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2010年3月25日 (木)

ダレン・シャン

 映画「ダレン・シャン」というのを見てきました。渡辺謙さんの最新作、ということですけれど、原作は「ハリー・ポッター」以後、刺激を受けていろいろ出回った児童文学のシリーズものの一つで、本屋さんでもよく児童書コーナーで見かけます。要するに、何でもない高校生のダレン・シャンが吸血鬼になって、吸血鬼の世界の戦争に巻き込まれていく、という話ですが、話の軸に、主人公を吸血鬼の世界に引き込む先輩吸血鬼(220歳!)というのがいて、この人物がシルク・ド・フリークという奇形の人たちによるサーカスに所属しているわけであります。
 で、そのシルクの団長「ミスター・トール」を演じているのが渡辺謙なんですね。頭にでかいハリボテつけて、七福神のビンズル長者みたいな風貌に特殊メークしてます。本人としてもこういうのは初めてじゃないでしょうか。そんなわけで、わき役の一人ではあるけれどなかなか出番も多くて、重要な役どころで、かっこいいです。本当にこの方、いまやハリウッド俳優として違和感なく定着しているのがすごいです。
 ほかにジョン・C・ライリーとかサルマ・ハエックとか、ウィレム・デフォー(あの「ストリート・オブ・ファイア」=1984年=で有名になった人。今となっては懐かしい)が出演しており、なかなかに豪華なワキが固めております。
 で、主演級はダレンを演じる新人および、「テラビシアにかける橋」で有名になった子役・・・の二人の少年なんですが、正直のところ、主人公はちょっと迫力不足というか、あんまり上手くないかもしれません。やはり経験不足か。が、そのライバルである悪役の子の方は、すでにベテランなので非常に好演しております。
 それでまあ、全体としてはけっこうダークな雰囲気で、死ぬ人も出てくるし、残酷なシーンやグロいシーンもあるし、「ほんとに子供むけ?」という感想です。かなりこう、刺激が強いと思うんですが。フリークたちの描写もかなりなんですよ。その昔の白黒映画「フリークス」を彷彿とさせる感じです。文章で読むとどうなのか知りませんが、映像化するとかなり生々しいです。そんなかわいいもんじゃなくて、かなり子供が見たらびびるかも。
 なんでそういうかといえば、舞浜イクスピアリの映画館では、この作品は春休み子供向けという扱いで、なんと吹き替え版のみ。字幕版なし。予告で流れたのも「クレヨンしんちゃん」とか「名探偵コナン」。つまりこういうのと同じ客層、と思われているわけだが、ちゃんと内容を見て判断したのかな、関係者。大人向けだと思うけど、この作品。
 話もいろいろと展開があって、十分に楽しめる娯楽作品。ちょっと発端編だからか、話のスケールが小さい感もありますが、もし続編ができれば、またいろいろあるんでしょう。原作は12冊もあるそうですが・・・。
 
 

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