2016年8月25日 (木)

『軍装・服飾史カラー図鑑』コシノジュンコ先生のサイン。

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 私どもの新刊『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)が発刊して2週間。すでにご高覧いただけましたでしょうか。
 ところで本書は帯に世界的デザイナー、コシノジュンコ先生の推薦文をいただいております。
「軍服を男の美学とすれば、それは今の紳士服の基本でもある。こんな服装史料がほしかった!」
 このように、力強く本書のコンセプトをお示しいただいております。20160825203839



 今回は、コシノ先生にお目にかかった際に、直筆サインをいただきました。「私の本じゃなくて、あなたたちの本なのに変じゃない?」と仰るところ、無理をお願いして書いていただきました。ご多忙の中、ありがとうございました。20160825203920

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2016年8月20日 (土)

ハニー・ベア。

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 このほどお土産品として何かないか、と百貨店で物色していて見つけたのが、東京・世田谷の「ラ・テール洋菓子店」が作っているという「ハニー・ベア」という焼き菓子。かわいいですね見るからに。食べても、名の通りに蜂蜜の甘みが濃厚でおいしいです。20160818023322



 さてところで、今月9日に刊行した私どもの『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)ですが、けっこう一部のネット書店などで「欠品」の表示を見かけるようになりました。海外向けの楽天グローバルでも在庫切れの表示が出ているようです。ひょっとして、本書は海外のお客さんもいるのでしょうか?

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2016年8月16日 (火)

『軍装・服飾史カラー図鑑』発売から1週間がたちました!

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 皆様、お盆明けでお疲れ様でございます。コミケにご出展された皆様もお疲れ様でした。私たち夫婦も30歳代まではコミケにずっと出ておりました。
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 ところで、8月9日に私どもの新刊『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ/著、辻元玲子/イラスト)が刊行されてちょうど1週間。アマゾンでは昨日も「モード」分野で1位認定をいただいております。まことにありがたく、厚く厚く御礼申し上げる次第です。
 ドイツの国防軍陸軍や武装親衛隊、昭五式軍衣の日本軍将校、現代の自衛隊儀仗隊などから、古い時代では古代ローマ軍団の百人隊長や十字軍の騎士、オスマン帝国のイェニチェリ、ポーランドの有翼騎兵、ナポレオン軍の華麗な軍装、フリードリヒ大王から第二次大戦期までの歴代のプロイセン~ドイツ帝国~第三帝国の軍服など・・・また、ボー・ブランメルをはじめスーツやフォーマル・ファッションなど一般紳士服の歴史も紹介し、紳士服の歴史の中で、騎士や軍人の服装がどんな位置づけになるかを詳細に解説しております。お堅い説明ばかりでなく、漫画調のキャラクターで解説しているページや、豆知識コラムも随所に盛り込んで、気の向くままにページをめくっていただき、読み物としても面白く読めるように工夫してございます。20160816122851



 ご要望の多い「後ろ姿」や「剣や刀の帯び方」、「勲章や徽章、階級章」のシステムや由来なども可能な限り図解化。オールカラー手描きイラストで精細に表現しております。
 軍装に興味のある方、歴史的なコスチュームに興味のある方、一般の紳士服とファッションが好きな方、またファッション・デザイナー、漫画家、アニメーター、ゲームクリエイター、歴史的な設定の作品を書かれる作家の方・・・などにもぜひお読みただければ、と思っております。
 引き続き、宜しくお願い申し上げます。台風7号が首都圏に接近しているとのこと、皆様、ご自愛、ご注意くださいませ。

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2016年8月13日 (土)

『軍装・服飾史カラー図鑑』にはダンディーな紳士服の歴史も満載です。

 

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 宣伝です!『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、辻元玲子著。イカロス出版、税込3500円)が発売となりまして、今回はアパレル、ファッション関係の皆様からもご支持を戴いているようです。現代のフォーマル衣装や、スーツの原型には19世紀ぐらいの軍服がルーツになっている物が多いので、今回はそのへんも手厚く紹介しています。実際、19世紀になるまでは、礼服と言えば宮廷用の貴族の服か軍服が着用されたのですが、市民革命と産業革命をへた19世紀半ばの時代ともなると、一般の市民のためのフォーマル服やビジネス服が必要となり、現在の燕尾服やタキシード、スーツなどに変化していくわけです・・・詳しいことはこの本をご覧くださいませ!20160810002551

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2016年8月12日 (金)

ゼニスの「動物パン」をスナモで発見。

 昨日、江東区のショッピングモール「スナモ」にて、久しぶりにゼニス・インターナショナルさんのお店を発見。大人気の動物パンの新作「ふぐ」や「ライオン」「たぬき」などを買いました。カスタードクリームかチョコクリーム入りで、見た目が面白いだけでなく、味も非常によいです。20160812113639

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2016年8月11日 (木)

『軍装・服飾史カラー図鑑』には「軍人の描き方コーナー」などもあります。

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 「山の日」ですね。このへんからお盆休み、という人も多いでしょうね。コミケもいよいよでしょうか。リオ五輪も佳境! そんな中で恐縮ですが、『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、税込3500円)の宣伝をさせていただきます。
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本書には、メインの図解のほかに、「カッコいい軍服の描き方 将校と下士官兵の違い」とか「敬礼の仕方と歴史」といったコーナーも設けてあります。漫画やイラストを描く皆様の参考になれば幸甚でございます。20160811123743

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2016年8月10日 (水)

『軍装・服飾史カラー図鑑』は「年表のちびキャラ」も手抜きしません。

 宣伝です!『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、辻元玲子著。イカロス出版、税込3500円)が発売となりました。アマゾンでは昨日、モード分野で1位となって「ベストセラー」認定をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。20160809141937



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  本書は最初に「年表」も設けております。本文で取り上げているものはリアル画で、それ以外のものはちびキャラで描き分けていますが、参考として掲げたちびキャラも、たとえばこの日本の大鎧の武士などのように、20160810103032


考証面では決して手抜きしないで描いております。

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2016年8月 9日 (火)

『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、辻元玲子)本日、発売しております!

