« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月31日 (水)

今年も大みそか。

 ということで、2008年もいよいよおしまいですが、今年はなにしろ彩流社さんから新刊「スーツ=軍服!?」を出しましたし、想像以上にあちこちに書評も紹介していただきまして、本当に光栄なことでした。1月に出る「タミヤニュース2月号」にも載せていただく予定です。
 その出版が縁で、またいろいろな方と知り合うことができました。結局、世の中のことは何事も素晴らしい出会いから始まる、と思います。多くの方々にお世話になりましたが改めて御礼申し上げます。
 来年も出版準備している企画もありますし、またよい出会いがあることを祈っております。皆様もよい新年をお迎えください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月27日 (土)

オンダータ・滝沢滋モデル完成!

官庁は御用納め、と聞いて驚いている私でございます・・・ええ? もう休みなの? でも中央省庁は5日から国会が始まるから、お休みどころじゃない人もいるだろう。しかし一方で、もう来年の1月5日までまったくお休みな人もいるのだろうなあ。羨ましい。
 私ですか? もちろんずっと夜勤です。年明けも早々に夜勤で、ただちに宿直もありますです。もちろん働きたくても働けない人が多数いらっしゃるわけですが、それはそれ、これはこれ。目の前に仕事の大山があればやはりうんざりします。しかし、40過ぎると宿直も身にしみてきます。若い頃はなんでもないんですが。とにかくニュースがないことを望みます。ニュース無用。世の中なにもないこと希望。昨年の今ごろはインドでブット氏暗殺、ということでごちゃごちゃに。その前は突然のフセインの処刑でまた無茶苦茶に。その前年は山形で特急脱線、その前年はスマトラで大津波・・・けっこう年末にいろいろあったりします。今年は勘弁して下さい。・・・ああ、そう言ってたらまた中東戦争勃発か、という気配ですね。おまけに損保業界再編なんて言い出したな。ああ、この土壇場で面倒な話はやめて欲しいですけどねえ・・・。
 ◆  ◆  ◆
 それはそうと。サローネ・オンダータで頼んでいたタキザワシゲル・モデルのスーツが出来上がりまして。前にも書きましたが英国・ハダースフィールドのソーントン&ジョンなる機織り屋さんの80年代の生地を使用しまして、ちょっとその生地が三つぞろいを作るには寸足らず気味だったのですが、ベストも出来ました。これが渋い。実にいい感じになりました。滝沢さんのニューモデルである最新鋭感覚と、なにかヴィンテージもののような感覚が不思議な味わいになりました。
 裏地にちょっと渋いワインレッドを使ったのがまた、いい。いやあ、想像よりずっといい感じです。優雅なラペル、出しゃばらないがしっかりした造形、まことに美しいです。
 こちらのジャケットには裾に鎖が仕込んである、と聞いておりましたが、ありますあります、これがまた渋い。ズボンの裾に鉛仕込んでいる某首相もいますが、これがなかなかいいものですね。確かに妙にひらひらすると格好悪いものです。
 それから、すごく立派な木製のハンガーを付けてくれました。これはまたすごい。これだけでかなりなものじゃないだろうか。
 いやあ、こうなるともう余所に浮気できないなあ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年12月25日 (木)

