2016年9月30日 (金)

「モデルアート」11月号で『軍装・服飾史カラー図鑑』紹介していただきました。

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 このほど発売の「モデルアートModel Art」2016年11月号(Nr.952)の書評欄に、辻元よしふみと辻元玲子の新刊『軍装・服飾史カラー図鑑』が紹介されました!
 紹介記事では「服飾史・軍装史研究家と、歴史考証復元画家のご夫婦コンビによる軍装史タイトルの3作目。古代ローマから現代までの服装から40種を選び、正確な色調から材質の感触までを正確に再現した労作。さらに資料の入手に一層の困難を伴ったという背部の描写まで含まれている。特徴的な古代の衣装について、構造や着用法も描かれており、一層興味を引く内容になっている」とございました。モデルアート様、まことにありがとうございました。20160929223511

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2016年9月29日 (木)

「繊研新聞」で『軍装・服飾史カラー図鑑』を紹介していただきました。

 

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2016年9月26日付の「繊研新聞」の「新刊」欄に、辻元よしふみ、辻元玲子の『軍装・服飾史カラー図鑑』が紹介されました。アパレル界の専門紙に取り上げていただき光栄です。
 書評では「40テーマで古代から現代までの歴史を解説する――本書冒頭に年表「紳士服と軍服の変遷」を掲載しているので全体を把握しやすい。ローマ軍団百人隊長(1世紀ごろ)から始まり、現代スーツ姿の紳士までを掲載。巻末の軍人の階級入門一覧では日本陸軍、自衛隊、イギリス陸軍、ドイツ国防軍陸軍、企業をまとめ、軍隊の編成の目安も一覧にしている。また主要参考文献も掲載。オールカラー大判手描きイラストで後ろ姿やディテールも徹底再現されている」とありました。繊研新聞様、誠にありがとうございました。

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2016年9月25日 (日)

「モデルグラフィックス」11月号で『軍装・服飾史カラー図鑑』紹介!

 「月刊モデルグラフィックス」2016年11月号(Number 384)の「MGスープレックスホールド」58ページにて、私どもの『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ著、辻元玲子;イラスト。イカロス出版刊)を紹介していただきました。
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「古代から現代まで、軍服や紳士服の歴史を紐解くオールカラー豪華版服飾史図鑑。服飾の解説とともに、軍服や軍装が紳士服の歴史のなかでどういう位置づけになるのか、軍装と一般の服のあいだの影響を明らかにしていく。イラストは全点手描きオールカラー。後ろ姿や着用方法、装飾品などのディテールも抜かりなく詳細まで紹介している」とございました。厚く御礼申し上げます。20160925041720

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2016年9月21日 (水)

「MC★あくしず」2016秋号に『軍装・服飾史カラー図鑑』紹介!

 

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 発売されたばかりの「MC★あくしず」誌2016秋号(vol.42)の112ページ、および135ページに、『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、税込3500円、辻元よしふみ/著、辻元玲子/イラスト)の宣伝が掲載されております。20160921233709



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 改めて内容をご紹介しますと、ドイツの武装親衛隊や昭5式軍衣の日本軍将校、現代の自衛隊儀仗隊などから、古い時代では古代ローマ軍団の百人隊長や十字軍の騎士、オスマン帝国のイェニチェリ、ポーランドの有翼騎兵、ナポレオン軍の華麗な軍装、フリードリヒ大王から第二次大戦期までの歴代のプロイセン~ドイツ帝国~第三帝国の軍服など・・・また、ボー・ブランメルをはじめスーツやフォーマル・ファッションなど一般紳士服の歴史も紹介し、紳士服の歴史の中で、騎士や軍人の服装がどんな位置づけになるかを詳細に解説しております。
 ご要望の多い「後ろ姿」や「剣や刀の帯び方」、「勲章や徽章、階級章」のシステムや由来なども可能な限り図解化。オールカラー手描きイラストで精細に表現しております。
 軍装に興味のある方、歴史的なコスチュームに興味のある方、一般の紳士服とファッションが好きな方、またファッション・デザイナー、漫画家、アニメーター、ゲームクリエイター、歴史的な設定の作品を書かれる作家の方・・・などにもぜひお読みただければ、と思っております。
 宜しくお願い申し上げます。

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2016年9月18日 (日)

スーサイド・スクワッド

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 映画「スーサイド・スクワッド
SUICIDE SQUAD」を見ました。原題は意味としては「自殺部隊」です。マーベルと並び立つアメリカン・コミック界の雄、DCコミックスが生んだヴィラン(悪役)を集めた悪人版アベンジャーズ、といったところ。スーパーマンやバットマンといったスーパーヒーローとは対極の存在。重罪人である彼ら彼女らに、死ぬのが必至のまさに「自殺的な」危険な作戦を遂行させる、死んでもどうせ元から死刑か無期懲役の連中だから問題にはならず、万が一、作戦に成功して生き延びたら減刑してやる、といった条件で戦わせるという発想です。

が、こう聞くと思い出されるのが、かつての名作映画、1967年の「特攻大作戦」(ロバート・アルドリッチ監督)です。ノルマンディー上陸作戦の直前、警備厳重なドイツ軍の将校クラブを襲撃するべく、米軍刑務所に収監されている凶悪犯罪者の兵士が集められ、決死隊が編成されます。演じたのはチャールズ・ブロンソン、アーネスト・ボーグナイン、テリー・サバラスといった一癖ある俳優ばかり。リー・マービン演じる型破りの少佐が囚人部隊を統率していく過程が非常に面白く、映画はヒットしました。私はこの映画を小学生のころに初めて見て、「デス・バイ・ハンギング(絞首刑)」という英語を覚えました。というのも、兵士たちのプロフィールが冒頭に紹介されるのですが、どいつもこいつも「軍法会議の結果、絞首刑」ということで、デス・バイ・ハンギングという言葉を何度も聞くことになったからです。

それで、映画のパンフレットによれば、本作のデヴィッド・エアー監督は「特攻大作戦を参考にした」と明言しております。もともと軍歴があり、脚本家として「U-571」、監督して「フューリー」といった純然たる戦争映画も手掛けている同監督は、アメコミの映画化というよりも、一種の戦争映画としてこの作品を作った、といいます。実際、本作のテイストには、ひとつひとつの戦場の状況把握、敵味方の心理を追う手法やら、非常時において、必死に戦う前線の兵士と裏腹に、ひたすら保身に走る上層部の姿、といった描き方に、戦争映画的なリアリティーを感じます。いかにもコミック的な非現実的ファンタジー、という作品ではありません。あえていえば、怪獣映画なのだけど、実際には戦争映画であり政治映画である「シン・ゴジラ」と、どこか似ているのではないでしょうか。

 

スーパーヒーロー、スーパーマンが死に、国葬が行われます。アメリカ国民は悲嘆に暮れていました(コミックの設定的には、古代の異星人が作り上げた生体兵器ドゥームズデイとの戦いで、スーパーマンが命を落とした時期、ということだそうです・・・結局その後、復活したようですが)。

そして、スーパーマン亡き今、また別の危険な化け物、通常の警察や軍隊では手に負えない未知の危険が出現したらどうするのか、が安全保障上の大問題になりました。

そこで、政府諜報部門の高官アマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)は一計を案じ、かつて存在した秘密の犯罪者による特殊部隊「タスク・フォースX」を再編成することを軍高官に認めさせます。どうせ犯罪者集団なので、作戦上で問題が起きても政府は責任を問われることもなく、隊員が死傷しても知ったことではない。このアイデアの下、スーパーマンやバットマンに捕らえられ、連邦刑務所に収容されている悪人たち、特に釈放される可能性のない重犯罪者たちが集められます。

無数の生命を奪った暗殺犯で、狙撃の名人デッドショット(ウィル・スミス)、元は精神科医だったが、犯罪都市ゴッサムシティの闇社会の帝王ジョーカー(ジャレッド・レト)の愛人になることで悪に落ちたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)、殺人ブーメランが武器のその名もブーメラン(ジェイ・コートニー)、ナパーム弾のように何者も焼き尽くしてしまう人間火炎放射器ディアブロ(ジェイ・ヘルナンデス)、ロープ使いの名人スリップノット(アダム・ビーチ)、爬虫類のような無敵のワニ男キラークロック(アドウェール・アキノエ=アクバエ)。

これを率いる部隊長は、リック・フラッグ大佐(ジョエル・キナマン)ですが、当然、普通のやり方でこの連中が言うことを聞くはずはありません。そこで、隊員たちには全員、首筋にナノ爆弾を埋め込み、責任者のアマンダか隊長のフラッグが端末を操作すれば、瞬時に爆発して頭部が吹き飛ぶ、という仕掛けにしました。さらにお目付け役として、フラッグの用心棒である日本人の女性剣士カタナ(カレン・フクハラ)が従い、命令に服さない隊員は容赦なく必殺の日本刀で斬り捨てる構えです。デッドショットが自嘲して言います。「つまり俺たちは、自殺部隊というわけだな?」

