日刊ゲンダイ「辻元よしふみウンチク堂」は19日に掲載です。
日刊ゲンダイに連載中の「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」ですが、これまでのペースですと、あす12日発売号に第29回が掲載されるところです。が、都合により来週土曜日の19日発売号に掲載されることになりました。いつもご愛読の皆様、よろしくお願い申し上げます。次回テーマは「スーツのお約束」というような内容になるはずです。
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日刊ゲンダイに連載中の「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」ですが、これまでのペースですと、あす12日発売号に第29回が掲載されるところです。が、都合により来週土曜日の19日発売号に掲載されることになりました。いつもご愛読の皆様、よろしくお願い申し上げます。次回テーマは「スーツのお約束」というような内容になるはずです。
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今日からGW明けで出社、ということで憂鬱な方も多いかも。今年は寒気が残っていて天候も不順ですね。
さて、今日もひとつご報告ですが、4月29日付の「世界日報」紙に、私どもの『図説軍服の歴史5000年』の書評が掲載されていました。後で知りましたが、書いていただいたのは評論家の阿久根利具先生。大きな扱いで掲載していただきありがたく思っております。
振り返りますと、1月末に発売した『軍服の歴史5000年』は、これまでに①東京新聞②中日新聞③世界の艦船(海人社)④ミリタリークラシックス(イカロス出版)⑤歴史群像(学研)⑥タミヤニュース(タミヤ)⑦メンズクラブ(ハースト婦人画報社)⑧日刊ゲンダイ⑨朝雲(朝雲新聞社)⑩軍事研究(ジャパン・ミリタリー・レビュー)⑪コンバットマガジン(ワールドフォトプレス)、そして⑫世界日報――に書評が掲載されました。各編集部の皆様、評者の先生方に厚く御礼申し上げます。
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こどもの日を前にしまして、我が家では家宝である(?)甲冑を持ち出しました。甲冑?と思われるでしょうが、我が家には着用できる実物があるんですね。とはいってももちろん骨董品ではなくて最近作られた新作です。『図説軍服の歴史5000年』のイラスト製作に当たり、イラスト担当の玲子が、日本の甲冑の、特に縅し糸(おどしいと=日本の甲冑の部品をつないでいる鮮やかな色の太いヒモのことことです)の雰囲気がどうしても実物がないと描けない、ということで思い切って購入。西洋のイラストレーターが描く日本の武士の絵など、よく描けているのだけれど、日本の鎧独特の、ヒモでつないだ折り重なるような雰囲気がつかめなくて、一枚板のように描いてしまうことが多いのですが、それはやはり本物を見る機会がないからですね。やはり外国では日本の甲冑を目にすることはまずないでしょうから。
この甲冑を参考に、「軍服の歴史」のカラーイラストの南北朝時代の大鎧を描いていますが、甲冑の方は大鎧ではなく胴丸という形式のものなので、イラスト化する際に胸に栴檀と鳩尾の板という大鎧独特の部品をつけたり、足回りを大鎧らしく四枚の草摺にしたりしています。なお、気がつかれた方もいるでしょうが、その鎧武者のモデルは私自身です。
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映画「テルマエ・ロマエ」というものを見てまいりました。ヤマザキマリさんの同名コミックの実写化です。古代ローマ人が現代日本の銭湯や温泉に出現する奇抜さで、原作は500万部を超える大ヒットになっていることは、皆様御存じのとおりです。
この映画化を聞いた時に、ローマ人の役を阿部寛をはじめ、市村正親、宍戸開といった日本の比較的「顔の濃い」俳優たちが演じると聞いて、はたしてそれでうまくいくのか、外国人を使った方がいいのでは、などと思いましたが、見てみて、これで正解だったのだろうと思いました。本作では、TVシリーズROMEで使用された壮大なローマの街のセットが使われており、1000人ものイタリア人エキストラを動員して、本格的な史劇映画に負けないほど完ぺきな古代ローマを再現しております。その絵の中で、顔が濃いめ、とはいってもどう見ても日本人にみえる阿部寛などがローマ人になりきっている演技がそれだけでどこか滑稽であり、しかしこれでかえって違和感がなく、彼が日本の湯治場や銭湯に出現して繰り広げられるドタバタもかえって説得力がある、という感じです。