 

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『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、辻元玲子著。イカロス出版、税込3500円)は本日、2016年8月9日、発売となりました。アマゾンでは午前11時51分現在、モード分野で1位となって「ベストセラー1位」認定をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
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今回はプロイセン~ドイツ軍とフランス軍(ルイ王朝とナポレオン時代)を多く扱っていますが、ナポレオンの宿敵、英国軍も紹介しています。伝統の真っ赤なジャケットが目を引きますね。

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『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ、玲子著)本日発売!

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 『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、税込3500円、フルカラー230頁)がいよいよ発売されました! 日付が変わったとたんに、アマゾンでも売り出したようで、登場と同時にモード分野で5位、書籍全体でも2万位ほどと健闘している模様です。20160809000838



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本日は「ナポレオン軍(大陸軍)竜騎兵少佐」「ロシア陸軍元帥」「ルイ14世時代の三銃士」のページをちょっと紹介。いずれも、後ろ姿を苦労して描いております。とにかく昔の服装はバックスタイルの資料がなく、非常に苦労します。20160809001203


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2016年8月 4日 (木)

『軍装・服飾史カラー図鑑』紳士服の歴史から軍装史を理解できる!

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 今日も懲りずに宣伝です。イカロス出版様よりまもなく『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ/著、辻元玲子/イラスト)が刊行されます。来週には配本を開始します。B5判オールカラー、230ページで3500円(税込)です。
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 ドイツの武装親衛隊やアルゲマイネSS、戦車兵などおなじみの軍装は、十字軍の時代のドイツ騎士団の騎士に始まり、フリードリヒ大王時代の軍服からナポレオン戦争時代のプロイセン王国、ドイツ帝国を経て、どういう経過をへてこういう服に進化したのかを詳細にたどれます。昭5式軍衣の日本軍将校、明治6年の西郷隆盛の軍装、現代の自衛隊儀仗隊、英国近衛兵の連隊ごとに違う服装などから、20160803145346


古い時代では古代ローマ軍団の百人隊長やロビン・フッド時代の服装、オスマン帝国のイェニチェリ、ポーランドの有翼騎兵、ナポレオン軍の華麗な軍装、三銃士時代の服装、ベルサイユのばらで登場するフランス王室衛兵隊の軍装・・また、ボー・ブランメルをはじめ、今のスーツに至る紳士服の進化史やフォーマル・ファッションなど一般紳士服の歴史も手厚く紹介し、燕尾服やタキシード、フロックコートなどの歴史も紹介。そういう大きな紳士服の歴史の中で、騎士や軍人の服装がどんな位置づけになるかを詳細に解説しております。
 ご要望の多い「後ろ姿」や「剣や刀の帯び方」、「勲章や徽章、階級章」のシステムや由来なども可能な限り図解化。オールカラー手描きイラストで精細に表現しております。
 軍装に興味のある方、歴史的なコスチュームに興味のある方、一般の紳士服とファッションが好きな方、またファッション・デザイナー、漫画家、アニメーター、ゲームクリエイター、歴史的な設定の作品を書かれる作家の方・・・などにもぜひお読みただければ、と思っております。
 宜しくお願い申し上げます。

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ターザン REBORN

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 映画「ターザン
REBORN」(原題:THE LEGEND OF TARZAN)を見ました。「ハリー・ポッター」シリーズで知られるデイビッド・イェーツ監督の新作です。

 ターザンと言えば、ジョン・カーターを主人公とするSFシリーズでも有名なエドガー・ライズ・バロウズが生み出した森の王者。誰でも知る物語で、何度も映像化されているわけですが、意外にも今世紀に入ってから本格的な実写映画化はこれが初めて。モーション・キャプチャー技術の進化によって、ターザンと動物たちとのふれあいなども、ごく自然に描けるようになるなど、今の時代にこの題材が取り上げられた必然性が分かる仕上がりになっております。

 

 1885年。ドイツ帝国の成立とフランスの没落など、勢力関係の変化が著しかった時代が本作の背景です。ベルリン協定により欧州列強国のアフリカ支配の図式が定まり、ダイヤモンドやオパールの眠るコンゴ盆地の広大な領地は、ベルギー国王レオポルド2世の私領として認められます。

 しかしベルギー王室は莫大な資産をつぎ込んだものの開発に失敗。負債をなんとしても取り返すべく、有能な外交官レオン・ロム(クリストフ・ヴァルツ)を現地に送り込みます。しかしこのロムは、単に国王のために働く忠臣ではなく、総督となることを夢見る野心家です。ロムは現地の有力な部族長であるムボンガ(ジャイモン・フンスー)と協定を結び、ムボンガが恨みを抱く一人の男を連れてこれば、ベルギー人に協力する、と約束させます。その男とは・・・?

 同じころ、英国政府でもセシル首相(ジム・ブロードベント)がコンゴ問題に介入する糸口を見つけようと思案していました。その思惑に乗じて、現地で奴隷使役や人身売買などの不正が行われていないか査察に入りたいアメリカの外交官ジョージ・W・ウィリアムズ(サミュエル・L・ジャクソン)。首相とウィリアムズが、ベルギー国王の招待に基づくコンゴ査察官になるよう説得している一人の男・・・それは英国貴族院議員にしてグレイストーク伯爵ジョン・クレイトン卿。しかしまたの名を、かつてコンゴの森林でジャングルの王者として君臨した「ターザン」(アレクサンダー・スカルスガルド)その人でした。

 初めは渋るジョンでしたが、ジョージの話を聞いて、現地の人の奴隷化を危惧し、アフリカへ戻ることを決意。やはりコンゴで育った妻のジェーン(マーゴット・ロビー)も、ジョンの反対を押し切って同行することになります。

