片瀬平太『スーツの適齢期』
このところ自分の本の宣伝ばかりして、というのが自分でも気になっていましたので(笑)他人の本の話ですが、片瀬平太『スーツの適齢期』(集英社新書)を読みました。http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0433-h/index.html何よりも「ファッションの情報に敏感だから格好いい」「一流品をよく知っているから装いの達人」といった価値観を否定している、という姿勢がいいです。ファッション雑誌など読んでいると、まさに上記のような価値観が普通なのかな、と思ってしまいます。仕事でファッションを扱う業界人の人々が、これでもか、とばかり最新モードを繰り出し、四半期ごとに「○○は時代遅れ、これからはコレ」ともてはやし、その値段を見ると「40万円~50万円当たり前」といった感じ・・・どう考えても現実的でなく、私自身、たとえ自分が億万長者であったとしてもそういう服を買うのに毎月のように投資するか、と思うとどうもそうは思えず、まああくまでも動向の分析とか、情報の一端として見ればいいのですが、落ち着かないものです。
「男の場合、自分のために装っているうちは、年はどうあれまだ子どもだ」とか、「アメリカ男は・・・世界中のどこでも自分のスタイルを貫いている人が多い。場や人に対する敬意が込められていない。アメリカ人の装いを日本人は忘れるべきだ」という主張、きわめて共感します。アメリカ人が世界何処にいっても現地語をまったく覚えようとせず、でかい声で英語で話しかける傲慢な光景は実に醜いものです。彼らのたるみきったバカンスファッションも同じこと。旅行先を馬鹿にしているのだとしか思えない。まあ、9・11テロ以後、少しは変わったかもしれないが。
だから、傲慢の塊だったマッカーサーの真似から始めた戦後日本人が品がないのは当然なのだと自分は思っております。彼に日本人の精神年齢は小学生だ、といわれたわけですが、当のアメリカ人はどうなんでしょうか。
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ということで、自分の本の宣伝もよろしく。ネット書店を見ていると、拙著「スーツ=軍服!?」は、上の「スーツの適齢期」と「この本を読んでいる人はこっちもチェックしています」でしばしば登場しております。
http://www.hanmoto.com/bd/ISBN978-4-7791-1305-5.html
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