お話は西暦128年、第14代ハドリアヌス帝が治める帝政ローマ。ハドリアヌスといえば五賢帝の3人目で、まさに古代ローマの最盛期です。当時のローマは浴場文化が花開き、皇帝を始め権力者は競って大規模な大衆浴場テルマエを建設して、市民の支持を得ようとしていました。浴場設計技師のルシウス(阿部)はそんな中、自分の浴場設計プランが認められず、落胆しています。ある日、浴場で汗を流していたルシウスは謎の急流に飲み込まれ、ふと気付くと全く異世界の風呂場にいることに気付きます。背景にはベスビオス火山(本当は富士山)の絵があり、マッサージ機があり、そして冷たいフルーツ牛乳があり・・・。われわれローマ人を超える文明を、この「平たい顔族」の連中は持っている! ルシウスは衝撃を受けます。そのルシウスを見かけた漫画家志望の真実(上戸彩)は一目ぼれ。一方、またふと気付くとローマにもどっていたルシウスは、日本で見た銭湯を参考に浴場を設計し、なんと斬新な、素晴らしいと絶賛され、たちまち名声を得ます。そしてある夜、突然に呼び出された彼は、皇帝ハドリアヌス(市村)直々に皇帝専用の個人風呂の設計を依頼されます。しかし新しいプランは湧かない・・・。悩んでいると彼は再び日本へ。さて、話はさらに皇帝後継者問題をめぐりどんどん大きくなっていきます・・・。
ということで、とにかく現代日本に来て、銭湯の牛乳や、トイレのウオッシュレットなどを見るたびに「これはなんだ!」と感動する阿部の演技がなんといってもおかしく、漫画以上の説得力があると思います。私が見た劇場でも場内大爆笑でした。本当におかしいです。またコミック版とは違う真実というヒロインを設定していますが、これとの絡みも後半、感動的です。コミックと違う映画という枠にすることで、非常にうまくいっているのではないでしょうか。ということで、何か難しい理屈が必要な映画ではありません、面白いです。しかも先にも書いたように、古代ローマのパートは本格的で、史実にうるさい方も納得かと思います。なお劇場では、ヤマザキマリ作「テルマエ・ロマエ」特別編という小冊子をプレゼントしてくれました。
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今日も御報告を。軍艦や船舶の専門書として有名な雑誌「世界の艦船」(海人社)6月号の119ページブックガイドに、私どもの『図説 軍服の歴史5000年』を取り上げていただきました。約40行ととても大きく扱っていただきまして、本当に感謝申し上げております。「世界の艦船」は海洋専門誌の老舗で、非常に格調高い雑誌。光栄です。冒頭を引用しますと「古代シュメールから現代までの約5000年におよぶ軍服の歴史を、著者の夫人である玲子女史の筆になる200点以上の考証イラストを添えて記述した労作である・・・」
ここまでで振り返りますと、1月末に発売した『軍服の歴史5000年』は、これまでに①東京新聞②中日新聞③世界の艦船(海人社)④ミリタリークラシックス(イカロス出版)⑤歴史群像(学研)⑥タミヤニュース(タミヤ)⑦メンズクラブ(ハースト婦人画報社)⑧日刊ゲンダイ⑨朝雲(朝雲新聞社)⑩軍事研究(ジャパン・ミリタリー・レビュー)⑪コンバットマガジン(ワールドフォトプレス)・・・こういった紙誌に書評をいただいたことになります。改めまして関係各位に厚く御礼申し上げます。
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お知らせを一つ。私どもの『図説 軍服の歴史5000年』ですが、軍装品専門店であるカンプバタリオン様 http://kampfbataillon.militaryblog.jp/
で、私と玲子のサイン入り本を限定5冊、販売しております。ご興味のある方は上記のブログをご覧ください。
◆ ◆ ◆
28日(土)発売の日刊ゲンダイ(土日版で定価150円)に、連載中の「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第28回が掲載されます。今回のテーマは「蝶ネクタイ」です。こちらも宜しくお願い申し上げます。
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映画「タイタンの逆襲」WRATH OF THE TITANSを見てまいりました。「アバター」で主演したサム・ワーシントンが、その直後に主演した「タイタンの戦い」(2010年)の続編にあたり、やはりワーシントンが主役のペルセウスに扮しています。
2年前のタイタンの戦いは、1981年の同名映画のリメイクでありました。ギリシャ神話の世界観に基づき、傲慢になって神を信じなくなった人間たちに罰を与えるために、冥界の王ハデスが放った怪物クラーケンを、大神ゼウスと人間の子であるペルセウスが退治するというストーリーです。で、81年版では、クラーケンの生贄として捧げられるところだったアルゴス王国のアンドロメダ王女をペルセウスは救い出して、二人は結婚して仲良く暮らしました、めでたしめでたし・・・という普通の昔話のパターンでした。しかし2010年版はちょっとひねくれており、ペルセウスはアンドロメダ王女を救ったけれど無視して、長年、彼の成長をゼウスの命で見守ってきたイオ(ジェマ・アータートン)という女性と結婚してしまいます。そして、神として生きることも、国王になることも拒否、一介の漁民として地味に暮らす道を選ぶのでした。