 しかしこの「ベルギー国王からの招待」というのはロムの陰謀で、狙いはターザンその人でした。奇襲を受けて連れ去られる寸前、ジョージのおかげでジョンは命拾いしますが、ロムの軍隊はジェーンをさらって行ってしまいます。

 ジョンはジョージと共に、ジャングルに分け入り、ロムの後を追います。それはジョンの野生の目覚め、ターザンの復活を意味していました・・・。

 

 というようなことで、今作の特徴は、すでに文明社会に戻って英国の大貴族としての生活になじんでいたターザンが、再びジャングルに戻っていく、という点。だからこの作品のターザンは知性も教養も一流の人物で、単純明快な野生児などではありません。二つの世界に引き裂かれた矛盾ある存在、という原作で提示された通りのイメージで描かれます。いろいろな映画で大活躍する名優ステラン・ステルスガルドの息子アレクサンダーが、高貴さと野性を併せ持つこの人物の魅力を余すところなく好演しています。

 そして、なんといってもクリストフ・ヴァルツです。アカデミー賞を2度もとっているこの人、やればなんでも出来るでしょうが、やはり本作のような「一見、インテリ層で上品な紳士なのだけど、実はとんでもない怪物的な悪党」という役柄が一番、光ります。本作のロムという人物はまさにそのような造形で、ヴァルツが演じなければ成り立たなかったかもしれません。

 サミュエル・L・ジャクソン演じるジョージ・ウィリアムズも興味深い人物像です。博士号を持つアメリカの外交官で黒人、という設定です。しかしそれだけではなくて、映画の時代から20年ほど前には、南北戦争やメキシコ出兵、インディアンとの戦争で、悲惨な戦いを見てきた歴戦の勇士で、射撃の名手でもあります。「散々、インディアンを殺してきた俺は、今のベルギー人と全く同じだ」という彼は、黒人として迫害された立場と、メキシコ人やインディアンを殺害した立場を両方とも経験しており、そしてアフリカでの彼は、先祖がアフリカをルーツにしていながら文明社会の代表者であり、現地の人たちと交わる白人のターザンに比べれば、全くのよそ者です。こういう複雑な人物を配置したことで、作品に厚みが出ました。

 妻ジェーンを演じたのは、近年、注目されるオーストラリア出身のマーゴット・ロビー。生き生きとした演技が本作の魅力を大きく高めています。彼女は間もなく公開の「スーサイド・スクワット」でもヒロイン格で出演しているようです。

 首相役のジム・ブロードベンドは「ムーラン・ルージュ」「クラウド・アトラス」などで知られるアカデミー俳優。脇をしっかり固めて映画の格上げに貢献しています。

 今作は19世紀後半、ヴィクトリア時代を背景としており、ロンドンで主人公たちがまとう衣装は、素晴らしいの一言。ボタン配置がV字に配置される燕尾服など、私は欲しくなってしまいますね。また、冒頭ではベルギー正規軍の兵士たちが登場しますが、よく描けています。あのワンシーンにあれだけの軍服や小銃を用意するのは大変でしょう。

 また、当時の最新兵器としてマキシムが発明したばかりの機関銃が随所に登場します。まさに大量殺戮兵器の元祖である現代型の機関銃が出現したのが1880年代。世相も、戦争の形態も徐々に殺伐として、人間性を失っていく時代を象徴しているようです。

 あの時代の後、英国はアフリカでの勢力範囲を拡大していき、ズールー戦争やボーア戦争へと突入していきます。英国貴族であるターザンも、だんだん難しい立場になっていったのかもしれません。だから、ベルギー人を悪役とした今回の設定はなかなか巧妙だったといえます。実際にいわゆる「コンゴ自由国」ではあらゆる非人道的な政策がとられた、という話がありまして、史実をうまくとらえた脚本には賛辞を贈りたいと思いました。なお、ジョージ・ワシントン・ウィリアムズは実在の人物で、史実でもコンゴでの非道な政策を告発した人物。またレオン・ロムも実在のベルギー軍人で、コンゴで絶大な権力をふるったそうですが、亡くなったのはずっと後年の1924年のことだそうです。

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2016年8月 3日 (水)

『軍装・服飾史カラー図鑑』の内容一部紹介!

 イカロス出版様よりまもなく『軍装・服飾史カラー図鑑』辻元よしふみ/著、辻元玲子/イラスト)が刊行されます。すでに早刷りが手元に届きました。来週には配本を開始すると思います。B5判オールカラー、230ページで3500円(税込)です。
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 ドイツの武装親衛隊や昭5式軍衣の日本軍将校、現代の自衛隊儀仗隊などから、古い時代では古代ローマ軍団の百人隊長や十字軍の騎士、オスマン帝国のイェニチェリ、ポーランドの有翼騎兵、ナポレオン軍の華麗な軍装、フリードリヒ大王から第二次大戦期までの20160803145304


歴代のプロイセン~ドイツ帝国~第三帝国の軍服など・・・また、ボー・ブランメルをはじめスーツやフォーマル・ファッションなど一般紳士服の歴史も紹介し、紳士服の歴史の中で、騎士や軍人の服装がどんな位置づけになるかを詳細に解説しております。
 ご要望の多い「後ろ姿」や「剣や刀の帯び方」、「勲章や徽章、階級章」のシステムや由来なども可能な限り図解化。オールカラー手描きイラストで精細に表現しております。
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軍装に興味のある方、歴史的なコスチュームに興味のある方、一般の紳士服とファッションが好きな方、またファッション・デザイナー、漫画家、アニメーター、ゲームクリエイター、歴史的な設定の作品を書かれる作家の方・・・などにもぜひお読みただければ、と思っております。
 宜しくお願い申し上げます。

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2016年8月 2日 (火)

『軍装・服飾史カラー図鑑』早刷りをiちょっとだけ公開!