しかし実は、もう一人、本来は部隊の最強メンバーとなるべき候補者がいました。彼女の名は考古学者ジューン・ムーン博士(カーラ・デルヴィーニュ)。ただ一人、犯罪歴などない全くの善良な民間人です。しかし不幸なことに、ジューンはかつて密林の奥の遺跡で古代の危険な呪術の遺物にふれ、実に6000年以上も前から女神、魔女として君臨する悪霊エンチャントレス(デルヴィーニュの一人二役)に取り憑かれてしまったのです。ジューンはエンチャントレスをいつでも呼び出すことが出来ますが、呼び出したが最後、ジューンの意思は失われ、制御は出来なくなります。そこで、ジューンを保護したアマンダは魔女の弱点である心臓を手に入れ、魔女が従うしかない状況にして、無理やり言うことを聞かせることにします。さらにフラッグにジューンを警護させることで、アマンダのねらい通りに二人は恋に落ち、フラッグもこの危険な任務から逃れられない状況を作って、すべてを統制した、はずでした。

しかしエンチャントレスはそんな甘い相手ではなく、弟の魔神も現世に呼び出して力を増強させると、アマンダの支配から逃れて世界征服に乗り出します。

この状況で、タスク・フォースXに出動命令が下りますが、単なるテロリスト掃討が目的と告げられて、相手が何者なのかは知らされていません。施設に取り残された要人を救出しろ、という命令に従い彼らは出撃しますが、襲ってきたのはエンチャントレスによって醜い化け物に変身させられた無数の人々のなれの果て。話が違う・・・と混乱するメンバー。脱走を企てる者、疑問を持つ者、もともと強制的な命令に従っているだけの部隊の弱さというもので、メンバー間では不信感が募り、結束がバラバラになりそうな中、はたして彼らはエンチャントレスの完全復活を阻止できるのでしょうか・・・。

 

ということで、とにかくハードでダークなアクション映画ですが、単なるけれん味で見せるコミックものではなく、先にも書いたように、戦場ものとしてのリアリティーがある作風です。歴代の名優が引き継いできたジョーカー役を引き受けたジャレッド・レトは、本人も非常に重圧だったと言いますが、クレイジーかつ繊細な、新しいジョーカー像を生み出していると思います。マーゴット・ロビーは「ターザン/REBORN」でターザン夫人ジェーンを演じていました。芯が強いとは言えヴィクトリア朝の貴婦人役だったターザンと違い、今回は作品中でも最も常軌を逸したキャラクターですが、設定的に単なる下品な悪役ではダメで、非常に高い知性とその裏返しの狂気を表現しなければならない難しい役所ですが、魅力的に演じきっています。ウィル・スミスの加入は、監督がキャスティングで最初に望んだことだったそうですが、根からの悪党でない、実は心優しい面や正義感も隠し持っている孤独な狙撃手、そして全体のリーダー的存在というポジションをしっかり固めています。

注目されたのが、今作が映画デビューという新人のカレン・フクハラ(福原かれん)。この人は日系アメリカ人で、どうもまだ大学生らしいですが、日本語もしっかり出来るようで、劇中の彼女の日本語セリフは安心して聞いていられます。今まで剣術の経験はないとのことですが、武術は習っていたそうで、見事な女サムライぶりです。日本人としては応援したくなりますね。

スーパーモデルのカーラ・デルヴィーニュは、映画デビューの「アンナ・カレーニナ」などではセリフもほとんどない役でしたが、いよいよ本格的な女優業に乗り出してきました。この人はやはり存在感がありますし、当たり前ですが奇麗ですね。もうちょっと魔女ではなくて、ジューンの状態の姿を見たかったと個人的には思いました。

またベン・アフレックが、ブルース・ウェイン(バットマン)として出演しています。

そもそも、私は「ターザン」のマーゴット・ロビーが出ていると聞いて、どのぐらい違うキャラになっているのか見てみたくて観賞した作品でしたが、これは一見の価値がありました。手応えのあるコミックもの、を見てみたい方はぜひ劇場の大画面でご覧を。

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2016年9月17日 (土)

キング・オブ・エジプト

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 「キング・オブ・エジプト
GODS OF EGYPT」という映画を見ました。「エジプトの王様」というタイトルなわけですが、原題をよく見ると「エジプトの神々」。実際、この話の設定ではエジプトを最初に統治したファラオたちは、本当に神々であって、肉体的にも巨人だった、ということになっております。だから時代考証的な古代エジプトではなく、ファンタジー的な古代エジプトということです。かつてレイ・ハリーハウゼンが作ったギリシャ神話やアラビア神話ベースの娯楽映画の現代版、という感じですね。「アイ,ロボット」「ノウイング」などで知られるアレックス・プロヤス監督の7年ぶりの作品です。

 古代神話ではあちこちに見られる兄弟神の相克の物語。エジプト神話においては、太陽神ラーの息子であるオシリスと、その弟のセトが対立します。オシリスがセトに殺されてしまうと、オシリスの妻イシスと、その子ホルスがセトを打倒し、オシリスは冥界の王に、ホルスがエジプトの統治者になる・・・そんな話です。この映画は、そのあたりのお話を大胆にファンタジー化したものです。これまでギリシャ神話や北欧神話はかなり題材として取り上げられてきました。エジプト神話というのは、エジプト生まれのプロヤス監督らしい着眼だと思われます。

 

 古代エジプト文明の黎明期。1000年にわたり善政を布いて民から慕われてきた全エジプトの王、オシリス(ブライアン・ブラウン)が退位し、息子のホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)が王位に就くことになります。しかし実際には、ホルスには国王になるだけの器量がなく、愛人のハトホル(エロディ・ユン)は密かに危惧しています。

 即位式典の当日、荒涼たる砂漠の統治者でオシリス王の弟セト(ジェラルド・バトラー)が遅れて会場にやってきます。甥であるホルスの即位を祝いに来た・・・と見せかけて、その実は兄に対する反逆を企てていたのでした。砂漠の軍勢が会場に押し寄せる中、セトは兄オシリス王を殺害し、ホルスを叩きのめして、その両目を抉り取ってしまいます。失明したホルスは逃げ去り、王妃イシス(レイチェル・ブレイク)は自害。ハトホルはセトの愛人となります。クーデターを成功させたセトは人間たちを奴隷として使役し、権力欲を丸出しにして強権政治に走って行きます。

 セトの悪政を倒すには、ホルスの目を奪い返すしかない。セト専属の冷酷な主任建築士ウルシュ(ルーファス・シーウェル)に仕える女奴隷のザヤ(コートニー・イートン)は、ホルスの目を保管しているピラミッドの設計図を盗み出し、恋人である盗賊ベック(ブレントン・スウェイツ)に渡します。ベックはホルスの右目だけをなんとか盗み出し、ウルシュの追撃から逃れることに成功しますが、その途中でザヤはウルシュの放った矢を受け、死んでしまいます。

 悲嘆にくれたベックは、ホルスの神殿を訪れ、ホルスに右目を渡す条件として、ザヤを蘇らせるよう取引を試みます。ホルスは、8日以内ならば死者を現世に呼び戻すことができる、それまでに左目も手に入れるべく、協力するようにベックに要求します。

 2人は、ホルスの祖父である世界の創始者、太陽神ラー(ジェフリー・ラッシュ)の元を訪れ、セトのパワーの根源、砂漠のピラミッドの炎を消すことができる「創造の水」を入手します。

 その間、セトの暴政はエスカレートし、反逆する神々が続出。ついにセトの元妻であるネフティス(エマ・ブース)まで反逆に加担し、怒ったセトはネフティスの翼を切断します。

 さらにセトは、現在の愛人であるハトホルも、実際はホルスに今でも通じているのではないかと疑念を抱き始めます。ハトホルは殺される寸前、元々は冥府の入り口である西方の女王であった経験を生かし、冥界を潜り抜けてセトの元から脱出。そして、ホルスとベックに合流し、セトを倒すべく砂漠のピラミッドを目指します。しかしそこには恐ろしい怪物、スフィンクスが待ち構えており、謎かけに正解しなければ何人であっても生きて帰ることはできません。一行は、知恵の神であるトト(チャドウィック・ボーズマン)を味方に付けようとしますが・・・。

 