さてそれから10年が経過した、というのが本作の設定です。前作と違って今回はオリジナル・ストーリーなわけです。で、前作でジェマ・アータートンに注目した、という人もいらっしゃるかと思います、私もそうでしたが、残念。今作の冒頭シーンは、イオの墓を詣でるペルセウスの姿から始まります。この10年の間に彼女は死んでしまったようです。そして漁民として暮らすペルセウスは、残された長男と二人で相変わらず地味な生活をしています。と、そこに突然、父である大神ゼウスがやってきます。前作では、親子であるけれどどこかしっくりいかなかった親子。いくらかペルセウスもわだかまりはなくなり、ゼウスを父と呼ぶのにためらいはなくなっています。で、ゼウスはペルセウスにいうのです。力を貸してくれないか、と。人間たちはますます神を信じなくなり、神々は力を失いつつある。その結果、かつてゼウス、ポセイドン、ハデスの三兄弟で地下に閉じ込めた巨神(タイタン)の王であり、この3人の神の父親でもあるクロノスが復活してしまう、というのです。クロノスが目覚めれば、ゼウスが創造した地球も、人類も破壊してしまう、世界は滅亡するというのです。しかしペルセウスはゼウスの申し出を断ります。自分は息子のそばで普通の人間として生きたい、と。
さて、ゼウスはポセイドンと共に、地下の冥界にいる兄ハデスを訪ねます。3人で協力してもう一度、クロノスを幽閉している地下牢タルタロスを修復し、世界を立て直そう、というのです。が、兄弟を迎えたハデスは、すでにクロノスについて裏切っていました。ポセイドンに傷を負わせ、ゼウスを捕えてしまいます。ゼウスの能力をすべて吸収し、クロノスに引き渡してその復活を企む、というのです。おまけに、ゼウスの息子(ペルセウスからみれば兄)である軍神アレスが、クロノス側についていました。常々、疎んじられてきたアレスは、さらにゼウスの関心がペルセウスに移ったことが気に入らなかったのです。自分の息子に殴り倒されるゼウス。たちまち、クロノスの力が増し、タルタロスから魔物が次々に地上に現れます。
突如、漁師町を襲撃した双頭の怪物キメラと死闘を繰り広げ、ペルセウスは辛くもこれを倒します。その後、瀕死のポセイドンが現れてペルセウスを訪れます。アルゴスのアンドロメダ女王の元に、彼の息子アーゲノールがいると告げ、二人の神の息子が協力して、地下の国に赴き、ゼウスを助け出し、世界を救ってくれ、と言って息絶えます。本来、不死であった神々ですが、力を失い、もはや死ぬ=消滅するようになったのです。
さて、天馬ペガサスにまたがったペルセウスは、世界と息子を守るために、アンドロメダ女王の治めるアルゴスに向かいます。彼は父親を救いだし、世界を守り抜くことができるのでしょうか・・・。
ということで、今作を流れる大きなテーマは父と子、それから兄弟、という人間関係だと言えます。ゼウスたち兄弟の確執、アレスとペルセウスの確執があります。またゼウスとアレス、ペルセウスの親子関係、さらにクロノスというのが神々の父親でもあります。血縁にある人間ほど、愛憎も濃い、ということなのでしょう。
神々が信じられなくなった時代、戦争が続くため、軍神アレスだけは多くの祈りを捧げられて元気な様子です。そして、人々が彼に祈りをささげると、敵に回っているアレスはその場所を察知し、死神として登場します・・・だから決してアレスに祈ってはならない。神に祈ってはならない、という設定が、「神々の死」に向かう世界観をよく表しています。だからなんとなく、楽天的なギリシャ神話というより、神々の黄昏を描く北欧神話のようなダークな雰囲気です。そしてアクションに次ぐアクションシーン、見事なCG、そのへんは見どころ満載です。
ということで、娯楽作品であってアクション映画ですが、単純な娯楽作品でなく、重厚な人間ドラマという趣もあります。どこか哀愁のあるサム・ワーシントンがはまり役です。ゼウス役のリーアム・ニーソンも好演しています。見応えのある一本です。
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さて本日は、面倒くさいので映画を一日に2本立てで見てきました。一本はウォルト・ディズニー110周年記念作品「ジョン・カーター」、もう一本はユニバーサル映画100周年記念映画「バトルシップ」。どちらも記念大作映画で、しかも主演も同じくテイラー・キッチュ。じつは見に行くまで、両映画の主演俳優が同じ人だと気づかないで行きましたので驚きました。テイラー・キッチュは、まず長髪の主人公に扮するジョン・カーターを、その後に短髪にした海軍軍人役のバトルシップを立て続けに撮ったようです。
◆ ◆ ◆
まずは「ジョン・カーター」ですが、今から100年も前に書かれたSFスペースオペラの古典「火星シリーズ」の第一作「火星のプリンセス」を原作としています。原作者のエドガー・ライス・バローズは他に「ターザン」でも知られています。砂の惑星の描写や、リアルな異星人など、どこかで見たような感じを受ける方も多いでしょうが、「アバター」も「スターウォーズ」もみな、火星シリーズの影響を受けていますので、つまりこの作品の方が元祖なわけです。