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 速報! 私どもの手元に『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)の早刷りが届きました! この作品のために、ほぼ4年の歳月を費やしました。実はここまで来るのに色々と紆余曲折があり、いま、完成品を見る思いは感無量でございます。20160802145244



 230頁フルカラー、と頭で理解していましたが、できあがるとずっしりと重く、迫力がありますね。印刷も、手描きの原画を再現するのは非常に難しいです。軍服の生地の色は、非常に微妙なものが多く、また毛皮や羽毛などの装飾は、毛を一本一本、辻元玲子が筆で手描きしており、その繊細な部分の再現も難しいのですが、クオリティーの高い技術で印刷していただきました。20160802145341



 判型は、イカロス出版の雑誌などとほぼ同サイズです。各国の軍装に加えて、今回は一般の紳士服の歴史も押さえておりまして、フロックコート姿のダンディーな紳士や、ナポレオン戦争時代の男性ファッションの世界で絶大な影響を及ぼしたボー・ブランメルの服装なども図解しております。同時代の一般人のファッションと軍服が密接なかかわりがあることをご理解いただけると思います。ブランメル自身、もともと騎兵将校であり、彼の好みが紳士服全般は言うに及ばず、後の時代の軍服の色調もシックな方向に導いたといえると思います。20160802145510



 軍装の世界で絶大な影響をもたらしてきた、フランスとドイツ、英国の軍服の歴史も今回は手厚く紹介しております。フランス軍は、三銃士の頃のきらびやかな服装、現代的な軍服の走りとなったルイ14世の時代から、ベルサイユのばらの時代の軍装、そしてナポレオン戦争の華麗な軍服。ドイツについては、そもそもの「鉄十字マーク」の発端である十字軍時代の「ドイツ騎士団」の騎士に始まり、フリードリヒ大王の時代から、ナポレオン戦争で鉄十字勲章や現代的な軍帽が登場する時代、さらに日本ではあまりなじみのない普仏戦争からドイツ帝国時代の軍装を経て、第1次大戦、第2次大戦のおなじみナチス時代のものを紹介。英国ではナポレオン戦争時代の真っ赤な軍服と、ネルソン提督が着用した青い海軍軍服、さらに現代の近衛兵連隊の服制を、部隊ごとのボタン配置や徽章の違いまで、詳細に取り上げています。
 まもなく一般配本されると思われます。しばしお待ちくださいませ。

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『軍装・服飾史カラー図鑑』印刷が順調に進行中。

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辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷中です。版元には見本刷りがすでに届いたとのことです。本書は8月第2週を目途に配本の予定です。71qnwkrjkrl



 本日は、第二次大戦時のドイツ軍戦車兵のページをご紹介します。
 そして、今日は本書の「著者紹介」テキストを掲載します。
 以下のような感じになっております。ご参考になさってくださいませ。

 辻元よしふみ
服飾史・軍装史研究家、ファッション・アドバイザー。1967 年岐阜市生まれ。早大卒。日本での軍装史研究の第一人者として、防衛省など中央省庁や企業のアドバイザーを務め、テレビ番組への情報提供などもしている。著書に『図説 軍服の歴史5000 年』『スーツ=軍服!? スーツ・ファッションはミリタリー・ファッションの末裔だった!!』(いずれも彩流社)など。監修・翻訳書に『華麗なるナポレオン軍の軍服』(リュシアン・ルスロ原著、マール社)など多数。また、日刊ゲンダイ(土日版)に「鉄板!おしゃれ道」を連載し、テレビ番組「美の壺」(NHKBSプレミアム)や「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(テレビ東京系)などに出演した。日本文藝家協会、日本ペンクラブ、国際服飾学会、服飾文化学会、軍事史学会に所属。

 辻元玲子
歴史考証復元画家(ヒストリカル・イラストレーター)。1972 年横浜市生まれ。桐朋学園大学音楽学部演奏学科声楽専攻卒。日本で数少ないユニフォーモロジー(制服学)と歴史復元画の専門画家で、画家・中西立太の指導を受けた。防衛省はじめ省庁や民間企業のアドバイザーを務め、イラストを提供している。著書に『まんがで楽典』(全音楽譜出版社)。夫よしふみとの共著で『図説 軍服の歴史5000 年』『スーツ=軍服!? スーツ・ファッションはミリタリー・ファッションの末裔だった!!』(いずれも彩流社)、監修・翻訳書に『華麗なるナポレオン軍の軍服』(リュシアン・ルスロ原著、マール社)がある。日本理科美術協会会員。

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2016年8月 1日 (月)

『軍装・服飾史カラー図鑑』プロイセン軽騎兵図説と目次紹介!

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辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷中です。アマゾンなどではすでに予約を開始しております。すでにご注文いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。本書は8月第2週を目途に配本の予定です。そろそろ見本誌が出来てきそうな感じまで来ております。
 本日は、プロイセン~ドイツ帝国で精強をうたわれた「第1親衛軽騎兵連隊」の軍装解説からサーベルや付属品、帽子などのディテール部の一部をご紹介します。この黒い制服が、後にナチス時代の親衛隊や戦車兵の「黒服」に多大な影響を与えます(本書では、独特の様式美で知名度の高いナチス親衛隊や戦車兵も、後のページで登場します)。7134ympfl



