらい、国民も分かっています。しかし、あなたのようなでたらめな思いつきでやられては、納得ができない。
 とりあえず、国家のためを思うのなら、あなたは総理をお辞めになるべきです。

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2011年1月25日 (火)

リプセット撤退

 今日、丸の内のLIPSETT/リプセットからはがきが届きました。なんでも2月末で閉店して撤退するそうです。昨年9月で閉店したハロッズと言い、ワールド勢が苦戦しているのでしょうか・・・。
 リプセットといえば、少し前のMEN'S EXの連載で、ブランドの立ち上げから出店までの一部始終を報告していたので、それで知っている方もいると思いますが、それで稼働したのが2007年の秋。結局、3年半ほどで終息することになったようです。
 私はここのアイテム、結構好きだったんですが・・・といいつつ、ここ1年ほど、足を向けていなかったのも事実。
 ダージリン・デイズに、ハロッズに、リプセットと、結構、個人的にはそれなりにひいきにしていたブランドが消えて行ってしまいました。厳しい時代ということなのでしょう。

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2011年1月20日 (木)

KICK-ASS キック・アス

 ニコラス・ケイジの最新作である映画KICK-ASS「キック・アス」を見ました。じつはこの映画、アメリカではかなり評判になったのですが、日本では全国一斉公開せず、先月まずは8館で封切り、今年になってご近所の映画館に回ってきた、という感じでして、私はぜんぜんこの映画を認識していなかったのですが、かなりニコラス・ケイジのファンであるうちの妻が見つけてきた映画なのであります。
 で、見てみての感想ですが、これは面白かった。近頃見た中でも、非常に面白い一本でした。まあ、事前にあまり変な期待をしていなかった、B級映画にニコラスが物好きで出たのだろう、ぐらいな感覚で見たのがかえってよかったのでしょうか、最後まで非常によく出来た映画でありました。
 ざっといえば、主人公はこういう映画にありがちの、ブルックリンの下町の高校生で、なんの取り柄もない、もてない、おたくな少年なのですが、ひとつだけ、アメコミのファンでバットマンとかスーパーマンに憧れていて、持ち前の正義感の強さから、悪い奴らを見て見ぬふりで済まさない、スーパーヒーローに実際になってやって、悪を懲らしめようと思い立ってしまうわけです。こうして、なんの特殊能力も武器を扱う術もない、ど素人の高校生が謎の覆面ヒーロー「キック・アス」としてデビューしてしまうのですが、たまたま通りがかったコンビニで、暴漢に襲われる人を救って奮戦したところを撮影され、これがユーチューブに載って、あっというまにキック・アスは有名人になってしまった・・・と。
 ところで、やがてキック・アスは本物のマフィア組織に手を出すことになり、危険な目にあうところ、思いがけず別の覆面ヒロインとヒーローに助けられることになります。そっちはもう本格的に武術や射撃の訓練を積んだホンモノで、11歳ぐらいの女の子ヒット・ガールと、立派な成年のビッグ・ダディと名乗ります。かくて、この覆面ヒーローたちとマフィア組織との血で血を洗う抗争が描かれていきます・・・。
 というわけで、ものすごくバイオレンスです。残酷なシーン満載です。コミックから出来た映画ですが、子供向けじゃありません。かなり人が死にます。
 なんといってもすごいのは、クロエ・グレース・モレッツが演じたヒット・ガールです。とにかくこの女の子のアクションシーンが見ものです。撮影前に5か月も特訓したというのはうなずけます。
 これと、何もできないキック・アスの駄目駄目ぶりの落差がおかしいのですが・・・しかし思ったよりもコミカルな映画じゃないです、かなりダークです。
 序盤、高校生の日常を描くところがけっこう長くて、やや冗長なんですが、そこを通り過ぎて、主人公がキック・アスになってからは息をつかせぬ面白さです。
 かなり拾いものというか、いい映画を見ました。娯楽作品として一級品ですね。

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2011年1月18日 (火)

サローネ・オンダータさんのブログにて。

 銀座のサローネ・オンダータ・林店長からご連絡があり、同社のブログに私が写真付きで載っている、とのこと・・・で、拝見しましたhttp://ameblo.jp/salone-ondataですが、なんかあれですねえ、ある程度のお世辞、というのが入っているにしても、こう、プロの方に褒めていただくと勘違いしてしまいますね? なんかけっこう、自分もそれなりにオシャレなヒトなのかな、なんて・・・。ちなみに、このブログに載っているコーディネートは紫づくめ、でした。足に履いているのはヒロ・ヤナギマチのボルドー色のものです。
 さてそれで、このブログの最後にさらり、と書いてあるんですが、ここで公表されているから私も書いていいのでしょうね。
 実は、オンダータさんにお願いしまして、タキザワシゲルの名の下に、型紙から起こすフルオーダーの背広をお願いしております。オンダータでは、水落卓宏さんがDittorsを出店して独立して以来、型紙からのフルオーダーはない、と思っている方も多いのではないでしょうか。まあ、メニュー的にはたしかにあまり、宣伝されていないわけですが、私が「そういうのはありますか」と直当たりしましたところ、やります、とのお返事。
 ということで、滝沢滋さんの型紙による、私だけのフルオーダー・スーツというのが出来るわけであります。まあ、何しろ時間をかけ、何回もフィッティングをしていくつもりなので、出来あがりは来秋シーズンかな、とのんびり構えております。
 柳町さんの靴もそうでしたが、フルオーダーは1年ぐらいかかるのが、味というものだと思いますね。なんかすぐに出来てはありがたみがないというか。
 私は服オタクとは対極にあるような人間です。フルオーダーだからごちゃごちゃ口出ししたい、というヒトもいるでしょうが、私は逆。いいすし屋に行って、大将に握り方とか大きさとかごちゃごちゃ指定するのは野暮でしょう? 「このぐらいの予算でお任せ」というのが粋なわけですよね。こちらも同じ、まったく自由なのだから、日本一のモデリストである滝沢さんが、辻元一人のために知恵を絞っていただいた、「これならこいつでも格好良くなるだろう」というものを提案していただきたい、と申し上げております。