 というようなことで、とにかく派手な映像がこれでもか、と続きます。エンターテイメントとしてはこれ以上のものはないでしょう。まあ、変身した神々の姿がトランスフォーマーのロボットみたい、とか、エジプト神話の原話からかけ離れすぎている、といった批評もあるでしょうが・・・実際、原話ではオシリスの復活とセトの打倒、そしてホルスの即位に大きな貢献をした女神イシスが、この映画では、登場はするもののすぐに舞台から姿を消してしまう点などは、人によっては納得しないかもしれません。とはいえ、今作は神々と、とるに足りない人間の盗賊の間に生まれた信頼と友情、というところが焦点なので、神話の本筋としてはかなり異なった展開をあえて選んでいるのでしょう。

 物語の大詰め、分かっていても、ありがちな展開と言えば言えるシーンでも、感動的に描けているのはプロヤス監督の手腕なのではないでしょうか。うまいものだと感心させられました。

 配役ではやはり、太陽神ラーのジェフリー・ラッシュです。今回も一癖ある、本当は何を考えているか底知れない、誰の味方なのかわからない絶対神、という感じで、単純に善玉でも悪玉でもない、という超越的なキャラクターはこのアカデミー俳優にぴったりです。

 「マレフィセント」では冴えない王子様だったブレントン・スウェイツは、今回は体を張ったアクションで主演の一人として大活躍。そして「オペラ座の怪人」や「300」のジェラルド・バトラーは、今作では悪人そのもの、いいところは一つもない役柄ですが、こういう役をやってもカッコいい。もう一人の主演といえるニコライ・コスター=ワルドーは日本ではあまりなじみがないですが、人気テレビ・シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で活躍している人。映画では「ブラックホーク・ダウン」「キングダム・オブ・ヘヴン」「オブリビオン」などで脇役を演じています。ハトホル役のエロディ・ユンはフランスの女優さんで、本当にきれいな人です。これで国際的な知名度も一気に上がりそう。ザヤ役のコートニー・イートンは「マッドマックス」最新作で注目された新星ですが、モデル出身でまだ20歳。10年後が楽しみな人かも。

 私は本作を見て、悪人だが才気あふれる建築士ウルシュを演じているルーファス・シーウェルの、ちょっとしゃがれていて、しかしトーンの高い声とか、独特の嫌味な語り口とか、どこかで聞いたな、とずっと思っていました。経歴を調べて、「レジェンド・オブ・ゾロ」とか「リンカーン/秘密の書」の悪役を演じていたことを知り、ああ、この声と口調に聞き覚えがあるんだな、と思い至りました。ルックスではなく、声で思い出した俳優というのは、私の中では珍しい存在です。

 とにかく、大画面で楽しむべき大娯楽作品です。しかしそれでいて、神も人も人生において試練を乗り越え、最後にどう生きたかの裁定を受けなければならない、という世界観からは、人がこの人生で生きるというのはどういう意味があることなのか、といった問いかけも感じられる一作です。私はこういう作品は大好きですね。

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2016年9月13日 (火)

「タミヤ・ニュース」に『軍装・服飾史カラー図鑑』紹介。

 このほど発行された「タミヤ・ニュースTAMIYA NEWS201610月号vol.569の「新製品案内」コーナー、32ページに『軍装・服飾史カラー図鑑』が紹介されました。20160913111354

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「古代ローマから現代のスーツに至る、紳士服の歴史の中で、各時代の騎士や軍人の晴れ姿の位置づけを考察するフルカラーの図鑑です。豊富なイラストを交えた衣装解説とともに、前後の時代との関係や影響にも言及することで、服飾史の流れにおける意味も理解できます。軍装や紳士服の服飾史資料としてはもちろん、資料の少ない後ろ姿や着用方法はフィギュアの製作資料などにも役立つ一冊です。イカロス出版発行、辻元よしふみ 著、辻元玲子 イラスト、B5判、230ページ、3500円(税込み)、書店またはWEB書店にてお求めください」とあります。株式会社タミヤ・グラフィックデザイン課の皆様に厚く御礼申し上げます。

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2016年9月 9日 (金)

グランド・イリュージョン 見破られたトリック

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 「グランド・イリュージョン 見破られたトリック(原題:
Now You See Me 2)」を見ました。ちょうど3年前、2013年秋のヒット作「グランド・イリュージョン(原題:Now You See Me)の続編です。原題は「さあ、よくご覧ください」というマジシャンの決まり文句ですね。フランス人監督の手になる洒落た感じの作風だった前作から、ジョン・M・チュウ監督に代わったことで、国際的スケール感の大きな、アクションも多い作風となりましたが、おなじみの出演陣がほぼ再集結し、何よりも最後まで目の離せないどんでん返しに次ぐどんでん返し、という意表を突く展開は今作にも踏襲。華麗なマジックの実演シーンも一層リアルになり、見応えある作品となっています。ことにマジックの監修には、当代一の人気マジシャン、デビッド・カッパーフィールドがあたっており、映画内でのマジックはすべて舞台で再現可能、という折り紙つきです。

 

 前作では、現役FBI捜査官にして、実は秘密結社アイのメンバーであり、世直し奇術師の集団「フォー・ホースメン」の黒幕でもあるディラン(マーク・ラファロ)が、偉大なマジシャンだった亡き父親の敵を討つべく、30年かけて練りに練った復讐劇だった、というのが落ちでした。そして、父を死に追いやった「マジック見破り人」ことサディアス(モーガン・フリーマン)はディランとフォー・ホースメンの罠にかかり、刑務所に収監されてしまいました。

 

 それから1年。じっとアイからの次の指令を待っていたメンバーたちですが、あまりに音沙汰がないために、ヘンリー(前作ではアイラ・フィッシャー)が待ちくたびれてフォー・ホースメンを脱退。アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)、メリット(ウディ・ハレルソン)、ジャック(デイヴ・フランコ)の3人もしびれを切らしていました。そこへディランから次の目標が示されます。IT企業オクタ社が発売する新型スマートフォンが、世界中の情報を違法に収集する計画の道具であることを暴くため、マジックを使ってオクタ社のイベントを乗っ取り、陰謀を暴け、というものです。

 ヘンリーに代わる紅一点として新顔のルーラ(リジー・キャプラン)を加え、フォー・ホースメンの4人はまんまとニューヨークで開催されたオクタ社のイベントをかき乱して乗っ取りに成功しますが、その途中で思わぬ妨害が入ります。そして、オクタ社の秘密を暴露するどころか、逆に世間では死んだと思われていたジャックが健在なこと、さらにFBI捜査官であるディランが実は「5人目のフォー・ホースメン」であることが暴露されてしまいます。ディランの上司であるFBI副長官ナタリー(サナ・レイサン)はディランを逮捕しようとしますが、ディランはすんでのところで会場を脱出。

 一方、屋上からの脱出ルートを使って逃げ出した4人は、逃走用のトラックに到着するはずが、なぜか見覚えのない中華料理店の厨房に着いてしまいます。そして、その地が近所の中華料理店などではなく、本当にマカオであることを知り愕然とします。待ち受けていたのはメリットの弟で、兄に遺恨があるらしい悪党チェイス(ハレルソンの一人二役)でした。さらにそのボスとして現れたのは、昨年、オクタ社の経営幹部から解任され、その後、死んだとされていたITの天才ウォルター(ダニエル・ラドクリフ)でした。

 ウォルターはフォー・ホースメンの4人に対し、マカオにあるオクタ社の施設から、世界中のコンピューターやネットの情報を違法収集するチップを盗み出すことを強要します。

 同じころ、ディランは仇敵であるサディアスを刑務所から脱走させます。サディアスはフォー・ホースメンの4人がマカオに拉致されたことを知っており、彼らの救出に手を貸すと申し出たのです。

 フォー・ホースメンの4人は、チップの売買に興味を持った南アフリカのギャングの関係者を装ってオクタ社の施設に潜入し、チップを手に入れることに成功します。しかし彼らはそれをウォルターに渡すことを拒みます。そこに現れたディランが盾になることで、4人は逃げおおせることに成功しますが、ディランはウォルターに捕まってしまいます。捕らわれの身のディランの前にウォルターと共に姿を現したのは、意外にも1年前にフォー・ホースメンの活躍で資産をすべて奪われ破産した悪徳保険王・トレスラー(マイケル・ケイン)でした・・・。

 

 ということで、この後、舞台はロンドンに移り、さらに大きな規模のマジック合戦が繰り広げられることになります。前作から続投の面々は息もぴったりで、新顔のキャプランも違和感なく溶け込んでいます。そしてマイケル・ケインとモーガン・フリーマンの大物2人は相変わらず余裕綽々の名演ぶりです。

 今作ではFBIを追われ、危機に陥るディランが中心人物と言え、まさに実力派マーク・ラファロの独壇場です。彼の芸達者ぶりが遺憾なく発揮されています。

 さらに何よりも注目なのが、ハリー・ポッターで知られるラドクリフの悪役ぶり。頭はいいが良心のかけらもない役柄で、科学はマジックに勝つ、と豪語するわけですが、少し前まで魔法使いの中の魔法使いを演じていた彼が、こういう役をやるのも興味深いですね。

 何かこう、あまりに簡単に誰にでも催眠術が利きすぎるのが「ほんまかいな」という感じもあるのですが、それにしても説得力のあるマジック描写は、伊達にカッパーフィールド監修とうたっていません。

 シリーズ化という考えが元々、あったものなのかどうか知りませんが、前作からの展開は見事といってよい脚本です(前作を見ていないと、ちょっと人物関係が理解しにくいかもしれません)。この調子で、ぜひ3作目も見てみたい、と私は思いましたが、どんなものでしょうか。東京五輪を前に、日本を舞台にして、なんて一作を見てみたいですね。

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2016年9月 8日 (木)

「歴史群像」10月号(学研)で『軍装・服飾史カラー図鑑』紹介!