 そして、今日は本書の「目次」テキストをご紹介します。
 以下のような感じになっております。ご参考になさってくださいませ。

読者の皆様へ 5
年表 紳士服と軍服の変遷 8
001 ローマ軍団百人隊長
Centurio 56
002 ドイツ騎士団総長
Deutscher Orden, Hochmeister 58
003 14世紀後半の市民
Medieval man, 14th century 62
004 ランツクネヒト
Landsknecht 66
005 16世紀 エリザベス1世時代の英国貴族
16th century, English nobleman, Reign of Elizabeth I 70
006 ポーランド有翼騎兵「フサリア」
Polish Winged husser “Husaria” 74
007 ポーランド・リトアニア共和国軍 ヘトマン(司令官) 
Polish-Lithuanian Commonwealth Army “Hetman” 78
008 オスマン帝国軍 皇帝親衛隊イェニチェリ
軍犬兵「サムスンジュ」
Ottoman Army Janissary Dog handler“Samsuncu” 82
009 ルイ13世時代の紳士(フランス)
French Gentleman, Reign of Louis XIII 84
010 ルイ14世時代初期の貴族(フランス)
French Nobleman, Early reign of Louis XIV 86
011 ルイ14世時代初期の王室銃士(フランス)
Mousquetaire du Roi 90
012 ルイ14世時代のフランス軍人
French Soldiers, Rein of Louis XIV 94
013 フランス衛兵連隊 将校 略装
Régiment des Gardes Françaises Officier petit tenue 100
014 プロイセン陸軍 第15親衛近衛連隊第1大隊
将校礼装 連隊長 将官
Preußische Armee 1.bataillons Leibgarde Nr.15
Galauniform der Offiziere Regimentschef General 104
015 プロイセン陸軍 第1近衛歩兵連隊
常装 連隊長 将官
Preußische Armee 1.Garde-Regiment zu Fuß
Dienstuniform Regimentschef General 108
016 プロイセン陸軍 総司令官 野戦装 元帥
Preußische Armee Oberbefehlshaber
Felduniform Generalfeldmarschall 112
017 ロシア陸軍(ルースカヤ・アーミア) 元帥
Русская армия Маршал 116
018 ラ・グランド・アルメ(大陸軍)
第1皇帝親衛擲弾歩兵連隊 大佐
La Grande Armée 1er régiment de grenadiers à pied de
la Garde impériale Colonel 120
019 大陸軍 帝国元帥 正装
La Grande Armée Maréchal de l’Empire, grand tenue 126
020 大陸軍 第19竜騎兵連隊少佐
La Grande Armée 19e Régiment de Dragons Chef d’escadron 132
021 大陸軍 第7ユサール連隊 少佐
La Grande Armée 7e Régiment de Hussards Chef d’escadron 136
022 英国海軍中将
Royal-Navy Vice-Admiral 142
023 英国陸軍少将
British Army Major General 146
024 ドイツ帝国陸軍 プロイセン陸軍 参謀本部 常装 大将
Deutsches Heer Preußische Armee
Generalstab Dienstuniform General 150
025 ドイツ帝国陸軍 プロイセン陸軍 礼装 元帥位の上級大将
Deutsches Heer Preußische Armee Galauniform
Generaloberst mit dem Rang als Generalfeldmarschall 154
026 ボー・ブランメル リージェンシー時代のダンディー
Beau Brummell Regency era, Dandy 158
027 ヴィクトリア時代の紳士
The Victorian Gentleman 164
028 ヴィクトリア朝後期〜エドワード朝 ディトー・スーツの紳士
Late Victorian era- Edwardian era Gentleman in Ditto suit 166
029 ドイツ帝国陸軍 プロイセン陸軍
第1親衛軽騎兵連隊 元帥
Deutsches Heer Preußische Armee
1.Leib-Husaren Regiment nr.1 Generalfeldmarschall 174
030 ドイツ帝国陸軍航空隊 騎兵大尉
Deutsche Luftstreitkräfte Rittmeister 178
031 ドイツ国防軍陸軍 参謀少佐、中将
Wehrmacht Heer Major in Generalstab, Generalleutnant 182
032 ナチス親衛隊員 保安部SS中佐 1939〜45年/
アドルフ・ヒトラー親衛連隊SS大尉 1936〜45年
Schutzstaffel Sicherheitsdienst SS-Obersturmbannführer
Leibstandarte Adolf Hitler SS-Hauptsturmführer 186
033 ドイツ武装親衛隊SS中尉
Waffen-SS SS-Obersturmführer 190
034 ドイツ国防軍 グロースドイッチュラント師団 戦車兵大尉
Wehrmacht Division Großdeutschland
Hauptmann der Panzertruppe 192
035 アメリカ陸軍航空軍 第8空軍 中尉
USAAF 8th Air Force Lieutenant 194
036 大日本帝国陸軍 陸軍大将
Imperial Japanese Army General 198
037 大日本帝国陸軍 歩兵第三聯隊 少尉
Imperial Japanese Army 3rd Infantry Regiment
Second Lieutenant 200
038 陸上自衛隊 第302保安警務中隊 3等陸尉、1等陸曹
JGSDF 302 Military Police Company
Second Lieutenant, Master Sergeant 202
039 英国近衛兵 近衛擲弾兵連隊 兵士  
Royal Footguards Grenadier Guards Guardsman 208
040 スーツ姿の紳士
Gentleman in Suit Present day 220
軍の階級入門 228
主要参考文献 229

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トウフちゃん蒲焼

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 8月に入りました。夏本番ですが、案外、このへんからあっという間に年末まで行ってしまう感じもあります。ところで、土用の丑にはウナギを食した方も多いでしょうが、近年では何しろ高い! わざわざウナギ味のナマズを開発しているという話もありました。20160801024647



 我が家では、「トウフちゃん蒲焼」なるものを食しました。要するに豆腐で作った代用品の蒲焼です。ところがこれ、見た目は完全に本物そっくり。タレと山椒をかければ風味も十分。皮の部分は海苔で出来ていて、これもぬめり感があってリアルです。食感ははっきりいって、まだ歯ごたえのある豆腐というもの。ウナギと間違える、20160801025031


というレベルではないのですが、もうちょっとコラーゲン感が出ればさらに実感がでそうです。これで400円台ですので、雰囲気ものとしては大合格なのではないでしょうか。この商品は、ダイエー浦安駅前店で見つけました。20160801025242

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2016年7月31日 (日)

『軍装・服飾史カラー図鑑』刊行迫る!すべて手描き水彩画です!

辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷中です。アマゾンなどではすでに予約を開始しております。すでにご注文いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。本書は8月第2週を目途に配本の予定です。51axkfhtml



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 本日は、本書の一部から「英国海軍中将」の刀剣やベルト、18世紀後半から19世紀半ばまでの英国海軍の階級章(正肩章=エポレット)の一覧図のところをご紹介します。このような階級章の紹介は、ナポレオン軍、王政時代のフランス軍、ロシア軍、プロイセン軍、ドイツ帝国軍などそれぞれの項目で掲載しております。
 また、昨日に引き続き、この本の「前書き」から、イラストを描いた辻元玲子の文章をご紹介します。本作はすべて手描き水彩画で、フルカラーです。当初は一部を白黒で刷り分ける計画だったので、イラストの一部は白黒画として製作しました。その後、全ページをフルカラーとすることにし、白黒画だったものもすべて着色しました。よって、白黒画の画材についても説明しておりますが、本書は結果的にはすべてがカラー画です。
◆  ◆  ◆
 イラストの作画を担当しました辻元玲子です。
 今回の本は、自分自身がイラストレーター、画家として、「こういう本があったらいいな」「誰かが時代考証を調べてくれたら楽なのにな」という部分を具体化したものです。従来のこの種の本でいちばん不満なのが、肝心な部分の描き飛ばしや省略です。歴史的な人物となると、剣や衣装にこってりと刺繍や装飾が入っていますが、多くの画家が面倒くさがって省略してしまいます。しかし資料本としては、徹底的にディテールを描いてくれないと困るわけで、初めから省略されていたり、デフォルメされていたりしては、漫画やイラスト、アニメを描く人からすると参考にならないわけです。
 ですので、今回はとにかく目に見えるものは出来る限り省略しない、徹底的に描く、ということにこだわっています。たとえば軍人の制服のボタンには、大抵、紋章とか部隊番号が入っていますが、こういうところも省くことなく、極力、再現しております。勲章、金モール、服の縫い目……可能な限り、この絵を元に映画や舞台の衣装が制作できるレベルで絵にする、というのが今回のテーマの一つになっております。
 そして、各項目でぜひ知って頂きたい知識については、硬派な文章を避け、漫画テイストで楽しくご理解頂けるよう、工夫して描いてあります。
 この本が、少しでも読者の皆様のお役にたちましたら幸甚です。また、皆様に喜んでいただき好評を博したなら、今回ご紹介した40種以外の軍人や戦士、かっこいい紳士、さらには貴婦人なども取り上げてみたいと思っております。日本の武士やお姫さまもいいですね。
 なお、辻元玲子はイラスト製作にコンピューター、CGは使いません。カラー画も白黒画もすべて手描きです。今回の使用画材は以下の通りで、カラー画はすべて水彩です。画用紙のサイズはすべてA4 判です。
[白黒画] ケント紙、日光丸ペン、Holbein スペシャルブラック(インク)
[カラー画] ぺんてる水彩絵の具、Holbein 透明水彩絵の具、筆(メーカーはいろいろ)、水彩画用紙(BBケント、ヴィファール、コットマン、セヌリエ 等)
                                                                2016 年7月 辻元玲子

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2016年7月30日 (土)

第24回日本テディベア・コンベンション(有楽町/国際フォーラム)

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第24回日本テディベアwith Friendsコンベンションが有楽町の国際フォーラムで開催されております。G34出展の「おかべきよみ」様のご招待を受けて、今回も夫婦でみてきました。いってみればテディベア作家の皆様によるコミックマーケットのような催しですが、今回もすごい熱気でした。

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このコンベンションはあす31日も開催されます。

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『軍装・服飾史カラー図鑑』(8月上旬刊)予約開始しております。

 

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  辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)は、アマゾンなどで予約を開始しております。7月30日午前7時24分現在、書籍全体順位1854位、「軍事」分野で10位、そして「モード」分野で刊行前に1位を記録しておりました。もちろん、アマゾン順位はひとつの指標なのですが、多くの方からご支持と応援をいただいている証しでありまして、厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。3年半をかけて取り組んだ甲斐があったと思える瞬間でございます。51axkfhtml_2



 この本は現在、印刷中でして、8月第2週を目途に配本の予定です。もうしばらくお待ちくださいませ。

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『軍装・服飾史カラー図鑑』前書き(続き)の紹介。

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 辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷作業中です。アマゾンなどではすでに予約を開始しており、昨日午後7時過ぎには発売前にして「モード」分野で1位、「軍事」分野で20位となりました。厚く御礼申し上げる次第です。本書は8月第2週を目途に配本の予定です。
 本日は、昨日に引き続き、「17世紀ポーランド有翼騎兵」のページの一部画像と、この本の「前書き」から続きの部分を一部、ご紹介します。
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(前略)「この本1冊で全てが分かる本が欲しい」という読者の声をよくいただくのですが、申し訳ありません、そんな楽な近道はないのです。今回の本だってこの1冊に2人がかりで3年半もかかって、40項目しか取り上げていないのです。本当はもっともっと、いろいろなものをご紹介したいのですが・・・・・・。内容的にも、もっと深追いしたい点も多々あったのですが、ページ数が増えすぎてしまうこともあり、時間的にもこれ以上一冊にかけているわけにもいかず、本当はあれも取り上げたい、これも紹介したいと思いながら、泣く泣く40項目に絞ること自体に苦労しました。
 そこで、今作では出来るだけ原語の表記をご紹介することにしています。たとえば、「剣」というもの一つをとっても、ドイツ語ではシュヴェアトSchwert、英語ではソードSword、フランス語ではエペÉpée、などと表現も違います。元のつづりがわからなければ、調べることも出来ないのですが、今回は、こういう原語の読みやスペルを出来るだけたくさん、紹介しています。これは何も、外国語かぶれでもなければ、語学の素養があることをひけらかしたいのでもなく、今の読者の皆様なら、もっとつっこんで理解したい、となれば必ずインターネットで検索されると思うのです。だから、ぜひ本書の内容で満足しきるのでなく、読者の皆様も本書を手がかりに、それぞれの興味を持たれた分野、時代の単語を原語でネット検索して、研究を深めていただきたいのです。なぜならこういう専門用語では、日本語で検索しても手掛かりはほとんど得られません。その国の言葉で調べないと、有益な情報も画像も入手できないのです。ドイツの剣について調べたければ、「剣」というキーワードで検索してもダメで、Schwertという原語で検索する必要があるわけです。
 なお、本書では「刀」と「剣」という日本語をかなり漠然と使用しています。というのも、たとえばまっすぐな刀剣はなんとなく「直剣」ではなく、日本語としてこなれた「直刀」と表現したいし、軍用の刀剣も「軍剣」「制式剣」などというのは変で、日本人になじみのある「軍刀」「制式刀」としたいし、というわけです。そもそも、欧米語では日本語のように、片刃だから刀で、両刃だから剣、といった区別がありません。おおむねまっすぐなソードSwordか、湾曲のあるサーベルSabreか、しか問題にしていないのです。日本刀は反りがあるから、この分類でいえばサーベルなのですが、欧米では「サムライ・ソード」で通っております。要するに感覚的なものにすぎないようです。だから、本書でも日本軍のものだけは、軍が規定していた通りの用語をできるだけ用い、片刃=刀、両刃=剣を区別していますが、他国のものについてはあまり気にせず、刀帯、剣帯とか、刀緒、剣緒などと、なんとなく使用していることをお断りしておきます。

 最後になりますが、改めまして「制服学・軍装史学Uniformology」の開祖の一人、リュシアン・ルスロ氏の業績と、日本における歴史復元画の草分け、中西立太先生の御研究に感謝の念を表させていただきます。
 また、帯文に推薦の辞をお寄せいただき、格別の応援を賜りましたファッション・デザイナーのコシノジュンコ様に、厚く御礼申し上げます。
 さらに、日本でただ一人の西洋甲冑師、三浦權利先生からは、特にローマ軍の兜や脛当ての形状について直接、懇切な指導をいただいたほか、中世の甲冑についても実物を見せていただき、ご教示いただきました。心より御礼申し上げる次第です。
 また、私どもの取材にご協力いただいた防衛省陸上幕僚監部の皆様、いつも応援していただいている株式会社タキザワシゲル代表の滝沢滋様、靴に関する資料をご提供いただきましたヒロ・ヤナギマチ・ワークショップの柳町弘之様に別して御礼申し上げます。

                                                                    2016年7月   辻元よしふみ

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2016年7月29日 (金)

『軍装・服飾史カラー図鑑』発売前にアマゾン「モード」分野で1位!

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辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』イカロス出版、フルカラー230ページ、予価税込3500円。コシノジュンコ氏推薦)の印刷が進んでおります。
 アマゾンなどではすでに予約を開始しておりますが、7月29日午後7時20分現在、書籍全体順位5822位、「軍事」分野で20位、そして「モード」分野においては刊行前に早くも1位を獲得しました!51axkfhtml_2


 
 ひとえに応援していただいいている皆様のおかげでございます。厚く御礼申し上げます。私どもも、新刊の発売前に1位をいただいたのは初めての経験です。
 この本は、8月第2週を目途に配本の予定です。引き続きよろしくお願い申し上げます。

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8月刊『軍装・服飾史カラー図鑑』前書きを一部紹介。

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辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版より刊行、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷会社への入稿が無事に済みました。アマゾンなどではすでに予約を開始しております。8月第2週を目途に配本の予定です。
 本日は、「日本陸軍 昭五式軍衣」のページの一部画像と、この本の「前書き」から一部をご紹介します。なお、本書で取り上げたのは旧日本陸軍の歩兵少尉で、一般的には乗馬用のズボンやブーツは着用しないのが建前ですが、副官勤務や重火器を扱う部隊の隊長になると下級将校であっても乗馬本分の扱いになり、またそれを理由に、開戦前の比較的、おおらかな時代には日常的にも見栄えの良い乗馬装を着用する歩兵将校はしばしば見られたので、絵柄の派手さも考慮して乗馬装姿を描いております。
 ◆  ◆  ◆
 ようやく『軍装・服飾史カラー図鑑』を皆様にご覧いただくことが出来ます。企画から丸3年半かかりました。それでも前の著作『図説 軍服の歴史5000年』(2012年、彩流社)は完成まで4年半もかかったので、少しはスピードアップしたといえるのかもしれません。
 今回は、これまで予算の関係で実現できなかったフルカラー出版、ということにしたので、それだけで大変なことになりました。昔の服の色調や素材の質感を再現するのだから、ひとつひとつ、リサーチが必要になります。「青」とか「赤」とか単純に言っては駄目で、たとえばプロイセン陸軍の軍服の「青色」と、英国海軍の軍服の「青色」は異なりますので、そこを理解して描く必要があるわけです。81zih8ghbwl



