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2009年8月20日 (木)

ナイト・ミュージアム2とシェルブールの雨傘

映画「ナイト・ミュージアム2」を見てまいりました。2007年にヒットしたベン・スティラー主演のコメディーの続編です。今回は、前作で舞台となったニューヨークの自然史博物館からアメリカ最大のスミソニアン国立博物館に移動、スケールアップして、ということであります。具体的には、ニューヨークの博物館が展示物の見直しをして、前作でおなじみの「夜になると蘇る」連中がそろってスミソニアンに移管される、というところから騒動が始まります。一方、警備員だった主人公は本職の「発明」でついに成功、この2年の間にちょっとした会社のCEOに収まっており・・・と、そんな感じでございます。
 また例によっていろいろ出てくるのですが、見てのお楽しみ。今回のヒロインはアメリカの女流パイロット、冒険家として著名なアメリア・イアハートです。彼女を演ずるのはディズニー映画「魔法にかけられて」で喜々としてお姫様を演じていたエイミー・アダムズ。脚にぴったりしたパンツを穿いて登場ですが、なかなか決まっています。
 ほかにも巨大なリンカーン大統領とか、見ものはいろいろあります・・・が、今作は前と違って、すでに摩訶不思議な世界が前提となっているので、そのドキドキワクワク感は不足しております。
 それから、イワン雷帝とかナポレオンが出てきますが、特にナポレオンの扱いはちょっとひどいのでは? フランス人は不快に思うかも。
 ◆  ◆  ◆
 帰りがけに、デジタルリマスター版の「シェルブールの雨傘」を買いました。いろいろ見直して気づくことがありますが・・・考えてみれば、昭和30年代のフランス、自動車修理工場に勤める主人公自身は自転車通勤。あのころはそうでしょうね。しかし携帯電話が出てこないぐらいでちっとも古びていないのがすごい。
 女性だけでなく男性のファッションも見直すと決まっています、配色のセンスがすごい。

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2009年8月14日 (金)

亡くなった方々・・・とフリードリヒ大王(?)

 結構、色々な人が立て続けに亡くなりまして・・・。先日の大原麗子さんは驚きでしたし、今日の山城新伍さんも驚きました。それから作家の海老沢泰久さん、まだまだお若いと思っていましたが、この方は確か、私の母校である茨城県立下妻第一高校のOBだったと思います。まあ、そのことしか存じ上げないのでなんですけど、母校の物書きの出世頭という人が亡くなったのは残念です(ちなみにもっと古い世代だと、横光利一などと一緒に新感覚派でならした龍胆寺雄さん、なんて先輩もいらしたように思います。
 もうお一方、レス・ポール氏も亡くなりました、といってもあまり一般的にはピンとこない人名でしょうが、今、世の中に出回っているソリッド型エレキギターというものはほとんど、プロトタイプは2種類しかなくて、レオ・フェンダーさんが作ったフェンダー・ストラトキャスターという種類と、それからこのレス・ポールさんが作ったギブソン・レス・ポールというもの、なんですね。有名なレッド・ツェッペリンなんてバンドもこのギターがなければ、ジミー・ペイジの出したような、ああいう音にはならず、ああいう音にならなければ、ああいうバンドにならなかった、という具合です。
 ◆  ◆  ◆
 いよいよ終戦から64年の8月15日。終戦時に20歳の若者でも80代半ばでありまして、ある程度、責任ある立場にあって状況が分かっていた人となるともはや90代以上ということになりました。「今次大戦」という言葉もそろそろ死語でしょうね。
 ◆  ◆  ◆
 そして、ひとまず歴史の世界にお蔵入りしてしまうと、急激に記憶が薄れて分からなくなっていくものです。今、次の本向けに妻がフリードリヒ大王の時代の服装なんかを調べていますけれど・・・このへんの時代になると、かなり資料が多いようで・・・案外に多くない! みんな分かったつもりになっているけれど、分かっていないことが多かったりします、ディテールとなると。
 ふと調べていて、妻が戦前のドイツで作ったらしい白黒映画「フリードリヒ大王」Der Groß Königをドイツのサイトで発見。http://www.forutv.de/forutv/mobymovies/content/video_main_mobymovies.php?in_Video_ID=000389なんと太っ腹に全編90分以上を完全公開していまして、驚きました。どうもこれ、ゲッベルスがヒトラー総統を喜ばせようとして作ったものの一作みたいですね。大王がなんか、ヒトラーそっくりにアジ演説するんです。あんな人じゃないと思いますが・・・。それはそれとして、当時の敬礼の作法として、帽子(当時は三角帽というハットです)を脱いで右腕をまっすぐ横に突き出すようなことをしておりました。脱帽するのは知っておりましたけれど、ああいう風にしたんですかね・・・なんか、あれも帽子を手に持っていないと、例のハイル・ヒトラーになっちゃいそうですが。
 もっとも、ナチス式敬礼、などといわれているものも、本来は古代ローマ以来、存在している右手を掲げる敬礼が起源ですので、別にナチスがオリジナルじゃないのですが。
 それにしても、ものすごい数の兵隊さんが出てくる映画で、一瞬、CGかと思いますがあの時代にあるわけはなく、本物の兵隊が何百、何千人単位で出演していますが、あれもおそらく当時の本物のドイツ軍でしょうね、服装はコスプレしていても。戦闘シーンが迫力ありすぎますし。付記:後で注釈を見たら「1942年のプロパガンダ映画」とドイツ語で書いてありました。やっぱり。

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2009年8月 3日 (月)

松栄のMP44突撃銃。

 今ちょっと機嫌がよいのですが・・・ある方のツテで、前から欲しかった松栄のモデルガンMP44を手に入れたからです。http://www5e.biglobe.ne.jp/~nakaya/shoei/shoei%5Bair%5D.htm
 現在、松栄さんではエアガンを製作しており、モデルガンの在庫はほとんどないのですが(ただしまもなく製作再開とのこと)、ある方のご紹介で奇跡的に一丁、手に入った次第です。私は勿論、実はうちの妻というのがとにかくこの銃が好きで、なにかというと自分の作品でも描いておりましたけれど、やはり絵を描くには実物に近いものが必要、とくに斜めとか後とか、そういう角度から見た絵が描きたい、というのですね。
 我が家はなにしろ画家がいるわけなので、今までもモーゼル小銃とかMP40短機関銃というのは持っておりましたけれど、MP44についてはなんといっても松栄さんのが素晴らしいと聞いておりました。しかしそれ相応のお値段、出来心では買いにくかった・・・のですけれど、人の御縁は大事ですね、話が進む時はとんとんと進みます。もう10年越しで欲しかったものなので、私も妻も大喜びしております。
 確かにいい感じの仕上がり、海外では博物館用のレプリカにもされているという出来栄えだそうで、手にしてみると誠に実感あふれるもの。ドイツ軍ファンが欲しがるわけです。
 次に出す「世界の軍服」で後期のドイツ兵の絵を起こす場合には、手にする銃はもう決まりですね。
 ちなみに、詳しい方には蛇足ですが、MP44というのは第二次大戦後期にドイツ軍が送り出した突撃銃、つまりそれまでの小銃と機関銃を合わせたような銃の元祖です。戦後になってソ連のカラシニコフAK47や、アメリカのM16など、この銃の影響を受けた突撃銃が開発され、銃の世界のグローバルスタンダードを築いた、という金字塔的な銃です。
 確かに60年以上前にこういうものを使っていたとは、見るからに時代の先を行くもので、ナチス・ドイツ軍はなんかやはりSFのような集団ですね・・・。

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