 このほど発売の「歴史群像10月号」(学研プラス)のBook Review【新刊紹介】コーナーの123ページに、辻元よしふみ、辻元玲子の『軍装・服飾史カラー図鑑(イカロス出版)』が紹介されました。同誌では3名様にこの本をプレゼントします。20160907232856

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 書評では「軍服や紳士服を服飾史の視点からひも解く豪華オールカラー図鑑。古代ローマの百人隊長から極楽鳥のような色彩のランツクネヒト、ポーランドの有翼騎兵フサリア、陸上自衛隊第302保安警務中隊の儀仗服に至るまで40のテーマを収録、欧米で発展した軍装と紳士服の関係性を系統的に理解できる構成だ。立ち絵姿の大判イラストを中心に、後姿やベルト・刀剣類など、史料的制約から考証の難しい部分も徹底再現。着用の手順解説があるのもうれしい。」ということで、丁寧な紹介をいただき、厚く御礼申し上げます!

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2016年9月 1日 (木)

X-MEN:アポカリプス ジャングル・ブック

 このところ諸事いろいろあり、映画を見られなかったのですが、ようやく2本立てで見てきました。公開からしばらく時間がたっていますので、間に合ってよかったです。

 

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まず「
X-MEN : アポカリプス(原題 X-MEN : APOCALYPSE)」。2000年に始動した現在のX-MENシリーズも、ウルヴァリンの単独作品を加えると、通算9作目。一応、これでシリーズは完結した、ということになります。

 そもそもこのマーベル・コミックの映画化が商業的に成功し、ヒュー・ジャックマンやハル・ベリー、それに「ロード・オブ・ザ・リング」にも出ていたイアン・マッケランが世界的な映画スターとしてブレイクするきっかけにもなることで、「コミックの映画化は成功する」という機運を作りだし、その後のコミック系映画の隆盛を築いた歴史的シリーズだったと言えます。特にジェームズ・マカヴォイやマイケル・ファスベンダーを据えて1960年代の前史から再始動した新3部作は、前作で新旧メンバーが共演する夢の顔合わせを実現した上に、歴史が変わって旧シリーズの設定がいったん白紙になることで、今回の作品が成立しています。このため、旧3部作では主要メンバーだったキャラクターが敵にまわったり、逆に敵として登場した人物が味方となったり、ということが可能になって、作品の幅が大きく広がりました。

 

 古代エジプトで全能のファラオとして君臨したエン・サバ・ヌール(=アポカリプス。オスカー・アイザック)は、人類初のミュータントであり、何度となく他の肉体に転生を繰り返し現人神として生きてきましたが、思いがけず部下の反乱に遭い、永い眠りに就くことに。

 そして1983年。エジプトで蘇ったアポカリプスは、ストーム(アレクサンドラ・シップ)、サイロック(オリヴィア・マン)、エンジェル(ベン・ハーディー)の3人のミュータントを従者とし、現代の社会を征服しようと動き出します。彼が4人目の従者として白羽の矢を立てたのは、ポーランドで労働者としてつましく生きていたものの、ミュータントであることを周囲に知られた途端、家族を殺され、社会から追放されて人間に対する激しい憎悪を復活させたマグニートー(ファスベンダー)でした。

 エジプトで異変が起きたことを察知したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア(マカヴォイ)は、その動きを探っていたCIAエージェントでかつての恋人モイラ(ローズ・バーン)と再会しますが、彼女の記憶はチャールズ自身が封印したままになっています。

 そんな中、マグニートーが動き出したことを知り、レイブン(ジェニファー・ローレンス)はナイトクローラー(コディ・スミット・マクフィー)を伴い、チャールズが主催する「恵まれし子らの学園」に向かいます。学園ではビースト(ニコラス・ホルト)、ジーン(ソフィー・ターナー)、それにアレックス(ルーカス・ティル)とスコット(タイ・シェリダン)のサマーズ兄弟がおり、チャールズの能力を駆使してマグニートーを探すことにします。しかし、この行いのために、アポカリプスはチャールズの精神の中に侵入し、その能力を利用して世界中の核兵器を無力化。さらにマグニートーの力を用いて地球上のあらゆるものを破壊し、世界を支配することを宣言します。

 学園は爆発し、アレックスは死亡。クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)の活躍によりその他の者は命拾いしますが、チャールズはアポカリプスたちに拉致されてしまいます。さらにそこに現れたのは、ミュータントたちの宿敵であるストライカー大佐(ジョシュ・ヘルマン)率いる特殊部隊でした。レイブン、ビースト、モイラが捕らわれの身となる中、ジーン、ナイトクローラー、スコットの3人はストライカーの基地内に潜入。そこで彼らが出会ったのは、記憶を失い生態兵器となっているウェポンXことウルヴァリン(ジャックマン)でした・・・。

 

 というわけで、人類が神だと思って崇拝してきたのは、一人のミュータントだったというのがこの設定。実際、アポカリプスの力は神のごとき全能なもので、これに対するミュータントたちは、まだX-MENとして正式に始動する前の未熟な若者たち。チャールズの強大な精神力がアポカリプスの手に入れば、もはや何者も抗しがたくなる・・・ということになります。かつてはマグニートーの手下として敵キャラで活躍したレイブンやナイトクローラーが今回は正義の側に、逆に一貫してX-MENチームの中核だったストームが敵側で登場するのが興味深いところです。前作で歴史が変わっているので、似たような話が微妙に違う結果になっていく妙味は、やはりこれまでのシリーズをずっと見ていた人ほど楽しめるもののように思います。

 

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次に見たのが「ジャングル・ブック
THE JUNGLE BOOK」。ウォルト・ディズニーの没後50年企画映画で、ディズニー本人が最後に手がけ、没後に公開されたアニメ「ジャングル・ブック」(1967年)の実写映画化です。原作は19世紀末にインド生まれの英国の文豪キプリングが書いた短編小説です。後に本作の影響を受けて、舞台をアフリカに替えてバロウズが書いたのが「ターザン」だと言われており、本作の方が野生児ものの元祖と言えるようです。

 

 インドのジャングルで暮らす野生児モーグリ(ニール・セディ)。彼は幼いころに黒ヒョウのバギーラ(ベン・キングズレー)に拾われ、アキーラ(ジャンカルロ・エスポジト)が率いるオオカミの群れで育ちます。母親となったのは優しい雌オオカミのラクシャ(ルピタ・ニョンゴ)。しかし人間の子であるモーグリを蛇蝎のように嫌悪するベンガルトラのシア・カーン(イドリス・エルバ)は、モーグリを殺すことを宣言。オオカミの群れに緊張が走ります。

 悩んだ末に、モーグリは群れを離れることを決意。バギーラはモーグリの命を守るには、モーグリを人間の世界に帰すしかないと決断します。しかし、バギーラはシア・カーンに襲われて負傷。たった一人で森をさまようモーグリは、大蛇のカー(スカーレット・ヨハンソン)から、シア・カーンがかつてモーグリの父親を殺したこと、そのときに父親がシア・カーンの顔に傷を負わせたために、カーンが人間を憎悪していることを聞きます。

 カーはそのままモーグリを食べようとしましたが、クマのバルー(ビル・マーレイ)に救われます。気ままに自由に生きるバルーと共に暮らすうちに、モーグリはジャングルの掟に縛られるだけの生き方に疑問を抱いていきます。

 そのころ、シア・カーンはオオカミの群れを訪れ、不意を衝いてアキーラを殺害。群れを乗っ取り、モーグリが復讐するために戻ってくるのを待ちます。

 同じころ、古い人間の寺院に住んでサルたちを支配している類人猿の王キング・ルーイ(クリストファー・ウォーケン)もまた、自分の野望のためにモーグリを利用しようと画策していました・・・。

 

 というようなことで、大筋ではオリジナル版と大きな相違はないのですが、何しろモーグリ以外のすべての背景、すべての動物や植物はフルCGである、というが驚きです。とうとう技術的な進歩もここまで来たか、という感を強くします。このリアルな森も川も、全くインドで野外ロケすることなしに(ただし当然ながら、現地取材は綿密にしたそうです)撮影されているというのは驚くべきことです。豪華絢爛たる声優陣は、さすがにディズニー映画というか、ちょっと考えられないほどの布陣ですが、これほど作り込んだ世界を生き生きと見せてくれるのは、これら名優たちの演技力のたまものでしょう。

 そして何よりも、モーグリ役のセディの熱演ぶり。よく演じきったものです。67年版の陽気な作風からはかなりシリアスになっていますが、しかし「あのテイスト」もバランスよく残している感じがします。まことに驚嘆すべき作品です。

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2016年8月29日 (月)

「コンバット・マガジン」で『軍装・服飾史カラー図鑑』ご紹介いただきました!

