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2009年6月26日 (金)

マイケル・ジャクソン氏。トランスフォーマー リベンジ

 訳あって、浦安市舞浜の、東京ディズニーランドそばにある「舞浜ユーラシア」に泊まっておりました。ここのスパにはほとんど週に一回は通っていますが、宿泊は初めてでありました。いやあ、いつも見慣れた施設ですが、泊まってみるとまたいいものですね。
 しかし、朝のニュースで驚きました。マイケル・ジャクソンさん急死、という一報ですけれど・・・まあ、すごいファンだったわけではないが、彼の絶頂期に青春期にありました私ども世代にはやはりショックがあります。ビート・イットなどはバンドでコピーもした覚えがあります。来日公演と言って大騒ぎしていたこともはっきり覚えています。いまだ50歳・・・とはいえ、正直のところ50歳にして、なにかすでにネバーランドの永遠の少年である彼には「似合わないな」という感もあり、70歳とか80歳になったマイケル・ジャクソンというのも想像できず、まさに人生50年、太く短く、余人の何倍もの濃度の人生を駆け抜けていったように思われます。
 帰宅しましてから、かつて「チャーリーズ・エンジェル」で一世を風靡したセクシー女優のファラ・フォーセットさんが62歳で亡くなった、という訃報も知りました。この人の全盛期というのも、私たちの青春時代で、マイケル・ジャクソンの躍進したころとも重なります。70年代後半から、80年代、というところですね。
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 そのユーラシアから、舞浜イクスピアリに出まして、映画「トランスフォーマー リベンジ」というのを見ました。あのマイケル・ベイ監督の最新作で、映像革命と呼ばれた前作の続編ですけれど・・・おもしろい。これは理屈を言って見るタイプの映画じゃないので、もう娯楽度満点。もうロボットたちのトランスフォームぶりはあっけにとられるばかりで見事なものです。
 出演陣も前作から引き続き同じキャストの面々。ブルースクリーンを張り巡らし世界各地でアクションシーンのロケをしたそうで、撮影は大変だったようです。前作で知名度を上げたヒロインのメーガン・フォックス、前にもまして色っぽくなりました。この人はまだまだ伸びそうです。
 前作より「自己犠牲、献身、愛」といった分かりやすいメッセージが盛り込まれ、なかなか感情移入もできる映画です。お笑いの要素も強まりまして、サービス精神旺盛な一作になっております。実際、コメディー的なシーンが全体の3割ぐらいはあるんじゃないでしょうか。主人公の母親の描き方はちょっとやりすぎな感じもしないではないですが。あれではちょっと奇人変人です。
 今回ものすごいのは、クライマックスにかけて続々と登場する実際のアメリカ軍の装備の数々です。空母、潜水艦、航空機にM1戦車、無人偵察機・・・米軍の全面協力を得ているそうですが、軍のPRという面もあるのかもしれません。とにかく非常にミリタリー色も強いので、そういう観点でみるのも一興と思います。
 またヨルダン政府と同国軍の援助も受けているそうで、ピラミッドの空撮などはそれがなければありえなかったとのこと。確かにあのあたりのシーンは大迫力で一見の価値があります。
 ちなみに今作では、実名で「オバマ大統領」という名前がちらっと出てきます。また大統領命令を振りかざす邪魔な大統領補佐官が登場しますけれど・・・オバマのスタッフにあんな馬鹿がいるんでしょうか? いや、あのへん、アメリカはおおらかでいいですね。たとえば日本のパニック映画で、現職の麻生首相とか、その側近の人物とかを登場させることはなさそうですから。ブッシュ前大統領も、自分をこけにしたような映画がたくさん作られましたが、中には暗殺されちゃうようなものまでありましたけれど「娯楽は娯楽」といって無視していました。あのへんは余裕があっていい態度だと思います。
 ということで、迫力あり、笑いと涙あり、面白い一本です。

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2009年6月20日 (土)

できる男は茶色は着ない?

