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2010年8月21日 (土)

魔法使いの弟子

 「魔法使いの弟子」という映画を見てきました。ニコラス・ケイジの新作でして、またそのニコラスやジェリー・ブラッカイマーほか、制作や監督は「ナショナル・トレジャー」のチーム、だそうです。一言で言えば、ブラッカイマー印のディズニー映画らしく、そつなく完璧に見事な娯楽作品であります。アクションあり、恋愛あり、少年の成長あり、泣かせどころあり、まあ求められているものはすべてクリア、というんでしょうか。無駄は一つもないというのでしょうか。娯楽作品のお手本みたいな一本でした。
 時代は8世紀、あのアーサー王の時代。偉大な魔術師マーリンと邪悪な魔女モルガン・ル・フェが争っていた時代からお話が始まりまして、一時的に封印されているモルガンを完全に打ち破るべく、マーリンの弟子であるニコラス・ケイジが1000年以上の時を超えてマーリンの後継者を捜し求める・・・という感じ。さてその運命の後継者は、現代のニューヨークのまるきり冴えない少年なのでありました・・・このへんはハリー・ポッターなんかと同じようなノリですね。
 ロン毛のニコラス・ケイジは格好いいです。はっきりいって現代人の役よりこういうファンタジーとか時代劇の方が似合うと思う。敵役の悪の魔法使いもなかなか魅力的。どうもやはりブラッカイマー制作の「プリンス・オブ・ペルシャ」で商人の役をやっていた人らしい。それから主人公である魔法使いの弟子ですね、これの子役をやっている人がすごく上手いと思った。どうも「ナイト・ミュージアム」シリーズの子役の人らしい。それに比べると成人後の主人公のほうはちょっと弱いかもしれません。その彼女として登場するヒロイン役のテレサ・パーカーという女優さんが非常に魅力的です。オーストラリア出身の期待の若手女優さんらしいです。ニコラス・ケイジの恋愛相手で、しかも身体をモルガンに奪われているもう一人のヒロインにはモニカ・ベルッチ。相変わらずお美しいです。
 そして、タイトルの「魔法使いの弟子」とは、そもそもはあの1940年のディズニー・アニメ「ファンタジア」の中の一編から採られていまして、その元ネタといえば、ミッキー・マウスが未熟者の魔法使いの弟子となって、ホウキに水くみをさせるけど止め方が分からなくて大騒動に、というお話でしたけれど・・・本作の元ネタというとそれだけなんですけれど、ちゃんとこの元ネタに敬意をはらったホウキ大活躍のシーンが出てきてオールド・ファンもにんまり、ということになっております。
 2時間ちょっとと長からず短からず、展開も安定していて、しばしばブッラカイマー作品にみられる筋の読み取りにくさもないです。安心マーク付きの作品でございました。そういう楽しめる映画を求める向きにはお薦めです。

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