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2011年1月16日 (日)

軍服の歴史5000年・・・。

 朝、かなり激しい勢いで雪が降りました。一時的ですが、薄く積っていました・・・たちまち日がさして消えてしまいましたが。おそらくこのあたりでは初雪じゃないでしょうか。今年の冬はしっかり寒いですね・・・。
 ◆  ◆  ◆
 近頃ですが、今年こそ出すつもりの「軍服の歴史5000年」というタイトルの本の原稿を読み直して、徹底的に手を入れなおしております。もう部分によっては書きなおしに近いです。なにしろ初稿は3年近く前に出しましたので・・・。思い返せば、じつはこの企画はある新書の一冊として話が進んでいたのですが、編集者と意見が合わず、とくにイラストを多用して図説にしたい、という私の考えが通らず、そちらでは流れてしまって、今のような話になっております。
 イラストの方も、ざっと数えて150点以上にはなり、これを妻が一人で描いているのですが、細かいディテールの考証をしながら描くのだから、一点にどうしても一週間はかかります。一日一枚、描いても半年かかるわけで、結果的に製作期間3年に及んでいるのは当然と言えるわけです。
 この間、二人とも体調をくずし病気になるなど、今回の企画は本当に難業となっております。それもしかし、いよいよ最後の大詰めに来ました・・・。
 なんとしても、今年の前半のうちに日の目を見せたいものです。

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2011年1月 8日 (土)

英国近衛兵の赤い制服。

 MEN’S EXという雑誌の2月号を見ていて、感心したことがあり、それはワードローブコンサルタントのケン青木さんのコメントです。青木さんのその日のスーツの袖ボタンが5つである理由を問われて、「いえ、ウェールズの服の伝統的なディテールです。イギリスはごぞんじのとおりさまざまな国の連合国ですが、昔は国ごとに、ロイヤルガーズと呼ばれる近衛連隊がありました。その連隊ごとに、実は袖のボタン数が違っていたんですよ。スコットランドは3つ、イングランドは4つ、ウェールズは5つです。ポール・スミス氏はウェールズ出身なのでコレクションにも5つボタンを多用しています」。
 こういうことを言える方は教養があるんですね・・・。正確に言うと、英国近衛兵の正装であるレッドコート(赤い制服)は、国によって前ボタンと袖ボタンの数が違います、そしてこれは昔の話じゃなくて今でもそうです。スコッツ・ガーズは前ボタンが3×3×3で合計9つ、袖は3つボタン。コールドストリーム・ガーズなどのイングランドの連隊は前ボタンが2×2、2×2、2の10個で、袖口は2×2。これがハケットロンドンのスーツでも見られる2×2の袖ボタンですね。それでウエルス・ガーズは5×2の10個ボタンで、袖も5つボタンです。全くその通りでして、私は前からケン青木さんという方、海外からの視点を持っているだけにいいことを言われると思っていましたが、これなんかも、なかなかスーツしか知らない人には出てこない発想です。
 しかしポール・スミスがウェールズの出だから5つボタン、とは知りませんでした。確か生まれはノッチンガムか何かでウェールズじゃないような気がしますが、家系がそうだということなんでしょうか。
 もっとも、それではなんで、青木さんのその日のスーツが「ウェールズ調」だったのか、は分かりませんでしたが・・・。それはともかく、英国のブランドなどは、レッドコート(その起源は1645年にさかのぼります)を意識することが多いのも当然、自分らの民族衣装のひとつなわけですから。
 ◆  ◆  ◆
 私は「戦史・服飾史研究家」と名乗っております。服飾評論家ではありません。ファッションの方の専門家じゃなくて、歴史家の一ジャンルのつもりです。そういうわけですから、じつは20世紀になると急速に興味が薄れます。本当のところ、人気が高いから第二次大戦ものも研究していますし、特に圧倒的に愛好家が多いのでナチスものは避けて通れませんが、個人的には食傷気味というか、すでに詳しい人も多いのであまり触れたくありません。
 そんなわけで、スーツとか紳士服一般についても、もちろん好きではありますが、べつに専門家でもないし細かいことには興味もありません。ただ、上のような歴史がらみ、それも軍服がらみとなると俄然、面白くなります。

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2011年1月 5日 (水)

インフルエンザ。

 御報告までですが、私どもは結局、インフルエンザにかかっていたようです。しかし4日に病院に行った時点ですでにほぼ、ウイルスは抜けており、まあだいたいこのまま治るようでございます。どうも今年の予防接種の予想は、あまり流行と合致していないようで、ちゃんと受けていてもこうなることもあるようです。いやはや、新年早々とんだことでした・・・。

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2011年1月 2日 (日)

新年早々・・・。

 あけましておめでとうございます。
 ・・・が、私は昨年末から風邪、なのかインフルエンザなのか(予防接種はしてますけどかかるときはかかりますから)体調が悪いままで、大晦日には熱が8度台まで出て、おまけにうちの奥さんにまでうつしてしまったようです。ということで、目下、二人で新年早々、沈没しております。2011年、こんなんで大丈夫なのでしょうか? 今年はもう病気はこりごりなんですが・・・。ともあれ、どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます・・・。
 
 

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