1881年、一人の青年エドガー・ライス・バローズ(つまり原作者と同名)が、急死した叔父ジョン・カーターの遺産相続人として呼び出されます。ジョン・カーターは宝探しで財をなした人物で、アメリカ南北戦争で活躍した元騎兵軍人です。弁護士はエドガー青年にジョンの残した日記を手渡します。そこには驚くべきことが書かれていました。
それは13年前の1868年のこと、アリゾナ州で無理に軍隊に復帰するよう強制されたジョンは逃走し、ある洞窟の奥で突然、未知の世界に飛ばされてしまいます。その地は砂漠が広がる世界で、重力が軽く、ジョンは驚くべきジャンプ能力を身につけていることに気がつきます。通りがかったサーク族の族長タルス・タルカスに捕えられたジョンは奴隷扱いを受けますが、そこに飛来したゾダンガ王国とヘリウム王国の飛行船同士が空中戦を開始します。ゾダンガ皇帝サブ・サンは、ヘリウム王女デジャー・ソリスと政略結婚し、両国を統一して支配しようとしております。サブ・サンの手を逃れた王女デジャーが、飛行船から墜落しようというその時、ジョン・カーターは超人的なジャンプで彼女をしっかりと抱きとめ、地上に降り立つのでした。こうして、この世界の戦争に巻き込まれていくジョンは、ここが地球で火星と呼ばれてる星「バルスーム」であり、うち続く戦争の背後に影の支配者「サーン」の暗躍があることを知ります。さて、ジョン・カーターは王女とバルスームの未来を守り、地球に戻ることができるのでしょうか・・・。
ということで、波乱万丈の物語はさすがスペースオペラの元祖の中の元祖、よく出来ています。この先どうなるのだろう、という興味が最後の最後まで緩むことなく続いて、じつに心地よく出来ています。古典的な作品に、見事に新しい生命を吹き込んだ作品だと思いました。一方、19世紀末のアメリカを描いている部分も重厚で、手抜きはありません。最後の最後になるほど、こういう決着になっていくのか・・・出だしのエドガー青年がなんで必要なのかも最後まで見て分かるようになっております。じつに上手い構成ですね。
◆ ◆ ◆
さて二本目は「バトルシップ」。まずこのバトルシップBattleshipという言葉は何か、というのを正確に知っていないと、この映画の題名の意味とか、最後の方が理解できません。戦争で使う船をなんでも「戦艦」だと思っている人がいますが、違います。戦争で使う船は全体で「軍艦」Warshipといいます。それで、その中には航空母艦とか、巡洋艦とか、駆逐艦とかいろいろな種類があり、戦艦Battleshipはその中の一種類の名前にすぎません。戦艦というのは基本的に、でかい大砲で撃ち合いをするための軍艦です。第二次大戦までは海軍の主力でしたが、その後はミサイルを搭載した、もっと小回りのきく巡洋艦や駆逐艦、あるいは潜水艦、航空機を搭載した空母に主役を譲り、引退していきました。つまり今となっては戦艦は骨董品であり、現役の軍艦ではない、ということが大事なポイントなのです。
さて、本作の冒頭で主人公のアレックス・ホッパーは、無軌道な青春を送る青年です。彼はふとしたきっかけで知り合った海軍提督の令嬢サムに一目惚れし、彼女のために深夜のコンビニに押し入ってチキン・ブリトーを手に入れますが、警察に御用に・・・。アレックスの兄で海軍軍人のストーン・ホッパーは、弟に「精神を入れ替えて海軍に入れ」と厳命します。それから数年後。立派に海軍大尉にまで昇進したアレックスは、しかし相変わらずの無軌道ぶりでたびたび規則破りをし、今回も環太平洋合同演習で一緒になった日本の海上自衛隊の艦長ナガタと殴り合いを演じ、今度こそ海軍を首になる寸前に。サムとの結婚を提督に許してもらおうと思っていた彼ですが、それどころではなく最大のピンチを迎えてしまいます。さてところで、それまでNASAはある地球外の惑星に生命が存在するのではないかとの予測から、ハワイの電波天文台から強力な信号を発信していました。すると、その星から突如、五つの飛行船が飛来して、一機は中国の香港を直撃、その他はハワイ周辺の海に落ちました。演習中の各国連合艦隊のうち、ストーンの指揮する駆逐艦サンプソン、アレックスの乗る駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズ、そしてナガタが指揮を執るイージス艦みょうこうの3隻が、異星人の船に接近していきます。突如、異星人の船は巨大なバリアを張って3隻を閉じ込めてしまいました。地球の未来はこのたった3隻の日米の艦艇にゆだねられることとなりました。未知の攻撃を繰り出してくる異星人に対し、苦戦する地球側の艦艇。彼らを阻止することはできるのでしょうか・・・。
ということなんですが、少しネタバレ的なことを付記しますと、結局、上に書いた3隻だけでは止めをさすことができず、ハワイに停泊している記念艦の戦艦「ミズーリ」が引っ張り出されて、その巨砲が火を噴く、ということになります。戦艦ミズーリといえば、太平洋戦争の最後、マッカーサー元帥が日本の代表を呼んで日本の無条件降伏文書に調印したので有名です。まさかこの骨董品の戦艦が役に立つとは・・・というわけで、本作の題名になっているわけです。
