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2008年8月 1日 (金)

映画「ドラゴン・キングダム」

8月に入りました。先月は西日本は本当に暑かったそうで、ことに京都など31日間すべて30度超えとか。幸い、東京あたりはけっこう、北風も入ってきて、夜は意外に涼しく、35度超えも今のところありません。さて、今月はどうなりますか・・・。
 ところで映画「ドラゴン・キングダム」を見て参りました。話題作が続々と出てくる夏休み、この作品の注目度は日本ではそんなに高くないかもしれませんが、アメリカ公開時にはジャッキー・チェンとジェット・リーの二大カンフースター競演で大いにヒットしたそうです。が、単にカンフー映画をそのまま作ってもハリウッド受けはしませんので、この作品は工夫しています。出だしは現代のアメリカ、ボストンから始まりまして、情けない転校生の少年が不良グループにいじめられるシーンで幕開け。
 しかしこの少年、実は根っからのカンフー映画ファンで、知識だけは膨大にある。で、チャイナタウンの骨董品店に入り浸っているのですが、不良どもがこの店も襲撃、店主の老人は撃たれてしまいます。少年は老人から家宝の金属製の棒を託され「これを本当の持ち主に必ず返してくれ」と言われます。追いつめられビルの屋上から飛び降りた少年は気絶。しかし目を覚ましたときには、彼がいる場所はボストンではなく、何千年も前の古代中国の村落なのでありました。
 そして、ふとしたことで出会った仙人(ジャッキー・チェン)から、その棒を持ち主に返さないと、お前も元の世界に戻れない、と告げられます。その持ち主とは、あの孫悟空、そして老人から託された棒とは、ほかならぬ如意棒なのでありました・・・。
 孫悟空はさらに500年前、悪逆の暴君ジェイド将軍の策略にかけられ、石と化していました。如意棒を渡すことで悟空は甦る、そしてジェイドを倒すことが出来る、というのであります・・・。
 やがて彼らに協力する謎の少女、さらに謎の僧侶(ジェット・リー)も絡んで、派手やかなカンフーアクションが繰り広げられるのであります。
 そのジェット・リーが登場するシーンでは、ジャッキーと延々と・・・どのぐらいでしょうか、10分ぐらい続くのじゃないでしょうか。ものすごい格闘シーンがあります。そのすごいことといったらありません。
 ほかにも全編てんこ盛りのアクションですが、ちょっとラブストーリーも絡んで非常に巧い脚本です。
 この手の映画でいちばん問題になりそうなのが「言語」でして、無神経な昔のハリウッドだとなんの前置きもなく、どこの国の人も英語で話すところですが、本作では、はじめ中国語で話すジャッキーに、主人公が「何を言ってるか分からないよ」と叫ぶと「聞かないからだ」と英語でジャッキーがこたえる・・・もちろん、英語を知っていた、というのではなくて、分かろうとすれば分かる世界なのだ、ということらしい。以後、少年の視点では英語、中国人同士の会話は中国語、ということで進行します。ま、とにかく一応の配慮をしていて好感が持てます。
 これ要するに、孫悟空が三蔵法師に出会って天竺に向かう物語以前のストーリーということですが、どこかで見たようなシーンも多く、実に巧妙に出来ています。
 いろいろ映画の封切りもありますが、埋もれさせてしまうにはもったいない娯楽作品と思いました。
 
 
 

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