 ふと、気がつくとローマにおいでのスタイル・クリエーションズ社、滝沢滋社長からコメントをいただきまして、恐縮している次第であります。御凱旋をお待ちしております。 

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 今日、電車の中でふと、「できる男は茶色は着ない」という見出しを、反対側の座席の男性が広げていた夕刊専門紙の紙面で見かけました。で、なにしろ反対側からの盗み見なので詳細は不明なんですが、要するに小見出しもあわせて判断しますと、日本人男性はもともとドブねずみ色しか着なかったのですが、1997年頃から茶色が流行し、このころから茶髪も流行りだした、と。で、そのころに青春を謳歌した世代・・・つまり今から12、3年前に20歳前後だった人たち、今の30歳前後の人たちが茶色が好き、なのだということらしい。で・・・つまり、そのぐらいの世代の男性は仕事が出来ない、という意味のことを言いたいのでしょうかね。あるいはそのぐらいの世代で茶色好きの人はダメだと決めつけたいのでしょうか。記事を見ていないのでよく分かりませんが。
 ところで、その元ネタは、今月の17日に徳間から出版された「デキ男なビジネスマンはなぜか茶色を着ない」という、スタイリストの森井良行さんの著書らしいことが分かりました。ですので、そのへんの真意を知りたい人は森井さんのご高書をご覧ください。おそらくどうも、色彩学的根拠というだけじゃなくて、上記のような世代論的な背景を解説しているのじゃないか、と思いますが。私は今、知ったばかりですのでもちろん、未読です。
 実のところ、茶色は出来るとか出来ないとかいうより、なかなか着こなすのが難しいといいますか、要するにかなりおしゃれな人じゃないと決まらないのは確かですね。茶色は本質的にはビジネス用の色じゃない、カントリーサイド用の色である、といいます。つまりそのへんを踏まえた着方をしないとなんか珍妙軽薄な感じになりがちである、と。
 ま、私は仕事が出来る男だなどという自覚はないし、そもそも他人に思われたくもないので、どんどん茶色を着ます。特に好き、でもないけど2週間に一度やそこらは確実に身に着けます。ことに秋口からは、茶色のほうが多いぐらいかも。クリーム色のシャツにボルドーのタイ、それもニットタイやウールタイなんかを締めて、ちょっと上物の茶色のベルトに赤茶色のウイングチップ・・・なんてことでもいいし、あるいは緑のタイなんかでもいいかもしれないし。ぜーんぜん、気になりません。出来るだけ少数派であることこそ、むしろ好ましいとすら思えます。どんなにデキ男だろうが、お葬式かブルース・ブラザーズみたいな黒ずくめのビジネスマンの群れのほうがよっぽどイヤですけどね、私は。
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 ちなみに、最初のころの背広、スーツというのは、実は茶色っぽいものが多かったに違いないんですよね。ヴィクトリア朝の英国で、貴族の乗馬用シングルコートが流行しまして。これをディーサイド・コートとかツィードサイド・コートとかいった。Deeside、Tweedsideですね。そこらへんはよく、ファッション史の本に書いてあるが、外国人には分かることだから、それ以上の説明がなかったりするのですが、この言葉の意味はディー川のほとり、とかツィード川のほとり、の意味であります。ディー川はスコットランド屈指の大河、ツィード川はイングランドとスコットランドの国境となっている川でありまして、後者が冬の定番ツィード生地の語源でもあります。で、このあたりが絶好の乗馬、狩猟ポイントであった。従ってそういうところで着るための服、ということですね。ツィード川を渡るというのは英国ではルビコン川を渡るのと同義で、名誉革命の際に、近郊のコールドストリームからツィード川を押し渡ったスコットランド駐留連隊が、ロンドンに進攻して王政復古を支持した、以来、この部隊は名誉ある近衛コールドストリーム連隊を名乗っております。
 そのコートの裾を短くして、詰めていた襟元も開襟にしていったものが、今のスーツの原形であるラウンジ・コートというものである。というわけですから、その生地というのもフォーマル系の黒などでなく、茶色系であったに相違ないと思うわけです。
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 ところで、私の住んでいる千葉県浦安市でも、新型インフルエンザの発症が確認されました。市内にある私立T高校の男子生徒、とのこと。同校は数日、休校するようであります。いよいよ来ましたね、ご近所に。やはりちょっと、ぎょっとします。
 とにかく、最近は手を洗っています。これが結局、いちばん効果があるといいます。それも最低でも20秒以上、洗うべし、といいます。
 秋になれば間違いなく第二波、さらに強毒性のものも襲ってくるかもしれない、といいます。・・・ま、その前に日本はもっとしっかりした政府を作っておかないといけないかもしれませんが、何より先に。おっとっと。どうしても時事ネタを口走ってしまいます、いけない、いけない。

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2009年6月19日 (金)

夏物セール、と私のある「達観」?

あちこちから「夏物セール」というお知らせが来るようになりました。夏至を前にしてアパレル業界的にはそろそろ晩夏、なわけでしょうね。
 このへんが思案のしどころというか、頭の悩ませ所なんですが・・・。今季、というより来年も着るつもりで、できるだけ際物じゃない、オーソドックスでお値打ちモノ、というのを探したいわけです。一方、お店のほうでは、在庫になっても今後、使い道がなさそうなモノを売りさばきたいわけです。
 そこらへんが、お客さんとお店の人の駆け引きになってくるわけであります。
 私はとりあえず・・・今年は銀座のサローネ・オンダータのセールで茶色い夏物のスーツを買いました。これは少し前のモデルということらしいですが、もともと普遍的なモノを追求されている同ブランドですので、なんらの問題もなし。
 それから丸の内リプセットの先行セールで、麻でダブルの紺色ストライプ・ジャケットを手に入れました。けっこう、ありそうでなさそうな感じであります。これはもう最後の一着だったそうで。
 と、このへんで資金が尽きました・・・。いずれも大変な激安でありましたけれど、私も手元不如意につき。今年はいずこも不景気と思いますが、かえって「もう節約はイヤッ!」と叫んで衝動買いに走る人も目立つようになってきた、という話も。
 それに、景気は底打ちした、底打ちした、とさんざん政府が言っております。そんなの本当かいな、と思いますが。おまけに、まもなく消費税をどんどこ上げる、と連中は言っているわけで、その根拠として底打ちを連呼されてもなあ・・・。そんな気がいたしておりますけれど。
 世の中はいろいろあり、ことに北朝鮮はいろいろやっていますが、要するにお家騒動なんでしょうね。まあ、結局は権力争いで内向きのことしか考えていないのでしょうけれど、やりすぎないようにお願いしたいものです。そんなこんな、まあ、面倒くさいのであまり書きません。
 うちのサイト、ブログにたどり着く方、①歴史もの②ファッション関係③映画・・・に関する検索語からおいでになる方が多いのですが、さらに近頃は④胆石、胆管結石、手術、ということでおいでになる方も多いです。よって、そのへんのネタを中心にするわけです。時事ネタはやめておきます、はい。

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2009年6月15日 (月)

無限航路

 どうも前から気になるのですが、「じゃぱネットたかた」でテレビを紹介する時、いつも「どんな古いテレビでも●万円で下取りいたします」というのですが、そこでサンプルとして登場する古いテレビ、なんか数年前まで我が家にあったものに似ているんです。確証はないんですが、サイズといい、右下の緑色のつまみといい・・・似ているな、と。じゃぱネットでアクオスを購入したときに下取りに出したテレビ。ちょうどそのころから、番組に登場するようになった気がするのですが。ま、そういう気がする、というだけですが、いつもそう思って見ております。
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 ところで、いまニンテンドーDSの新しいゲーム「無限航路」というのをやっております。これ、スペースオペラ調のゲームで、ポケットゲーム用とは思えない壮大なスケールで宇宙の艦隊決戦を描く野心的作品です。なにしろプレイヤーは200種類もの設計図をもとに自分の率いる駆逐艦、巡洋艦、戦艦、空母までオリジナルで建造でき、それも5隻まで艦隊として編成できるというわけで、さらに部下に加わってくる士官たちを副艦長、オペレーター、航海長、砲雷長、医師、主計長、パイロット・・・などなど事細かに設定されている艦内配置につけることもできる、非常に本格的なスペースアドベンチャーとなっています。
 それはいいのですが、最初の中ボスである独裁者デラコンダの戦艦をなかなか攻略できず、そこができないと全然、先に進めず困っていました。このままではチャプター1で挫折だなあ・・・。
 が、ふと思いついたのです。このゲームの艦艇の兵装は射程が決まっており、遠すぎは勿論、近すぎる場合も発射できない。そこで、敵の戦艦は大口径砲しか積んでおらず、接近するとなにもできないことに気付きました。ひたすら前進して、敵に食らいつき、小口径砲でちびちびと攻撃し続けると、なんとほとんど無傷で勝利できてしまいました。大口径砲は役に立たず、結局のところ速射砲で決着がついた日清戦争の海戦のような展開です。
 私同様に、もしチャプター1で既に挫折しかけている方、試してみてくださいませ。