またショップチャンネル出演。ボリオリ、デンツなど。

 飯島愛さんの訃報は驚きました。なにかこう、孤独の付きまとう人だったような気がします。
 ◆  ◆  ◆
 今年も余日すくなくなってきました。夫婦そろって次の本の準備に明け暮れている感じですが、ゆうべは珍しく舞浜のホテル舞浜ベイでクリスマス・ディナーとしゃれこんでみました。いやあ、私もバブル世代ではありますが、実際のバブルのころはそんなことは考えたこともなく、初めてですね、こういうのは。しかし、なかなかいいもんですね。さすがにクリスマスの舞浜近辺はきれいです。
 帰った後、ぼーっとテレビを見ていたらショップチャンネルでコシヒカリとサケの販売をしており、妻がなにげなく注文。そのあと、午前2時ごろになって今度はフランス製のシリコン調理用具を売っていて、またほしくなった妻が電話。するとオペレーターさんが「今日は3点目のお買い上げですね! ありがとうございます。ついては、電話出演しませんか」ということで、うちの妻、ショップチャンネルの電話出演、2回目です。
 「緊張する!」と騒いでいましたが、本番はなかなかそつなくやっておりました。まあさすがに舞台度胸はあるほうなんで。
 ということで、なかなか濃いクリスマスイブの一日となりました。
 ◆  ◆  ◆
 最近、年末のセールで手に入れたもの。①イタリア・プラテージpratesi社の表裏両面から開けられる小ぶりのダレスバッグ。本当に素晴らしい色合い。赤みがかった茶色の発色が群を抜いています。ちょっと繊細なので扱いには注意を要しますが。中に小さなライトが付いているギミックに驚きました②ボリオリの大見返しのスーツ。一見すると普通のネイビーのストライプスーツですが、実にいい着心地です。なんかニットのようですね。やわらかくてノンストレス。バルカポケットも単に斜めになっているだけのものが多いですが、ここのは本当にチーフが差しやすい。なんか微妙な違いがあるんでしょう③デンツDENTSのベッカリー手袋。これはもう有名なものですが、なにしろ半値に近かったので購入。
 上記の物はみんなほぼ半値で購入しました。数年後には消費税10%だそうですから、なにか買うなら今のうちか(?)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月22日 (月)

タミヤプラモデルファクトリーと、うちの本

あることが契機となって、新橋にある「タミヤ・プラモデルファクトリー」さんに、私たちの出した書籍『スーツ=軍服!? スーツ・ファッションはミリタリー・ファッションの末裔だった』(彩流社)を置いていただくことになりました。書店に本を置く場合、また模型屋さんに模型を置く場合と違い、モデルショップに本を置くには、書籍の流通ルートと違う手続きが要るので、この場合はタミヤさんと版元の彩流社さんが直接、契約する必要がありましたが、このほど調った次第です。
 このタミヤプラモデルファクトリーというのは、タミヤの全製品、約4000種類がすべて手に入るという田宮の直営店で、新橋と横浜にあります。

 彩流社の担当の方も、だいたい私と同世代で、まあ30後半から40代、50代なんて人にはこたえられないというか、懐かしさがこみ上げるというか、そんなところだと仰っていました。私はまだ行っていないのですが、これは行ってみませんと。
 考えてみれば、私が最も模型を作っていたのは中学生時分です。高校、大学ではやめてしまったのですが、社会人になって3年目ぐらいだったか、たまたま5月に3連休かなにかをもらったので、リラックスして、その当時、すんでいた千葉市の郊外を散歩しまして、ふと一軒のおもちゃ屋さんに遭遇したのです。
 十数年ぶりの懐かしさに、ふと立ち寄りまして、それであまりの存在感にふと出来心で買ってしまったのが、当時のタミヤの最新作だった「タイガーⅠ後期型」でした。いわばこの製品で、タミヤの戦車模型のリバイバルが始まったとされる傑作です。
 それから、出戻りモデラーとなって、昔、作った物、昔はなかったのに製品化された物、を夢中で追いました。ほんの数年でおそらく100や200は作ったと思います。
 最近はまた、執筆に忙しくてあまり作っていませんが、押し入れにはタミヤやらイタレリやらの箱がぎっしり。それに新製品が出るとついつい買い込んでしまいます。
 実際、イラストレーターである妻のイラストの資料になるので、必要に迫られると作っています。ただ、絵の資料用には、ディテールが分からなくなるので塗装はしないことにしています。
 最近の若い人は模型を作る人が少ないようですが・・・しかしなんですかね。ケータイとネットばかりやってても、日本なんて本当に何も生産性がないと思いますけどね。だってネットなんて金にならない商売の典型でしょ? 
 なんとかした方がいいと思いますがね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月20日 (土)