提督役にリーアム・ニーソン、ナガタ艦長に浅野忠信、また女性下士官の役でアメリカを代表する歌姫リアーナが熱演しています。サム役のブルックリン・デッカーも魅力的です。
まあよくよく考えるとけっこう突っ込みどころもありますが・・・やはり、宇宙人が地球の通常兵器で互角に戦える程度の敵である、というのが、そうでないと話が成り立たないからそういう設定なのでしょうが、弱すぎるような感じもあります。がまあ、緊張感あふれる面白い映画になっています。
◆ ◆ ◆
ということでテイラー・キッチュ二本立てでしたが、個人的には長髪のジョン・カーター役の方が似合っていたような感じがします。いずれにしても、正統派の二枚目で、今回の大作に立て続けに出ることで、大いに名を上げるのではないでしょうか。
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本日は、私どもとしては嬉しいことですが、東京新聞(それと同系列の中日新聞にも)4月15日付の10面「読書」コーナーにて、私どもの『図説 軍服の歴史5000年』(彩流社)の書評が掲載されました。ちょっと専門的な内容の本ですので、一般の新聞などでの紹介は難しいのかな、と思っておりましたので、本当に光栄なことです。http://www.tokyo-np.co.jp/book/shohyo/shohyo2012041503.html
書評を賜りましたのは、法政大学教授の川成洋先生です。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。また、東京新聞の書評面ご担当のみなさまにも、感謝申し上げる次第です。
ちょっとだけさわりを引用しますと・・・。
「美しく機能的 スーツの起源
軍服は通常われわれが着ることのできない服装の一つだが、虚心に見れば、スマートというか、掛け値なしで美しい。軍服のもつビジュアルイメージは、他のなにものにも代えがたいのだ。ギリシア最古の叙事詩であるホメロスの『イーリアス』が「戦争は勇壮な男の仕事である」と謳ったように、戦士たる者は戦闘の只中にあっても、そのダンディズムを捨てなかった。これがミリタリー・ファッションの嚆矢であり、それ以降、意外な展開を繰り広げたことがさまざまな逸話から紹介される・・・。(中略)
精密な時代考証に基づく二百点余りの軍服の色鮮やかなイラストは、実に説得力があり、本書の何よりの魅力である。 評者 川成洋(法政大学教授)」
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浦安市はじつは結構、街中に桜の木が植えられていまして、何本かの街路は桜並木で埋められています。ですのでこの時期になると、あちこちで見られるのですが、一方で、昨年の大震災のために川沿いの街路、歩道などが大きく損傷し、桜の木も撤去されたところもあるようです。よく見るとそんな痛々しい箇所もところどころで見られます。
それにしましても、今年もそろそろ桜も見おさめ、ということで、天気は悪かったのですがJR新浦安駅近くの「若潮公園」の桜を見てまいりました。この公園は、ポニーやヤギ、カピバラなどの小動物もいて、子供たちに人気のスポットになっています。
3年前、胆石で入院した際、久しぶりに退院して解放され、まず順天堂病院のすぐ横にあるこの公園にきたのを思い出します。桜が激しく舞い散る中、ポニーが不思議そうに花びらを食べていました。のどかな陽射しの中、ああ、やっと自由になれたのだなあ、としみじみ思ったものです。
翌日、晴れたのでもう一度、公園に行きました。晴天の写真を追加します。
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声優の青野武さんが亡くなりました。シネマトゥデイの記事には「10日、声優・俳優として活躍した青野武さんが、亡くなったことが明らかになった。所属事務所が認めた。75歳だった。テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の“おじいちゃん”さくら友蔵役の2代目を、1995年から2010年に解離性大動脈瘤(りゅう)で入院するまで約15年間務めていた青野さん。「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの真田志郎役、映画『ホーム・アローン』シリーズでジョー・ペシが演じたハリー役など声優を務めたテレビアニメ、劇場アニメ、吹き替えを担当したハリウッド映画は、数知れない」とあります。
ヤマトの真田さんが・・・ショックです。また本当にいろいろなところで、青野さんの声を聞くことがありました。ご冥福をお祈りいたします。