 台風10号がやってきますが、皆様、ご用心ください。
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  ところで、「コンバット・マガジン」10月号のNew Bookコーナーにて、私どもの『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)が紹介されました。厚く御礼申し上げます、ありがとうございます。20160829210922

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2016年8月25日 (木)

『軍装・服飾史カラー図鑑』コシノジュンコ先生のサイン。

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 私どもの新刊『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)が発刊して2週間。すでにご高覧いただけましたでしょうか。
 ところで本書は帯に世界的デザイナー、コシノジュンコ先生の推薦文をいただいております。
「軍服を男の美学とすれば、それは今の紳士服の基本でもある。こんな服装史料がほしかった!」
 このように、力強く本書のコンセプトをお示しいただいております。20160825203839



 今回は、コシノ先生にお目にかかった際に、直筆サインをいただきました。「私の本じゃなくて、あなたたちの本なのに変じゃない?」と仰るところ、無理をお願いして書いていただきました。ご多忙の中、ありがとうございました。20160825203920

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2016年8月20日 (土)

ハニー・ベア。

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 このほどお土産品として何かないか、と百貨店で物色していて見つけたのが、東京・世田谷の「ラ・テール洋菓子店」が作っているという「ハニー・ベア」という焼き菓子。かわいいですね見るからに。食べても、名の通りに蜂蜜の甘みが濃厚でおいしいです。20160818023322



 さてところで、今月9日に刊行した私どもの『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)ですが、けっこう一部のネット書店などで「欠品」の表示を見かけるようになりました。海外向けの楽天グローバルでも在庫切れの表示が出ているようです。ひょっとして、本書は海外のお客さんもいるのでしょうか?

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2016年8月16日 (火)

『軍装・服飾史カラー図鑑』発売から1週間がたちました!

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 皆様、お盆明けでお疲れ様でございます。コミケにご出展された皆様もお疲れ様でした。私たち夫婦も30歳代まではコミケにずっと出ておりました。
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 ところで、8月9日に私どもの新刊『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ/著、辻元玲子/イラスト)が刊行されてちょうど1週間。アマゾンでは昨日も「モード」分野で1位認定をいただいております。まことにありがたく、厚く厚く御礼申し上げる次第です。
 ドイツの国防軍陸軍や武装親衛隊、昭五式軍衣の日本軍将校、現代の自衛隊儀仗隊などから、古い時代では古代ローマ軍団の百人隊長や十字軍の騎士、オスマン帝国のイェニチェリ、ポーランドの有翼騎兵、ナポレオン軍の華麗な軍装、フリードリヒ大王から第二次大戦期までの歴代のプロイセン~ドイツ帝国~第三帝国の軍服など・・・また、ボー・ブランメルをはじめスーツやフォーマル・ファッションなど一般紳士服の歴史も紹介し、紳士服の歴史の中で、騎士や軍人の服装がどんな位置づけになるかを詳細に解説しております。お堅い説明ばかりでなく、漫画調のキャラクターで解説しているページや、豆知識コラムも随所に盛り込んで、気の向くままにページをめくっていただき、読み物としても面白く読めるように工夫してございます。20160816122851



 ご要望の多い「後ろ姿」や「剣や刀の帯び方」、「勲章や徽章、階級章」のシステムや由来なども可能な限り図解化。オールカラー手描きイラストで精細に表現しております。
 軍装に興味のある方、歴史的なコスチュームに興味のある方、一般の紳士服とファッションが好きな方、またファッション・デザイナー、漫画家、アニメーター、ゲームクリエイター、歴史的な設定の作品を書かれる作家の方・・・などにもぜひお読みただければ、と思っております。
 引き続き、宜しくお願い申し上げます。台風7号が首都圏に接近しているとのこと、皆様、ご自愛、ご注意くださいませ。

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2016年8月13日 (土)

『軍装・服飾史カラー図鑑』にはダンディーな紳士服の歴史も満載です。

 

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 宣伝です!『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、辻元玲子著。イカロス出版、税込3500円)が発売となりまして、今回はアパレル、ファッション関係の皆様からもご支持を戴いているようです。現代のフォーマル衣装や、スーツの原型には19世紀ぐらいの軍服がルーツになっている物が多いので、今回はそのへんも手厚く紹介しています。実際、19世紀になるまでは、礼服と言えば宮廷用の貴族の服か軍服が着用されたのですが、市民革命と産業革命をへた19世紀半ばの時代ともなると、一般の市民のためのフォーマル服やビジネス服が必要となり、現在の燕尾服やタキシード、スーツなどに変化していくわけです・・・詳しいことはこの本をご覧くださいませ!20160810002551

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2016年8月12日 (金)

ゼニスの「動物パン」をスナモで発見。

 昨日、江東区のショッピングモール「スナモ」にて、久しぶりにゼニス・インターナショナルさんのお店を発見。大人気の動物パンの新作「ふぐ」や「ライオン」「たぬき」などを買いました。カスタードクリームかチョコクリーム入りで、見た目が面白いだけでなく、味も非常によいです。20160812113639

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2016年8月11日 (木)

『軍装・服飾史カラー図鑑』には「軍人の描き方コーナー」などもあります。

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 「山の日」ですね。このへんからお盆休み、という人も多いでしょうね。コミケもいよいよでしょうか。リオ五輪も佳境! そんな中で恐縮ですが、『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、税込3500円)の宣伝をさせていただきます。
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本書には、メインの図解のほかに、「カッコいい軍服の描き方 将校と下士官兵の違い」とか「敬礼の仕方と歴史」といったコーナーも設けてあります。漫画やイラストを描く皆様の参考になれば幸甚でございます。20160811123743

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2016年8月10日 (水)

『軍装・服飾史カラー図鑑』は「年表のちびキャラ」も手抜きしません。

 宣伝です!『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、辻元玲子著。イカロス出版、税込3500円)が発売となりました。アマゾンでは昨日、モード分野で1位となって「ベストセラー」認定をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。20160809141937



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  本書は最初に「年表」も設けております。本文で取り上げているものはリアル画で、それ以外のものはちびキャラで描き分けていますが、参考として掲げたちびキャラも、たとえばこの日本の大鎧の武士などのように、20160810103032


考証面では決して手抜きしないで描いております。

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2016年8月 9日 (火)

『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、辻元玲子)本日、発売しております!

 

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『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、辻元玲子著。イカロス出版、税込3500円)は本日、2016年8月9日、発売となりました。アマゾンでは午前11時51分現在、モード分野で1位となって「ベストセラー1位」認定をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
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今回はプロイセン~ドイツ軍とフランス軍(ルイ王朝とナポレオン時代)を多く扱っていますが、ナポレオンの宿敵、英国軍も紹介しています。伝統の真っ赤なジャケットが目を引きますね。

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『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、玲子著)本日発売!

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 『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、税込3500円、フルカラー230頁)がいよいよ発売されました! 日付が変わったとたんに、アマゾンでも売り出したようで、登場と同時にモード分野で5位、書籍全体でも2万位ほどと健闘している模様です。20160809000838



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本日は「ナポレオン軍(大陸軍)竜騎兵少佐」「ロシア陸軍元帥」「ルイ14世時代の三銃士」のページをちょっと紹介。いずれも、後ろ姿を苦労して描いております。とにかく昔の服装はバックスタイルの資料がなく、非常に苦労します。20160809001203


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2016年8月 4日 (木)

『軍装・服飾史カラー図鑑』紳士服の歴史から軍装史を理解できる!