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2009年6月14日 (日)

内田光子さんと大英帝国勲章。レペットの靴とボータイ。西友290円弁当。

読売新聞の記事ですが「英政府は13日、6月恒例の叙勲名簿を発表し、モーツァルトなどの演奏で世界の第一人者とされるピアニストの内田光子さん(60)に、男性のナイトに相当する「デイム」の称号が授与されることが決まった。・・・デイムの称号は文化・芸能などで優れた業績をあげた女性に与えられ、これまでに女優のジュディ・デンチさん、オペラ歌手のキリ・テ・カナワさんなどが授与されている。一方、同日の発表ではゴルフ選手のニック・ファルド氏、俳優クリストファー・リー氏にナイトの称号が授与されることも決まった」とのこと。これ、正確に言うとデイム・コマンダー・オブ・ザ・ブリティッシュ・エンパイアDame Commander of the British Empire(大英帝国貴婦人指揮官章)というものを内田さんが授かることになった、という話です。大英帝国勲章の第二級に当たります。
 たとえば昔、ビートルズがもらったのはメンバー・オブ・ザ・ブリティッシュ・エンパイアMBEという最下級(五級)の勲章。だからナイトではなかった。ポール・マッカートニーがその後、サー・ポールになったのは別途、ナイト位を受けたからです。エルトン・ジョンはコマンダー・オブ・ザ・ブリティッシュ・エンパイアCBEといって三級勲章でやはりナイトではなく、こちらも別途でナイトになっております。サッカーのデービッド・ベッカムは四級のオフィサー・オブ・ザ・ブリティッシュ・エンパイアOBEで、いまだナイトになっていません。アンソニー・ホプキンスやショーン・コネリーも勲章の枠外でナイトになっています。おそらく上記のクリストファー・リーなどもこれが適用されてるんでしょう。英国の制度では、いろいろな勲章がありますが(ガーター勲章とか、バス勲章とか、この大英帝国勲章とか)これらの中で上級のものはナイトとかデイムというタイトルがついていて、騎士団入りできる。これが正規の英国王を君主と仰ぐ騎士団で、ほかに員数外で勲章を伴わないナイト位やデイム位も与えられるんですね。
 内田さんの場合、堂々の大英帝国騎士団に入ったわけで、ものすごく難しいことであります。しかし確か私の知るところでは、外国人の場合、英国か英連邦の国に帰化しないとナイト位をもらってもサーなんとかとは呼ばれないはず。米国人のビル・ゲイツ氏はナイトになっているけれどサー・ウィリアムとは称さない。内田さんの場合もそういうことになるんでしょう。つまり英国王の臣下ではないから、です。
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 丸ビルでぶらぶら歩いていましたら、ふと白くてとても軽やかな靴を発見。なんとも味があって、近寄れば山羊の革を使用しているようで・・・あ、やっぱり。レペットRepettoですよ。バレエ・シューズの老舗として有名なパリのブランドで、ブリジッド・バルドーだかセルジュ・ゲンズブールだかが履いていて有名になった靴ですな。で、ziziというのがかなり普通の靴っぽくて値段も高い。ソールもレザーだったりします。しかしここで見かけたのはソールがラバーのjazzらしい。こっちのほうがかなりお安いし、実用的にはここまで底が薄い靴なので、ラバーのほうがよさそう。ということで衝動買い。夏場の白いスラックスに合わせるとリゾートな感じで好さそう。ついでにハリソンの靴下で男ものには珍しい緑のものを見つけたのでこれも衝動買い。妻から「よく買うわねえ」と呆れられていますが、まあ3か月ほど入院していましたので、その反動ですね、これは。
 そういえば。本日は、何年か前にビームスで買ったボータイを襟もとに締めておりました。ボータイの手結びなど久しぶりにやりましたが、まだまだ大丈夫、ちゃんと一発で決まりました。しかも鏡も見ないで(まぐれかしら)。日曜日だから少々、このぐらい遊んでもいいですよね。え? お休みだったのかって? もちろん、そのまますぐに会社に行きましたよ。特に同僚からは何にも言われなかったので安心いたしました(?)。今後は土日なんかはボータイも使おう。いや、夏場なんて変なクールビズとかいうより、コンパクトなボータイのほうが涼しげじゃないでしょうか。実際、「前垂れ」がないと作業上も実用的です。そういえば前にサローネ・オンダータの水落さんに「ボータイはお締めになりませんか? 私は好きですが」と言われ「レストランとかパーティーなんかはともかく、なかなか会社にはしていけませんね」と申し上げましたけれど、はい、これからは平然としていきます。
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 最近といえば、懐中時計用のチェーンを金銀色の二本、買いました。一本1000円です。これに時計じゃなくて鍵を付けて、ベスト着用のときは昔の紳士のように、そうじゃないときにはズボンのポケットに、いまどきの若い衆のウォレットチェーンのように垂らしています。あくまで実用品ですが、なかなかいいものです。
 私は実のところけちくさいので、ポケットチーフのたぐいもわざわざ買うことは稀であります。白いリネンのもの以外は、ほとんど普通の(一応、ハロッズあたりで買った)ハンカチだったりします。ほかには・・・これ、邪道でしょうが、もう絞めなくなった古いネクタイを丸めて突っ込んでいます。若いころに大量に買った100円ネクタイなど、大いに使えます(苦笑)。それなりにきれいな発色ですから、ちら見せなら十分です。
 けちくさいといえば、近所の西友にて、最近話題の激安「290円弁当」を試食してみました・・・とりあえずシャケ弁当。これがなかなかウマい。立派にウマいですね。夫婦二人で食べて600円しない。ちょっと味付けは辛いですが、悪くない。煮物とか唐揚げも入っていて、ご飯もなかなかのもの。これではほかのお弁当屋さんが困っている、というニュースや記事を見かけましたが、なるほどです。よくこれで利潤が上がるものだなあ、と感心いたしました。