ちなみに上の写真は2000年のPS向けゲーム版の解説書です。12年前には、富山敬さん以外は全声優さんがオリジナルでそろったんですね・・・。いま公開されている「宇宙戦艦ヤマト2199」の第1話をテレビでやっていたので見ましたが、オリジナルに意外にも忠実だし、音楽も復元しているし、それに名シーンも再現しているし、一方で戦士達に階級を設定したり、ミリタリー寄りの描写を増やしたり、と工夫もあり、旧作世代でも違和感は案外にない、なかなかよくできていると思いましたけれど・・・でも、現在の声優さんたちはみなさんとても上手いのですが、やはり70年代の声優さんたちのあふれる個性、重厚さとは違いますねなにか。その点はやっぱりオリジナルはすごかったな、と改めて思いましたが。
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すみません。新年度に入りましてはや、6日がたちましたが・・・この間、日記やブログの更新が止まっておりました。こういうとき、「ひょっとして体調がまた悪いのでは? 辻元は大丈夫か」と思われる方、特にいつもここをご覧の方はいらっしゃるかと思います。大丈夫です。ご安心下さい。単にさぼっていただけです(笑)。
それにしても、昨年の今頃は尿管結石で会社を病欠、3年前の今頃は胆管結石と急性肝炎で入院していまして・・・もっと遡ると22歳の今頃も盲腸で緊急入院していました。春先の3月、4月はどうも身体の不調が起こりやすくて恐ろしいのであります。ついでにいえば、我が家の母親がクモ膜下出血で入院したのも、やはり胆管結石で入院したのもいずれも4月。これだけ続くと、なにか嫌な感じになってきます。4月というと、桜、というより病院を思い出してしまいます。桜の花散る中、病院を行き来した記憶が何度もありますのでね。
このところは、まあ人生、一進一退といいますか、いいお話もありますし、うまくいかない話もありますし、という感じでしょうか。まあ徐々にそのへんも、おいおいご報告できることが出てくれば、ご報告致します。
ともかく、まずは健康第一で、と思っております・・・。
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妻のイラストレーター・辻元玲子が加入している「理科美術協会」の会員、滝波明生先生の画業50周年を記念する個展が、27日から、市ヶ谷の山脇ギャラリー(東京メトロ市ヶ谷駅A2出口すぐ)で開催されておりまして、http://yamawaki-gallery.com/?p=1955本日は玲子と私で見て参りました。50点もの風景画や図鑑向けの鳥、植物、動物の精密画。さらにガンとの闘病中に描かれたという壮絶な自画像など、滝波先生のこれまでの画業を回顧する一大展で、本当に圧巻といいますか、その歩んでこられた道、そして対象に対する精緻にして愛情の溢れたまなざしに打たれるものがありました。
先生ご夫妻が入り口におられて、本当に恐縮致しました。ありがとうございました。
この展覧会は4月2日まで、午前11時~午後6時(最終日は午後1時まで)です。
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日刊ゲンダイに連載中の「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第26回が、3月31日(土)発売の紙面(土日版で定価150円)に掲載されます。今回のテーマは「肥満で必要になったベルト?」として、ベルトやサスペンダーなど、ズボンを固定するアイテムの歴史を取り上げます。宜しくお願い申し上げます。
◆ ◆ ◆
昨日、日ごろお世話になっているある御夫妻と、我々夫婦とで、横浜はとバスツアーに行ってきました。はとバスといえばあの黄色いバス、誰でも知っていますが、かえって首都圏在住の人は乗ったことがない方が多いのでは? 私たちもそうで、これが初めて。それで東京駅丸の内口の乗り場に行ってみたら、なんと2階建てバスの最前方の席、ということで最高の見晴らし。あれは素晴らしいですね。で、中華街のお店に行った後、ランドマークタワーで夜景を展望、というお決まりのコースですけれど、なんでも至れり尽くせりで、チケットもいらない、どこでも玄関に付けてくれる、なにも考えなくていい・・・ツアーっていいですね。やっぱり楽。自分で考えて行くと、結局、よけいな回り道をして目的を達することができなかったりします。こういうコンパクトなツアーもいいものです。
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映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」The IRON LADYというものを見てきました。本作でサッチャー英国元首相を熱演したメリル・ストリープは先ごろの第84回アカデミー賞で2度目の主演女優賞を獲得、またメーキャップ賞も受賞していますね。そういうわけで話題の作品です。英国もの映画はしばしば話題になりますね。数年前の「クィーン」や、昨年の「英国王のスピーチ」など実在の人物を取り上げながら、感動的なヒューマンドラマに仕上げているものが多いですが、本作もその流れの中にあると言えます。
さて、この映画製作の発端は、2008年に刊行されたサッチャー元首相の娘、キャロル・サッチャーの著書から始まったそうです。その内容は、あの「鉄の女」として知られ、強靭な精神力の女性として畏敬されたサッチャー女史が認知症を患い、夫のデニス・サッチャー氏(2003年6月、膵臓癌で逝去)が亡くなったことすら認識できなくなっている、というもので、世界に衝撃を与えました。
同年8月のAFP電の記事にこんなものがあります。「【8月24日 AFP】マーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)元英首相の娘の新著の抜粋が24日の英日曜紙に掲載され、最近の元首相の様子が明らかになった。キャロル・サッチャー(Carol Thatcher)さんによると、症状が最も悪い日のサッチャー元首相は、文章1文ほどの内容を話すことも困難な状態だという。しかし、時折、過去の輝きを取り戻すことがあり、特に首相だったころの話をするときには顕著だという。
キャロルさんの新著『ガラス張りの金魚鉢での日々(A Swim-On Part In The Goldfish Bowl)』は、英日曜紙メール・オン・サンデー(Mail on Sunday)での連載を書籍化した回想録。キャロルさんは、「母は、いつまでも年を取らず、永遠で、鋳鉄のように丈夫だと思っていた」とつづった。
「昔は、母に同じことを2度言うことはなかった。1度話すだけで、その驚異的な記憶力で母親は何でも覚えた。でも、少しずつ、母は同じ質問をくり返しするようになった。しかも、何度も質問していることに気づかない」(『ガラス張りの金魚鉢での日々』)
また、キャロルさんによると、サッチャー元首相は、夫デニス(Denis)さんが2003年に死去したことも頻繁に忘れたという。キャロルさんは、「何度もくり返し、父が死去したという事実を母に伝えなければならなかった」と記した。「50年以上連れ添った夫はもう死んでしまったということをようやく母に納得させると、いつも決まって母は、気持ちを抑えてようとこらえる私を見つめて、悲しい顔で『まあ』と言う。そして、『わたし達はみんなその場に居合わせた?』とおだやかな声で私に尋ねる」(『ガラス張りの金魚鉢での日々』)」
この本に衝撃を受けたフィリダ・ロイド監督が、映画の製作を企画し、「マンマ・ミーア!」でタッグを組んだメリル・ストリープを起用したのがこの映画、というわけです。
ということで、基本は上のキャロル・サッチャー氏の著書に沿っているわけですが、近年のサッチャー元首相の日常については大胆に脚本家が想像して描いているとのこと。映画は、老いたマーガレットがコンビニエンスストアで牛乳を買って、その値段の高さに驚くシーンから始まります。「ひとりで買い物に出すな」と揉める側近たちを尻目に、淡々とした日常をこなすマーガレット。彼女はいま一つの決断をしようとしていました。8年前に亡くなった夫デニスの死を受け入れて、その遺品を整理し慈善団体に寄付する、ということです。しかしその彼女のそばにはいつも、夫の幻影が現れます。今もまた、亡き夫の幻影と語り合いながら、古いビデオ映像をみて過去を振り返るマーガレットは、戦時下の空襲におびえた少女時代から、大学に進み、国会議員を目指して奮闘したころや、優しいデニスとの出会い、子供たちが小さかった頃、そして当選した後も下層階級出身の女性議員ということで差別された日々、徐々に保守党の中でのしあがり、閣僚、さらに首相にまで上り詰めた嵐のような人生を振り返っていきます。衰えていく日常と、夫の幻影と、過去の出来事がめくるめくオーバーラップするなか、あの1982年、運命のアルゼンチンとの領土戦争であるフォークランド紛争へと回顧は続いていきます・・・。
ということで、複雑ないまと過去のオーバーラップを巧みにさばく脚本が見事です。そしてさすがに素晴らしいメリル・ストリープ。本当はアメリカ人なのですが、英国人の俳優たちに交じって堂々たる英国英語で、戦う鉄の女と、衰えて苦悩するいまを演じ分けていきます。夫デニスの亡霊を演じるジム・ブロードベントの演技も素晴らしく、決して「政治映画」ではなくて、やはり夫婦の愛の物語といっていいと思います。エンディングは感動的で、心を打ちますよ。
鉄の女にも平等に訪れる老いと孤独。それは人間というものの本質を描き出しています。実在の著名人を取り上げることで、もっとも普遍的なテーマを描き出した名作だと思いました。