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 今日も懲りずに宣伝です。イカロス出版様よりまもなく『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ/著、辻元玲子/イラスト)が刊行されます。来週には配本を開始します。B5判オールカラー、230ページで3500円(税込)です。
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 ドイツの武装親衛隊やアルゲマイネSS、戦車兵などおなじみの軍装は、十字軍の時代のドイツ騎士団の騎士に始まり、フリードリヒ大王時代の軍服からナポレオン戦争時代のプロイセン王国、ドイツ帝国を経て、どういう経過をへてこういう服に進化したのかを詳細にたどれます。昭5式軍衣の日本軍将校、明治6年の西郷隆盛の軍装、現代の自衛隊儀仗隊、英国近衛兵の連隊ごとに違う服装などから、20160803145346


古い時代では古代ローマ軍団の百人隊長やロビン・フッド時代の服装、オスマン帝国のイェニチェリ、ポーランドの有翼騎兵、ナポレオン軍の華麗な軍装、三銃士時代の服装、ベルサイユのばらで登場するフランス王室衛兵隊の軍装・・また、ボー・ブランメルをはじめ、今のスーツに至る紳士服の進化史やフォーマル・ファッションなど一般紳士服の歴史も手厚く紹介し、燕尾服やタキシード、フロックコートなどの歴史も紹介。そういう大きな紳士服の歴史の中で、騎士や軍人の服装がどんな位置づけになるかを詳細に解説しております。
 ご要望の多い「後ろ姿」や「剣や刀の帯び方」、「勲章や徽章、階級章」のシステムや由来なども可能な限り図解化。オールカラー手描きイラストで精細に表現しております。
 軍装に興味のある方、歴史的なコスチュームに興味のある方、一般の紳士服とファッションが好きな方、またファッション・デザイナー、漫画家、アニメーター、ゲームクリエイター、歴史的な設定の作品を書かれる作家の方・・・などにもぜひお読みただければ、と思っております。
 宜しくお願い申し上げます。

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ターザン REBORN

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 映画「ターザン
REBORN」(原題:THE LEGEND OF TARZAN)を見ました。「ハリー・ポッター」シリーズで知られるデイビッド・イェーツ監督の新作です。

 ターザンと言えば、ジョン・カーターを主人公とするSFシリーズでも有名なエドガー・ライズ・バロウズが生み出した森の王者。誰でも知る物語で、何度も映像化されているわけですが、意外にも今世紀に入ってから本格的な実写映画化はこれが初めて。モーション・キャプチャー技術の進化によって、ターザンと動物たちとのふれあいなども、ごく自然に描けるようになるなど、今の時代にこの題材が取り上げられた必然性が分かる仕上がりになっております。

 

 1885年。ドイツ帝国の成立とフランスの没落など、勢力関係の変化が著しかった時代が本作の背景です。ベルリン協定により欧州列強国のアフリカ支配の図式が定まり、ダイヤモンドやオパールの眠るコンゴ盆地の広大な領地は、ベルギー国王レオポルド2世の私領として認められます。

 しかしベルギー王室は莫大な資産をつぎ込んだものの開発に失敗。負債をなんとしても取り返すべく、有能な外交官レオン・ロム(クリストフ・ヴァルツ)を現地に送り込みます。しかしこのロムは、単に国王のために働く忠臣ではなく、総督となることを夢見る野心家です。ロムは現地の有力な部族長であるムボンガ(ジャイモン・フンスー)と協定を結び、ムボンガが恨みを抱く一人の男を連れてこれば、ベルギー人に協力する、と約束させます。その男とは・・・?

 同じころ、英国政府でもセシル首相(ジム・ブロードベント)がコンゴ問題に介入する糸口を見つけようと思案していました。その思惑に乗じて、現地で奴隷使役や人身売買などの不正が行われていないか査察に入りたいアメリカの外交官ジョージ・W・ウィリアムズ(サミュエル・L・ジャクソン)。首相とウィリアムズが、ベルギー国王の招待に基づくコンゴ査察官になるよう説得している一人の男・・・それは英国貴族院議員にしてグレイストーク伯爵ジョン・クレイトン卿。しかしまたの名を、かつてコンゴの森林でジャングルの王者として君臨した「ターザン」(アレクサンダー・スカルスガルド)その人でした。

 初めは渋るジョンでしたが、ジョージの話を聞いて、現地の人の奴隷化を危惧し、アフリカへ戻ることを決意。やはりコンゴで育った妻のジェーン(マーゴット・ロビー)も、ジョンの反対を押し切って同行することになります。

 しかしこの「ベルギー国王からの招待」というのはロムの陰謀で、狙いはターザンその人でした。奇襲を受けて連れ去られる寸前、ジョージのおかげでジョンは命拾いしますが、ロムの軍隊はジェーンをさらって行ってしまいます。

 ジョンはジョージと共に、ジャングルに分け入り、ロムの後を追います。それはジョンの野生の目覚め、ターザンの復活を意味していました・・・。

 

 というようなことで、今作の特徴は、すでに文明社会に戻って英国の大貴族としての生活になじんでいたターザンが、再びジャングルに戻っていく、という点。だからこの作品のターザンは知性も教養も一流の人物で、単純明快な野生児などではありません。二つの世界に引き裂かれた矛盾ある存在、という原作で提示された通りのイメージで描かれます。いろいろな映画で大活躍する名優ステラン・ステルスガルドの息子アレクサンダーが、高貴さと野性を併せ持つこの人物の魅力を余すところなく好演しています。

 そして、なんといってもクリストフ・ヴァルツです。アカデミー賞を2度もとっているこの人、やればなんでも出来るでしょうが、やはり本作のような「一見、インテリ層で上品な紳士なのだけど、実はとんでもない怪物的な悪党」という役柄が一番、光ります。本作のロムという人物はまさにそのような造形で、ヴァルツが演じなければ成り立たなかったかもしれません。

 サミュエル・L・ジャクソン演じるジョージ・ウィリアムズも興味深い人物像です。博士号を持つアメリカの外交官で黒人、という設定です。しかしそれだけではなくて、映画の時代から20年ほど前には、南北戦争やメキシコ出兵、インディアンとの戦争で、悲惨な戦いを見てきた歴戦の勇士で、射撃の名手でもあります。「散々、インディアンを殺してきた俺は、今のベルギー人と全く同じだ」という彼は、黒人として迫害された立場と、メキシコ人やインディアンを殺害した立場を両方とも経験しており、そしてアフリカでの彼は、先祖がアフリカをルーツにしていながら文明社会の代表者であり、現地の人たちと交わる白人のターザンに比べれば、全くのよそ者です。こういう複雑な人物を配置したことで、作品に厚みが出ました。

 妻ジェーンを演じたのは、近年、注目されるオーストラリア出身のマーゴット・ロビー。生き生きとした演技が本作の魅力を大きく高めています。彼女は間もなく公開の「スーサイド・スクワット」でもヒロイン格で出演しているようです。

 首相役のジム・ブロードベンドは「ムーラン・ルージュ」「クラウド・アトラス」などで知られるアカデミー俳優。脇をしっかり固めて映画の格上げに貢献しています。

 今作は19世紀後半、ヴィクトリア時代を背景としており、ロンドンで主人公たちがまとう衣装は、素晴らしいの一言。ボタン配置がV字に配置される燕尾服など、私は欲しくなってしまいますね。また、冒頭ではベルギー正規軍の兵士たちが登場しますが、よく描けています。あのワンシーンにあれだけの軍服や小銃を用意するのは大変でしょう。

 また、当時の最新兵器としてマキシムが発明したばかりの機関銃が随所に登場します。まさに大量殺戮兵器の元祖である現代型の機関銃が出現したのが1880年代。世相も、戦争の形態も徐々に殺伐として、人間性を失っていく時代を象徴しているようです。

 あの時代の後、英国はアフリカでの勢力範囲を拡大していき、ズールー戦争やボーア戦争へと突入していきます。英国貴族であるターザンも、だんだん難しい立場になっていったのかもしれません。だから、ベルギー人を悪役とした今回の設定はなかなか巧妙だったといえます。実際にいわゆる「コンゴ自由国」ではあらゆる非人道的な政策がとられた、という話がありまして、史実をうまくとらえた脚本には賛辞を贈りたいと思いました。なお、ジョージ・ワシントン・ウィリアムズは実在の人物で、史実でもコンゴでの非道な政策を告発した人物。またレオン・ロムも実在のベルギー軍人で、コンゴで絶大な権力をふるったそうですが、亡くなったのはずっと後年の1924年のことだそうです。

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2016年8月 3日 (水)

『軍装・服飾史カラー図鑑』の内容一部紹介!

 イカロス出版様よりまもなく『軍装・服飾史カラー図鑑』辻元よしふみ/著、辻元玲子/イラスト)が刊行されます。すでに早刷りが手元に届きました。来週には配本を開始すると思います。B5判オールカラー、230ページで3500円(税込)です。
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 ドイツの武装親衛隊や昭5式軍衣の日本軍将校、現代の自衛隊儀仗隊などから、古い時代では古代ローマ軍団の百人隊長や十字軍の騎士、オスマン帝国のイェニチェリ、ポーランドの有翼騎兵、ナポレオン軍の華麗な軍装、フリードリヒ大王から第二次大戦期までの20160803145304


歴代のプロイセン~ドイツ帝国~第三帝国の軍服など・・・また、ボー・ブランメルをはじめスーツやフォーマル・ファッションなど一般紳士服の歴史も紹介し、紳士服の歴史の中で、騎士や軍人の服装がどんな位置づけになるかを詳細に解説しております。
 ご要望の多い「後ろ姿」や「剣や刀の帯び方」、「勲章や徽章、階級章」のシステムや由来なども可能な限り図解化。オールカラー手描きイラストで精細に表現しております。
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軍装に興味のある方、歴史的なコスチュームに興味のある方、一般の紳士服とファッションが好きな方、またファッション・デザイナー、漫画家、アニメーター、ゲームクリエイター、歴史的な設定の作品を書かれる作家の方・・・などにもぜひお読みただければ、と思っております。
 宜しくお願い申し上げます。

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2016年8月 2日 (火)

『軍装・服飾史カラー図鑑』早刷りをiちょっとだけ公開!

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 速報! 私どもの手元に『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)の早刷りが届きました! この作品のために、ほぼ4年の歳月を費やしました。実はここまで来るのに色々と紆余曲折があり、いま、完成品を見る思いは感無量でございます。20160802145244



 230頁フルカラー、と頭で理解していましたが、できあがるとずっしりと重く、迫力がありますね。印刷も、手描きの原画を再現するのは非常に難しいです。軍服の生地の色は、非常に微妙なものが多く、また毛皮や羽毛などの装飾は、毛を一本一本、辻元玲子が筆で手描きしており、その繊細な部分の再現も難しいのですが、クオリティーの高い技術で印刷していただきました。20160802145341



 判型は、イカロス出版の雑誌などとほぼ同サイズです。各国の軍装に加えて、今回は一般の紳士服の歴史も押さえておりまして、フロックコート姿のダンディーな紳士や、ナポレオン戦争時代の男性ファッションの世界で絶大な影響を及ぼしたボー・ブランメルの服装なども図解しております。同時代の一般人のファッションと軍服が密接なかかわりがあることをご理解いただけると思います。ブランメル自身、もともと騎兵将校であり、彼の好みが紳士服全般は言うに及ばず、後の時代の軍服の色調もシックな方向に導いたといえると思います。20160802145510



 軍装の世界で絶大な影響をもたらしてきた、フランスとドイツ、英国の軍服の歴史も今回は手厚く紹介しております。フランス軍は、三銃士の頃のきらびやかな服装、現代的な軍服の走りとなったルイ14世の時代から、ベルサイユのばらの時代の軍装、そしてナポレオン戦争の華麗な軍服。ドイツについては、そもそもの「鉄十字マーク」の発端である十字軍時代の「ドイツ騎士団」の騎士に始まり、フリードリヒ大王の時代から、ナポレオン戦争で鉄十字勲章や現代的な軍帽が登場する時代、さらに日本ではあまりなじみのない普仏戦争からドイツ帝国時代の軍装を経て、第1次大戦、第2次大戦のおなじみナチス時代のものを紹介。英国ではナポレオン戦争時代の真っ赤な軍服と、ネルソン提督が着用した青い海軍軍服、さらに現代の近衛兵連隊の服制を、部隊ごとのボタン配置や徽章の違いまで、詳細に取り上げています。
 まもなく一般配本されると思われます。しばしお待ちくださいませ。

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『軍装・服飾史カラー図鑑』印刷が順調に進行中。

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辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷中です。版元には見本刷りがすでに届いたとのことです。本書は8月第2週を目途に配本の予定です。71qnwkrjkrl



 本日は、第二次大戦時のドイツ軍戦車兵のページをご紹介します。
 そして、今日は本書の「著者紹介」テキストを掲載します。
 以下のような感じになっております。ご参考になさってくださいませ。

 辻元よしふみ
服飾史・軍装史研究家、ファッション・アドバイザー。1967 年岐阜市生まれ。早大卒。日本での軍装史研究の第一人者として、防衛省など中央省庁や企業のアドバイザーを務め、テレビ番組への情報提供などもしている。著書に『図説 軍服の歴史5000 年』『スーツ=軍服!? スーツ・ファッションはミリタリー・ファッションの末裔だった!!』(いずれも彩流社)など。監修・翻訳書に『華麗なるナポレオン軍の軍服』(リュシアン・ルスロ原著、マール社)など多数。また、日刊ゲンダイ(土日版)に「鉄板!おしゃれ道」を連載し、テレビ番組「美の壺」(NHKBSプレミアム)や「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(テレビ東京系)などに出演した。日本文藝家協会、日本ペンクラブ、国際服飾学会、服飾文化学会、軍事史学会に所属。

 辻元玲子
歴史考証復元画家(ヒストリカル・イラストレーター)。1972 年横浜市生まれ。桐朋学園大学音楽学部演奏学科声楽専攻卒。日本で数少ないユニフォーモロジー(制服学)と歴史復元画の専門画家で、画家・中西立太の指導を受けた。防衛省はじめ省庁や民間企業のアドバイザーを務め、イラストを提供している。著書に『まんがで楽典』(全音楽譜出版社)。夫よしふみとの共著で『図説 軍服の歴史5000 年』『スーツ=軍服!? スーツ・ファッションはミリタリー・ファッションの末裔だった!!』(いずれも彩流社)、監修・翻訳書に『華麗なるナポレオン軍の軍服』(リュシアン・ルスロ原著、マール社)がある。日本理科美術協会会員。

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2016年8月 1日 (月)

『軍装・服飾史カラー図鑑』プロイセン軽騎兵図説と目次紹介!

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辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷中です。アマゾンなどではすでに予約を開始しております。すでにご注文いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。本書は8月第2週を目途に配本の予定です。そろそろ見本誌が出来てきそうな感じまで来ております。
 本日は、プロイセン~ドイツ帝国で精強をうたわれた「第1親衛軽騎兵連隊」の軍装解説からサーベルや付属品、帽子などのディテール部の一部をご紹介します。この黒い制服が、後にナチス時代の親衛隊や戦車兵の「黒服」に多大な影響を与えます(本書では、独特の様式美で知名度の高いナチス親衛隊や戦車兵も、後のページで登場します)。7134ympfl



 そして、今日は本書の「目次」テキストをご紹介します。
 以下のような感じになっております。ご参考になさってくださいませ。

読者の皆様へ 5
年表 紳士服と軍服の変遷 8
001 ローマ軍団百人隊長
Centurio 56
002 ドイツ騎士団総長
Deutscher Orden, Hochmeister 58
003 14世紀後半の市民
Medieval man, 14th century 62
004 ランツクネヒト
Landsknecht 66
005 16世紀 エリザベス1世時代の英国貴族
16th century, English nobleman, Reign of Elizabeth I 70
006 ポーランド有翼騎兵「フサリア」
Polish Winged husser “Husaria” 74
007 ポーランド・リトアニア共和国軍 ヘトマン(司令官) 
Polish-Lithuanian Commonwealth Army “Hetman” 78
008 オスマン帝国軍 皇帝親衛隊イェニチェリ
軍犬兵「サムスンジュ」
Ottoman Army Janissary Dog handler“Samsuncu” 82
009 ルイ13世時代の紳士(フランス)
French Gentleman, Reign of Louis XIII 84
010 ルイ14世時代初期の貴族(フランス)
French Nobleman, Early reign of Louis XIV 86
011 ルイ14世時代初期の王室銃士(フランス)
Mousquetaire du Roi 90
012 ルイ14世時代のフランス軍人
French Soldiers, Rein of Louis XIV 94
013 フランス衛兵連隊 将校 略装
Régiment des Gardes Françaises Officier petit tenue 100
014 プロイセン陸軍 第15親衛近衛連隊第1大隊
将校礼装 連隊長 将官
Preußische Armee 1.bataillons Leibgarde Nr.15
Galauniform der Offiziere Regimentschef General 104
015 プロイセン陸軍 第1近衛歩兵連隊
常装 連隊長 将官
Preußische Armee 1.Garde-Regiment zu Fuß
Dienstuniform Regimentschef General 108
016 プロイセン陸軍 総司令官 野戦装 元帥
Preußische Armee Oberbefehlshaber
Felduniform Generalfeldmarschall 112
017 ロシア陸軍(ルースカヤ・アーミア) 元帥
Русская армия Маршал 116
018 ラ・グランド・アルメ(大陸軍)
第1皇帝親衛擲弾歩兵連隊 大佐
La Grande Armée 1er régiment de grenadiers à pied de
la Garde impériale Colonel 120
019 大陸軍 帝国元帥 正装
La Grande Armée Maréchal de l’Empire, grand tenue 126
020 大陸軍 第19竜騎兵連隊少佐
La Grande Armée 19e Régiment de Dragons Chef d’escadron 132
021 大陸軍 第7ユサール連隊 少佐
La Grande Armée 7e Régiment de Hussards Chef d’escadron 136
022 英国海軍中将
Royal-Navy Vice-Admiral 142
023 英国陸軍少将
British Army Major General 146
024 ドイツ帝国陸軍 プロイセン陸軍 参謀本部 常装 大将
Deutsches Heer Preußische Armee
Generalstab Dienstuniform General 150
025 ドイツ帝国陸軍 プロイセン陸軍 礼装 元帥位の上級大将
Deutsches Heer Preußische Armee Galauniform
Generaloberst mit dem Rang als Generalfeldmarschall 154
026 ボー・ブランメル リージェンシー時代のダンディー
Beau Brummell Regency era, Dandy 158
027 ヴィクトリア時代の紳士
The Victorian Gentleman 164
028 ヴィクトリア朝後期〜エドワード朝 ディトー・スーツの紳士
Late Victorian era- Edwardian era Gentleman in Ditto suit 166
029 ドイツ帝国陸軍 プロイセン陸軍
第1親衛軽騎兵連隊 元帥
Deutsches Heer Preußische Armee
1.Leib-Husaren Regiment nr.1 Generalfeldmarschall 174
030 ドイツ帝国陸軍航空隊 騎兵大尉
Deutsche Luftstreitkräfte Rittmeister 178
031 ドイツ国防軍陸軍 参謀少佐、中将
Wehrmacht Heer Major in Generalstab, Generalleutnant 182
032 ナチス親衛隊員 保安部SS中佐 1939〜45年/
アドルフ・ヒトラー親衛連隊SS大尉 1936〜45年
Schutzstaffel Sicherheitsdienst SS-Obersturmbannführer
Leibstandarte Adolf Hitler SS-Hauptsturmführer 186
033 ドイツ武装親衛隊SS中尉
Waffen-SS SS-Obersturmführer 190
034 ドイツ国防軍 グロースドイッチュラント師団 戦車兵大尉
Wehrmacht Division Großdeutschland
Hauptmann der Panzertruppe 192
035 アメリカ陸軍航空軍 第8空軍 中尉
USAAF 8th Air Force Lieutenant 194
036 大日本帝国陸軍 陸軍大将
Imperial Japanese Army General 198
037 大日本帝国陸軍 歩兵第三聯隊 少尉
Imperial Japanese Army 3rd Infantry Regiment
Second Lieutenant 200
038 陸上自衛隊 第302保安警務中隊 3等陸尉、1等陸曹
JGSDF 302 Military Police Company
Second Lieutenant, Master Sergeant 202
039 英国近衛兵 近衛擲弾兵連隊 兵士  
Royal Footguards Grenadier Guards Guardsman 208
040 スーツ姿の紳士
Gentleman in Suit Present day 220
軍の階級入門 228
主要参考文献 229

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トウフちゃん蒲焼

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 8月に入りました。夏本番ですが、案外、このへんからあっという間に年末まで行ってしまう感じもあります。ところで、土用の丑にはウナギを食した方も多いでしょうが、近年では何しろ高い! わざわざウナギ味のナマズを開発しているという話もありました。20160801024647



 我が家では、「トウフちゃん蒲焼」なるものを食しました。要するに豆腐で作った代用品の蒲焼です。ところがこれ、見た目は完全に本物そっくり。タレと山椒をかければ風味も十分。皮の部分は海苔で出来ていて、これもぬめり感があってリアルです。食感ははっきりいって、まだ歯ごたえのある豆腐というもの。ウナギと間違える、20160801025031


というレベルではないのですが、もうちょっとコラーゲン感が出ればさらに実感がでそうです。これで400円台ですので、雰囲気ものとしては大合格なのではないでしょうか。この商品は、ダイエー浦安駅前店で見つけました。20160801025242

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2016年7月31日 (日)

『軍装・服飾史カラー図鑑』刊行迫る!すべて手描き水彩画です!

辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷中です。アマゾンなどではすでに予約を開始しております。すでにご注文いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。本書は8月第2週を目途に配本の予定です。51axkfhtml



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 本日は、本書の一部から「英国海軍中将」の刀剣やベルト、18世紀後半から19世紀半ばまでの英国海軍の階級章(正肩章=エポレット)の一覧図のところをご紹介します。このような階級章の紹介は、ナポレオン軍、王政時代のフランス軍、ロシア軍、プロイセン軍、ドイツ帝国軍などそれぞれの項目で掲載しております。
 また、昨日に引き続き、この本の「前書き」から、イラストを描いた辻元玲子の文章をご紹介します。本作はすべて手描き水彩画で、フルカラーです。当初は一部を白黒で刷り分ける計画だったので、イラストの一部は白黒画として製作しました。その後、全ページをフルカラーとすることにし、白黒画だったものもすべて着色しました。よって、白黒画の画材についても説明しておりますが、本書は結果的にはすべてがカラー画です。
◆  ◆  ◆
 イラストの作画を担当しました辻元玲子です。
 今回の本は、自分自身がイラストレーター、画家として、「こういう本があったらいいな」「誰かが時代考証を調べてくれたら楽なのにな」という部分を具体化したものです。従来のこの種の本でいちばん不満なのが、肝心な部分の描き飛ばしや省略です。歴史的な人物となると、剣や衣装にこってりと刺繍や装飾が入っていますが、多くの画家が面倒くさがって省略してしまいます。しかし資料本としては、徹底的にディテールを描いてくれないと困るわけで、初めから省略されていたり、デフォルメされていたりしては、漫画やイラスト、アニメを描く人からすると参考にならないわけです。
 ですので、今回はとにかく目に見えるものは出来る限り省略しない、徹底的に描く、ということにこだわっています。たとえば軍人の制服のボタンには、大抵、紋章とか部隊番号が入っていますが、こういうところも省くことなく、極力、再現しております。勲章、金モール、服の縫い目……可能な限り、この絵を元に映画や舞台の衣装が制作できるレベルで絵にする、というのが今回のテーマの一つになっております。
 そして、各項目でぜひ知って頂きたい知識については、硬派な文章を避け、漫画テイストで楽しくご理解頂けるよう、工夫して描いてあります。
 この本が、少しでも読者の皆様のお役にたちましたら幸甚です。また、皆様に喜んでいただき好評を博したなら、今回ご紹介した40種以外の軍人や戦士、かっこいい紳士、さらには貴婦人なども取り上げてみたいと思っております。日本の武士やお姫さまもいいですね。
 なお、辻元玲子はイラスト製作にコンピューター、CGは使いません。カラー画も白黒画もすべて手描きです。今回の使用画材は以下の通りで、カラー画はすべて水彩です。画用紙のサイズはすべてA4 判です。
[白黒画] ケント紙、日光丸ペン、Holbein スペシャルブラック(インク)
[カラー画] ぺんてる水彩絵の具、Holbein 透明水彩絵の具、筆(メーカーはいろいろ)、水彩画用紙(BBケント、ヴィファール、コットマン、セヌリエ 等)
                                                                2016 年7月 辻元玲子

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2016年7月30日 (土)

第24回日本テディベア・コンベンション(有楽町/国際フォーラム)

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第24回日本テディベアwith Friendsコンベンションが有楽町の国際フォーラムで開催されております。G34出展の「おかべきよみ」様のご招待を受けて、今回も夫婦でみてきました。いってみればテディベア作家の皆様によるコミックマーケットのような催しですが、今回もすごい熱気でした。

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このコンベンションはあす31日も開催されます。

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『軍装・服飾史カラー図鑑』(8月上旬刊)予約開始しております。

 

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  辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)は、アマゾンなどで予約を開始しております。7月30日午前7時24分現在、書籍全体順位1854位、「軍事」分野で10位、そして「モード」分野で刊行前に1位を記録しておりました。もちろん、アマゾン順位はひとつの指標なのですが、多くの方からご支持と応援をいただいている証しでありまして、厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。3年半をかけて取り組んだ甲斐があったと思える瞬間でございます。51axkfhtml_2



 この本は現在、印刷中でして、8月第2週を目途に配本の予定です。もうしばらくお待ちくださいませ。

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«『軍装・服飾史カラー図鑑』前書き(続き)の紹介。