地球が静止する日

キアヌ・リーブスの新作「地球が静止する日」を見ました。共演はジェニファー・コネリー。1951年の名作SF[地球の静止する日」(なんと邦題が一字違いです)のリメイクです。話は1928年、というから第一次と第二次世界大戦の間の短い平和な時代、カラコルム山中で一人の登山家が宇宙から飛来した謎の物体と遭遇するところから始まります。
 それから数十年後の現代、科学者のベンソン博士(コネリー)は突然、合衆国政府の依頼で宇宙から迫る遊星の調査に加わることになります。しかしそれは遊星ではなく、意志をもった宇宙船で、中から現れたのは人類そっくりの異星人クラトゥ(リーブス)でありました。全身が銀色の巨大なロボット「ゴート」を従え、圧倒的な科学力を持つこの異星人は、はたして平和の使者なのか、それとも侵略者なのか・・・。
 ということですので、戦後間もない時期に作られたオリジナル版と大筋は同じなのですが、前作との大きな違いは、オリジナルのクラトゥは基本的に地球人の核戦争をやめさせようとやってきた善意の異星人だったのに対し、リーブスの扮するクラトゥは何を考えているのかわからないところです。実際、彼の立場は一種の審査官とか裁判官で、地球人というものが生存に値するか、それとも絶滅させるべき劣等種族なのかを見極める使命を帯びているところであります。その一存で「処刑」が始まるのに、何も知らない合衆国政府は愚かな行為を繰り返すんですね。
 前のオリジナルが米ソ冷戦を思わせる設定でしたが、今回も時代性があり、明らかに人類の文明の行き詰まりを意識した内容になっています。そして、今の文明を引っ張ってきたアメリカというものへの批判的視点も感じます。
 いろいろ興味深いところがありましたが、クラトゥが「人類の指導者に会いたいと思ったが拒まれた」というと、ベンソン博士が「あら、あの人たちは違うのよ。本当の指導者に会わせるわ」といって聡明なノーベル賞学者に引き合わせます。「あの人たち」とは合衆国政府の大統領とか国防長官とか、役人たちです。彼らは自分たちが地球の指導者で権力者だと思っているが、「あの人たちは違うのよ」というわけです。
 本作では、ベンソン博士の夫は中東で戦死したことになっていますが・・・このへんも含みがあるところです。
 ゴートは前作で未来型ロボットの典型として有名になりました。1951年ですから衝撃的だったのも当然です。今回も基本的にオリジナルによく似た姿ですが、人類に攻撃を仕掛けるやり方はまことに意外なやり方です。
 キアヌ・リーブスが得体のしれない雰囲気で異星人そのものに見えます。コネリーもそろそろ40近いと思いますが相変わらず魅力的です。その連れ子役でウィル・スミスの実子が出演していますが・・・うまいんですけど、個人的にはちょっと邪魔だったかな(?)。まあそういう役どころなんで仕方ないですか。
 おそらく私としては今年最後の映画になると思いますが、ヒューマンなドラマだったオリジナルとはまた違う味で楽しめました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月10日 (水)

ウォーリー

 映画「ウォーリー」を見てきました。一連のフルCGアニメの最新作ですが、これがなかなかすごい、というか、かなり涙腺が緩みました。見事にやられましたはい。
 22世紀、環境汚染のために地球を捨てて宇宙船で逃げ出した人類。残ったのはごみ処理ロボットのウォーリー一台のみ。ところが700年もの間、人類が残したミュージカル映画など見るうちに感情が芽生えてしまった。・・・とそこへ、地球探査にやってきたロボット。ウォーリーより格段に進んだ未来型ロボットのイヴ、ですが、ウォーリーは「彼女」に恋をしてしまったのであります・・・。
 やがてイヴを迎えにきた宇宙船とともに、ウォーリーは人類の子孫たちが生活する宇宙船に向かうのでありますが、さて。
 とまあ、けっこう筋書きは予想できるのですが、演出が素晴らしく、夢中になってみてしまいました。日本語吹き替え版で宇宙船の艦長を草刈正雄がやっているのですがはまっています。ああ、ふつうは吹き替え版は見ないのですが、この映画の場合、ロボットたちはほぼセリフがないのであまり影響ありません。英語版ではシガニー・ウィーバーが出ているようであります。
 その艦長がなかなか骨のある人物で、あるシーンではあきらかに「2001年宇宙の旅」のパロディーになっています。なんかほかにも見たようなシーンがいくつかあります。
 ということで、決してお子様向け、という内容ではなくて、むしろ子供ではちょっと難しいかもしれません。
 宇宙の映像も美しいし、ロボットたちの「演技」ぶりも、実にこう、感動的です。よくできています。ああいう感情表現を演出で見せるのは難しいと思いますので、細かいところまで非常に緻密にできている、ということだと思います。
 なお、本作は冒頭で5分ほど別の短編映画がおまけで流れます。これも面白いのですが本編とは無関係の、まったくのおまけだそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »