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2009年12月 7日 (月)

「気高き男の服(仮称)」楽しみです。

 銀座のサローネオンダータから来るニュースレター・・・季節の折々に来るのが楽しみなんですが、今日は「大雪」ということで新しいものが参りまして、スタイルクリエーションズ社長・滝沢滋さんのメッセージにこんな一節が。はばかりながらちょっと引用しますとですね、「執筆のために様々な角度で研究をすればするほど、日本の「洋服の歴史」とヨーロッパの服の歴史の格差を感じ、日本人は、一生学ばなければだめだなあ と感じずにはいられません。来春には発売予定の私の著書「気高き男の服(仮称)」!ご期待ください」とのことで、おお、前からそんな話も漏れ聞いてはいましたが、ついにご上梓されるようで。
 「気高き男の服」いいですね、実に。そういうことであってほしいのです、実際。精神的なものであってほしい。そして、おそらく滝沢さんの手にかかれば、そこいらへんのファッション関係の入門書なんかみんな吹き飛んでしまうでしょうが、きっと理論的に、男の服というのはこういうわけだからこういうものなんです、とピシっとやってくださるに違いないので今から楽しみです。流行でどうのこうのというだけのものじゃ、だめなんですよね明らかに。
 が・・・こうなってみますとです。私どもの「軍服の歴史5000年(仮称)」が、まるまる2年もかかっていますが、こりゃ先を越されてしまいますね、滝沢さんに。いやまいったなあ、同じぐらいになっちゃうかも。きっと出版記念会を盛大におやりになるころ、こっちは出ているかしら出ていないかしら・・・。なにしろこっちは欲張りすぎて5000年分の内容なんで・・・もちろん、19世紀の半ば以後の、普通の紳士服は滝沢さんの御本に一切お任せする次第です、はい。
 近頃、スタイルクリエーションズさんのサイトを見ていますと、いろいろ来年のご計画があるようです。中には「星野賢一さん」という期待の秘密兵器がいらっしゃるという情報も・・・。ひょっとしてですが、水落さんの後任の方、でありましょうか。滝沢さんが推すのならちょっとやそっとの腕前ではないのでしょう、きっと。
 こりゃあ、あれです。むかし、ソ連の指導部とか秘密兵器をあれこれ詮索する時代がありましたけど、スタイルクリエーションズ社の動向も目が離せませんですね。
 ◆  ◆  ◆
 「トラ!トラ!トラ!」の製作40周年ブルーレイ・バージョンが手に入りました。何度も何度も見た作品ですが、確かにぜんぜん違うというか、軍服のディテール、生地とか質感、縫い目や肩章の付け方なんてものまでしっかり見られます。室内の調度品もくっきりわかる。今まで見えていなかった背景がよく見えるのです。すごいですねブルーレイ。1930年代の男たちの紳士服もたくさん出てきますが、いいですよ、実にどっしりしていて。たっぷりしている感じ。しかもだらしなくない。みんなシャツはダブルカフスで、ベスト着用、チェーンも下げているし。帽子も当然。いい時代です。
 渥美清や芥川比呂志、松山英太郎の出ているシーンを何十年ぶりに見ました。ああ、これこれこれ。ここが見たかったんです。なんでカットしたんだろう。
 どんどん後戻りできない状況に盛り上がっていく日本側、いつまでも半信半疑のままで弛緩しきっているアメリカ側・・・。何度見てもこれ以上にすごい映画はもう作れないな、と思いますね。「パールハーバー」なんてまったくの駄作。CGじゃないですから、こっちはなにしろアクロバット・パイロットが2人も死んでいるそうですから、撮影中に。もう本当に命がけの撮影だったんです。迫真のシーンで、米軍機が大爆発して整備員が逃げ回るところがありますが、あれも実は事故で予期しない大爆発、人々は本気で逃げ回っていたんですってね。そりゃ真に迫っているわけです。

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コメント

辻元さま
いつも楽しく拝見しながら勉強させていただいております。BLOGで取り上げいただきありがとうございます。
ちょっとプレッシャーですが、、、、ご期待にお応えできるよう
楽しみながら!頑張らせていただいております。
辻元さまの著書も楽しみにしております。

滝沢滋

投稿: Takizawa Shigeru | 2009年12月 7日 (月) 12時57分

いえいえいえいえ・・・もうどーんと
プレッシャーがかかっているのは私ども
というか、妻の玲子さんでありまして
・・・なんといいますか、カラーの
絵はなかなか手間がかかるようで。

それはそれとしまして、以前から是非、
滝沢社長には本をまとめていただきたい
と思っておりました私としましては
欣快至極でございます。

なにしろ楽しみです・・・が本を出す
のって実に大変です。ご無理のないよう
ご自愛ください。

投稿: 辻元よしふみ | 2009年12月 7日 (月) 16時25分

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