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今日は東京・恵比寿ガーデンプレイスのガーデンホールで開催されている「ジャパン・テディベア・フェスティバル2012イン・トーキョー」Japan Teddy Bear Festival 2012 in Tokyoを見て参りました。前から玲子がお知り合いの作家さんである岡部紀代美さんのご招待をいただきました。広大な会場いっぱいにたくさんの創作クマのぬいぐるみと作家さんたちが大集合。岡部様のオリジナリティー溢れる「カボチャくま」さんを玲子が買いました。また陳列品では、ドイツの名門シュタイフのクマだったと思いますが、フリードリヒ大王の軍服を着込んだクマが目に付きました。時代考証がしっかりしていて、やはり本国の人たちは歴史も勉強していますね。本イベントは明日18日午後4時まで(入場は3時まで)ですhttp://www.teddybear.co.jp/event/festa/2012t.html。
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日刊ゲンダイ「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第25回が今日発売の紙面に掲載されています。今回のテーマは靴下・ホーズです。「中世ではズボンより靴下が主役?」として紳士の足元を彩ってきた靴下の歴史を紹介しております。「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」は隔週土曜日に連載しております。
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日によって寒暖の差が激しくなってきました。どうか皆様、ご自愛を。さてそれで、このたびは映画「アンダーワールド 覚醒」UNDERWORLD AWAKENINGというものを見てきました。ケイト・ベッキンセール主演のSFホラー・アクションの4作目です。今までのシリーズをずっと見てきましたので、またうちの妻が特にベッキンセール・ファンなので、見逃すわけにいかない、というわけです。
しかしこの作品、2月24日に公開されたのですが、なにか今回、扱いが良くないようで、私たちがいつも行く映画館でもやってくれない。わりと御近所でやっていそうなところを検討した結果、木場の109シネマ木場まで出かけて見てきました。
このシリーズは、「パールハーバー」で名を上げたベッキンセールが、影のある吸血鬼の女処刑人セリーン、という役どころで熱演して2003年に第1作を公開、それからほぼ3年に1作のペースで続編が作られ、今回で9年目、ということに。1作目で20代だったベッキンセールも、38歳。それに3作目はそれまでの世界観の前日譚という扱いで主演しなかったため、6年ぶりに主演復帰、という作品でもあります。
この作品世界、長きにわたり抗争を続けるヴァンパイア(吸血鬼)とライカン(狼男)の死闘を描いてきましたが、今作は、2種族の存在に気付いた一般の人間たちが、異種族狩りを開始、どちらも絶滅寸前までおいやられる、というところから始まります。そしてセリーンは、恋人であり、史上ただ一人、ヴァンパイアとライカンの混血種(ハイブリッド)であるマイケルと共に人間につかまってしまいます。そして冷凍保存され、実験台に・・・。
それから12年がたち、彼女はバイオ企業であるアンティジェン社の実験室で、突如、何者かに目を覚まされます。看守たちを倒し、地下に逃げ込んだセリーンは、そこで一人の少女と出会います。この少女はヴァンパイアとライカンの特質を併せ持つ存在で、しかもセリーンが実験台とされている間、知らぬ間に誕生させられたセリーンとマイケルとの間の子供でありました。突然、娘が目の前に現れ、当惑するセリーン。一方、少女の後を追うアンティジェン社の責任者、レーン博士にはある秘密と大きな野望がありました。娘を守りながら戦うセリーンは、一体、どんな陰謀に立ち向かうことになるのでありましょうか・・・。
ということで、いきなり母親となり、母性に目覚めて、ひたすら冷酷無情な処刑人であったセリーンに微妙な変化が出てくるのがこの作品の最大の見どころ。また愛娘役はあのオリビア・ハッセーのお嬢さんであるインディア・アイズリーという人。アクション満載、めくるめく展開、これまで通りにアクション娯楽映画の王道といっていい作品です。もう安心してみていられる面白さ、です。が、とにかく残念なのが、今回は明らかに宣伝・公開体制に力が入っていない。本当にいい映画なのに、もったいない。そう思いますが。
これは本格的な3Dカメラで撮影されており、やはり映画館の3D大画面でご覧になっていただきたいな、と思いました。
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日刊ゲンダイに連載中の「辻元よしふみ おしゃれウンチク堂」第24回が、3月3日(土)発売の紙面(土日版で定価150円)に掲載されます。今回のテーマは「2大ブーツの起源は歴史上の名将」として、ワーテルローの戦いに名を刻んだ2人の将軍にあやかるブーツなどを紹介します。
今後も、隔週土曜日に、男の服飾史がらみの記事を載せていくことになっております。どうぞよろしくお願い致します。
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