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2009年6月 9日 (火)

ハケット ロンドン丸の内店

 私が入院中に、英国の紳士ブランドであるハケット・ロンドンの丸の内店というのがオープンhttp://webuomo.com/news/article73しておりました。
 病院でも雑誌のたぐいは読んでおり、基本的にはどちらかというとイタリア系より英国系のほうが好みである自分といたしましては、元気ならすぐに見に行ったのですが、当然ながら行けるわけもなく、それよりなにより治療費やら入院費やらが大いにかかり(まあ、後で健保とか保険の特約なんかで取り返せるんですが)、ま、気にしつつここまできた次第ですが・・・。
 ようやく体調も良くなってきたことだし、会社の昼休みにちょっと足を伸ばしまして、丸の内まで出かけたついで、「そうだ、この際、ハケットロンドンを覗いてみようか」と思い立ちました。大手町とか東京駅のあたりから行くと、ちょっと離れたところ。新丸ビル、丸ビルを通過しハロッズを横目に、あれやこれやと立ち並ぶ店の数々・・・本当にこのへんは激戦区ですね。ブルックス・ブラザーズを通りソブリンハウスを通過し、バセットウオーカーを通過し、セルジオ・ロッシを通過し・・・リプセットの入っているオペークを通過しまして、バーバリーの店舗の向かい側、ビームスの並びにありました、ありました。ハケットロンドンですねえ。
 私はなんだかんだ、けっこう引っ込み思案です。初めて行く店、というのが苦手です。その割にどんどんどこでも行きますが(というか、一応、新聞社の人間ですし苦手だから、で引き返してるようじゃ話になりませんが)。で、ここもわざと通過した後、引き返しておっかなびっくり飛び込みまして・・・夏向けのハンティング帽とか、派手なクレリックシャツが目に付きます。それからずい、と中に進むと・・・いいですねえ。ぐっと腰のくびれた、スラントポケットが目立つジャケットがずらずら。というとリチャードジェームズ風のようにも聞こえますが実際に見るとあちらのソリッドぶりにくらべて、もっとグラマラスですかね。今年流行というカラーパンツも淡い色中心に並んでおります。ちらちら見るに、英国製ばかりじゃなくイタリア製も多い。ちなみに店内のBGMはブリティッシュ・ロックなのは確かだが、最近のものは私は分かりません。私の脳内ディスコグラフィーは1990年ごろで止まっていますので。U2やデフ・レパードですら私の中では「わりと最近の新人」に思えます(!)。
 ひときわいい色の紺のストライプ・スーツがあり、なんか見たような生地だが、と思って裏を返すとロロ・ピアーナ。そういえば私の手持ちのスーツに同社のそっくりの生地があったのがデジャブ感を呼び起こしたらしい。しかし形が違うとぜんぜん違いますね。なかなかにかっこいいです。特徴であるという袖口のボタン(四つのボタンが二つずつ、二組に離れて付いている)も面白い・・・なんでも英国軍のレッドジャケット、あの近衛兵が着ている赤い軍服の袖口を真似しているそうですね。軍服だと、あの離れたところにラインが入ったりするわけです。
 お店の方が、話しかけてきて「ところで、着てらっしゃるお洋服が素敵ですので・・・ひょっとして業界の方でしょうか?」と聞かれてびっくり。いやまあ、その手の内容の本を書いているから無関係、じゃないけれども同業者じゃありません、近所の新聞社のモノですといって名刺交換。「決して怪しいモノでは・・・、いや、ひょっとしてかえってあやしいですかね」(笑)と申し上げました。(ちなみに私は紺地に水色のストライプの山形屋の注文服、そこそこの既製品のシャツに、20年も前のバブルの頃に買った、当時ものすごく高かったけど今じゃどうということもない、ただしイタリア生地で発色がいいのでいまだに愛用している緑色のネクタイ、緑色の非常に安物のチーフ、ごく平凡な値段の緑色のハンティング帽、西友で買ったなかなか色がいいメッシュベルト=これ、ほかのセレクトショップでも褒められたことがあります、値段じゃないんですね。そして足元は女性モノの緑のホーズに、トリッカーズのウイングチップ、というようないでたちでした。見事に玉石混交です)。
