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2008年5月 8日 (木)

スパイダーウィックの謎

 なんか風邪ひきました。暑いのか寒いのかはっきりしないこのごろ、思いきりよく冷房をガンガンつけてくれている電車や建物がありますが・・・勘弁してほしいな、と。けっこう乾燥した風が吹いてきて、蒸していない日など、一発で風邪ひきます。地球温暖化=なんでもかんでも暑くなる、というイメージは違うと私は思うのですが(今でも、本当に人類のCO2が地球の平均気温を左右しているのか、もっと大きな原因によるのか実ははっきりしないとしている科学者も少なくないのですが。今や地球にやさしい、といえば政治家は票が取れる、企業もかえって商品が売れる・・・私はけっこう騙されないようにしないといけないのではないか、とむしろ懐疑的に見ているのですが)。

    ◆  ◆

映画「スパイダーウィックの謎」を見てきました。近頃、大活躍の名子役フレディ・ハイモア主演のファンタジーで、原作は2003年以後、5冊が刊行されている童話だそうであります。

しかしながら、子供向け、というイメージで売り出しているようですが、脚本が巧みでそう一筋縄でいかない作品に仕上がっています。1920年代、妖精学に一生をささげたアーサー・スパイダーウィックが謎の失踪、娘も森の中で妖精に誘拐されたと主張したため精神病院に入れられ、以来、スパイダーウィックの館は主を失い廃墟と化します。それから80年たち、母親に連れられて高校生の娘と双子の兄弟が館にやってきます。特に双子の兄のジャレットは母親に反発し問題児扱いされています。しかし彼はこの古い館で、大叔父にあたるアーサ・スパイダーウィックが残した「妖精図鑑」にまつわる秘密を知ることになります・・・。

まあ、あとはこういう話にありがちなことですが、いくら「妖精をみた」などと言っても信じてくれない母親や姉との確執に悩みながら、いろいろ騒動が持ち上がっていくわけで、その中でばらばらになりかけていた一家が心の絆を取り戻してく、という次第。これと、失踪したアーサー親子の物語が絡んで、「親子の心のつながり」をテーマに据えた脚本は非常にうまく出来ています。ラスト、感動させられます。原作とはちょっと違う展開なようですが・・・。

妖精の造形はスター・ウォーズ・シリーズのフィル・ティペットが手がけており、見事な出来栄えです。

壮大なスケールのハイファンタジー映画が目立ちますが、本作は話が大きくなりすぎず、いい映画だと思いました。

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