 そこで、かくなる上は何か買おうと決心しまして、非常にいい色のクレリックシャツ、胸にハケットロンドンのマーク付き、というのが最初から目に付いたので、赤と青とどちらも気になりましたが、青のほうを購入。首周りに合わせますと当然、袖が長いのですが「袖の処理は当方負担でやらせていただきます」というので、えらい、ここはえらいですね。さらに「御試着してみてください」というからこれまたえらい、実にえらい。シャツでちゃんと試着させてくれる、えらいお店です。
 それからカフリンクスもちょっと目に付きました・・・明らかに英国の勲章のリボンを使用しているのじゃないか、と思われるものがいくつかありました。本物かレプリカかは知りませんが、略綬の配色だと思います。
 ということで、また一軒、立ち寄り先が増えましたけれど・・・医療費が返ってこないともうこれ以上買えないかも。それはともかく、落ち着いていていいお店です。お値段も「けっこうこなれたお値段」(同店のO氏)です確かに。
 

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2009年6月 7日 (日)

カシウエア、100%シアバター・クリーム

 先日、妻がユナイテッド・アローズで衝動買いしたクマのぬいぐるみの話、ですが、やはり単なるぬいぐるみじゃなくてカシウエアhttp://www.kashwerejapan.com/top.htmlという今、評判のバスローブやタオルのブランドのものだったんですね。なんでも、カシミアも真っ青なほどのよい手触りで吸水性も抜群、というものなんですと。確かにぬいぐるみのクマちゃんもいい手触りです。
 で、本当はこのぬいぐるみにもクマちゃん専用のバスローブがあって、それだけで1万円ぐらいします・・・ま、いずれ買ってあげます、余裕があれば(笑)。このブランドが有名になったのは、最近のアカデミー賞の引き出物、といいますか、出席者用のギフトに選ばれたんですってね。いや、そういう物とは知らず、失礼いたしました・・・。アローズさんでもここのバスローブやタオルを扱っているわけですね。
 ◆  ◆  ◆
 ところで蚊の季節になってきました。近辺でもそろそろ飛び回りだして・・・と思っていましたら、昨日、家の中に侵入してきた蚊に今夏初、さっそくやられました! 私、けっこう敏感肌ですので蚊に食われますとかなり腫れ上がります。ものすごく嫌いです(そりゃどなたも嫌いでしょうが、かなり憎悪しております)。
 で、業務用の蚊取り装置(誘因光線など出して蚊を集めて駆除する機械ってのがあるそうです。ひょっとしたら買うかも)なんかも検討していますけれど・・・それよりなにより、蚊に刺されてしまったものをなんとかしたい。
 ところがここで、すごく効く物が見つかりました。というか、ちょっと前から我が家ではアフリカ・ガーナから取り寄せている「100%シアバター・クリーム」というものをクリームとして愛用しております。よくシアバター配合の商品を売っていますが、なにしろ100%ですからすごいです。また洗顔用には「アフリカン・ハーブ・ソープ」という、これもガーナの薬草で作った石鹸を使用しています。いずれも蚊や蝿の多い現地では必携品なんだそうですが、このハーブ・ソープで蚊に刺されたところを洗い、100%シアバターを塗り込みましたら、あら不思議、ぜんぜんかゆくなくなりました。そして一晩開けてみますと・・・おお、本当にほとんど治っている。腫れが引いてかゆみもないのです。これはすごく効きました、私には。

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2009年6月 4日 (木)

スター・トレック

 映画「スター・トレック」を見てまいりました。私はスタートレック・シリーズのファンではなく、実のところこれまでの作品はテレビも映画もほとんど見ておりません。カーク船長とかミスター・スポックという人物がいるのは知っている、という程度。じゃあなんで見たのかというと、妻がエリック・バナのファンで、本作にも出演している、と聞いてのことです・・・。
 で、そのエリック・バナはロミュラン人という設定で、特殊メークをしており、はっきりいって誰だかわからない有様。バナのファンとしてはちょっと納得できない、というのが妻の感想です。ですが、映画としては面白くできておりました。シリアスな話あり、コミカルなシーンあり。ただ一方で、従来のスタートレック・ファンはどう思うのかは分かりませんです。だいたいこういう定評のあるシリーズについては、昔からのファンがなかなか納得しないものなので。
 基本的には、USSエンタープライズ号の処女航海と、カークがキャプテンに昇進するまでの「ビギニング」ものであり、あの人物の若いころはこんな感じ? という興味をひかれる人が多いに違いありません。しかし、未来で起こったある事件により、歴史が変化してしまった世界、という話になっております。したがって従来のスタートレックの通史から少し外れた世界ということになります。
 本作では、若き日のスポックが出てきますが、さらに元祖スポックのレナード・ニモイが出てきます。もちろんスポック役です。そこらへんの詳細についてはぜひ本編をご覧いただきたい、ということで・・・。
 最後の最後になって、メンバーが揃ったカーク率いるエンタープライズ号が宇宙に発進していきます。そしておなじみのテーマ音楽が流れ、いつものシリーズだとオープニングにあたるような映像がエンディングとなる・・・そんな感じです。
 まあそもそも、お試し的な気分で見ましたので、映画として非常に楽しめました。いい映画だったと思います。繰り返しになりますが、従来のシリーズに思い入れが強い人の反応はちょっと分かりません。私などは、ちょっとさかのぼってこれまでのスタートレックを見てみたいと思いました。
 ちなみに本作は「スター・トレック」で、従来作は「スタートレック」と、ナカグロのあるなしで邦題を微妙に区別しているみたいですが・・・。

追記:スタートレック・ファンの皆さんには有名な話らしいですが、カーク候補生は意地悪な試験である「コバヤシマル・シナリオ」を唯一クリアした、という挿話が本作でも出てきます。これは基本的に絶対に敗北する、というシナリオをわざと経験させる、というシミュレーション問題なんですが・・・「コバヤシマル」とはまざに「小林丸」で、日本船籍の民間船ということらしい。ということは23世紀まで日本は何らかの形で存在している、ということなんですな。そいつは重畳、というか・・・。
※追記2(2014年5月7日)この記事を書いてから5年がたちましたが、この作品の冒頭で死んでしまうカークの父の役を、後に「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」シリーズでソーを演じて大スターとなったクリス・ヘムズワースが熱演しています。当時はまったく無名のキャストでしたが、非常に重要な役回りで、死を覚悟しつつ穏やかさを失わないクリスの名演技に感動したのを覚えています。その後、すっかり大物になりましたが、後で有名になる人は最初からいい仕事をしていますね。

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