 本書は料理でいえば「下ごしらえ」のようなもので、史実に基づいた漫画やイラスト、あるいはファッション・デザインをする方たちのために、時間と手間がかかる下調べをしてさしあげる、というコンセプトで製作しております。よって、今回は特に服や装備品のディテール、とりわけ「後ろ姿」を可能な限り紹介することにしました。これは口で言うほど簡単なことではありません。
 いま、昔の服の遺物がいい状態で現存しているのは、最も古くて18世紀後半のものです。日本で言えば江戸時代の後期あたりですね。それ以前のものは、たとえ存在していても、生地は色あせてボロボロ、刺繍も変色して、元が、金色なのか銀色なのかさえ分からなくなっている、というわけです。もちろんそれより以前の、16世紀だの13世紀だのとなると、昔の肖像画に頼るしかなく、ローマ時代ともなれば、レリーフしかないのです。
ところが、どこの世界に、高いお金を払って画家を雇い、わざわざ自分の背中やお尻を描かせる王様や貴族がいたでしょうか? だから歴史コスチュームの後ろ姿というのは、非常に再現が難しいのです。
 また、おおむね19世紀半ばより前の時代の人物は、腰に剣や刀を帯びています。これも時代により国により様々な様式があり、でたらめなものを描くわけに行かないのですが、おまけに、実は剣そのものより難しいのが、剣を下げるためのベルトや帯のたぐいです。こういうものも意外に記録が残っておらず、当時の絵でも、おそらく画家が面倒くさがったのでしょうね、わざと後ろに隠したり、手で見えなくしたりして、誤魔化していることが多いものです。今回はそのへんも、可能な限り「逃げることなく」徹底再現に挑戦しています。だからこんなに時間がかかるのです。
 そんなわけですから、図解を製作する画家・辻元玲子の負担は非常に大きいものです。絵に起こすための実物調査や細部のリサーチは、玲子自身が行っていることを特筆しておきたいと思います。今作はよしふみがプランを立て、基礎研究をして流れやシナリオを決めた後、ディテール調査と図解製作は玲子が中心に行い、その後、よしふみが解説文を付ける、という順序で作業を進めました。(以下略)

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2016年7月28日 (木)

8月上旬刊行『軍装・服飾史カラー図鑑』の帯を紹介!

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 先週ですが、辻元よしふみ、辻元玲子の共著『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版より刊行、フルカラー230ページ、予価税込3500円)の印刷会社への入稿が無事に済みました。アマゾンなどではすでに予約をしているようですね。8月第2週を目途に配本の予定です。20160728121346_2



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この本には緑色の帯が付きます。デザイナー、コシノジュンコ先生からいただいた帯文と、内容の説明を掲載しております。こんな感じになります。20160728121237

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2016年7月22日 (金)

『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ・辻元玲子著:イカロス出版)

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 「ミリタリー・クラシックス」誌2016夏号(vol.54)の67ページに紹介されましたように、イカロス出版様より8月上旬、『軍装・服飾史カラー図鑑』(辻元よしふみ/著、辻元玲子/イラスト)が刊行される予定で、まもなく入稿作業が完了するところまで来ております。B5判オールカラー、230ページで予価3500円(税込)の予定です。20160722053605



 ドイツの武装親衛隊や昭5式軍衣の日本軍将校、現代の自衛隊儀仗隊などから、古い時代では古代ローマ軍団の百人隊長や十字軍の騎士、オスマン帝国のイェニチェリ、ポーランドの有翼騎兵、ナポレオン軍の華麗な軍装、フリードリヒ大王から第二次大戦期までの歴代のプロイセン~ドイツ帝国~第三帝国の軍服など・・・また、ボー・ブランメルをはじめスーツやフォーマル・ファッションなど一般紳士服の歴史も紹介し、紳士服の歴史の中で、騎士や軍人の服装がどんな位置づけになるかを詳細に解説しております。
 ご要望の多い「後ろ姿」や「剣や刀の帯び方」、「勲章や徽章、階級章」のシステムや由来なども可能な限り図解化。オールカラー手描きイラストで精細に表現しております。
 軍装に興味のある方、歴史的なコスチュームに興味のある方、一般の紳士服とファッションが好きな方、またファッション・デザイナー、漫画家、アニメーター、ゲームクリエイター、歴史的な設定の作品を書かれる作家の方・・・などにもぜひお読みただければ、と思っております。
 さらに詳細が分かりましたら、ご報告します。宜しくお願い申し上げます。

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2016年7月16日 (土)

NHK「美の壺」撮影風景と、『軍装・服飾史カラー図鑑』刊行の予告!

7月8日および12日、そして14日朝のNHK BSプレミアム「美の壺」の「華やぎのボタン」をご覧いただきました皆様、まことにありがとうございました!! 
 今後も、少なくとも3年以内に6回は再放送される予定です。NHK海外放送でも流されるそうです。
 番組中、私こと軍装史・服飾史研究家・辻元よしふみの登場したコーナー以外で、紹介されたお店ですが、最初に出てきたのが銀座のボタン専門店ミタケボタンさん。
http://mitakebuttons.com/cms/
 二件目に登場したボタン専門店は、目黒区にあるアンド・ストライプというお店のようですね。http://and-stripe-online.com/
 また、初めの方に登場した紳士服店は、表参道のボットーネさんというオーダーサロンのようです。http://bottone.jp/

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私の登場したパートの撮影は、私の家で行われました。6人のスタッフの方がおいでになり、我が家も室内の大片づけから、期せずして時期外れの大掃除となり、なかなか大変なことになりました。しかし、暗幕や照明の効果で、拙宅のなんでもない室内が、素敵な応接間のように見えたのは不思議です。20160709134850

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ところで、アマゾンなどで品切れが続いていた前著『図説 軍服の歴史5000年』(彩流社)ですが、すでに3刷が売り出されております。今回は一部のイラストを差し替え、本文も手を加えて、新しい情報も盛り込んでおります。今のところ、長くお待たせしていた読者の方がいらしたのかと存じますが、アマゾンでは在庫に出ても、すぐに売れてしまう状態のようです。しばらくご迷惑をおかけするかもしれませんが、宜しくお願い申し上げます。

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また、刊行準備中の『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)はゲラ校正がほぼ完了し、いよいよ最終的な作業段階に入りました。8月上旬に出せると思っております。古代ローマ軍団から中世の十字軍騎士、オスマン帝国イェニチェリやポーランドの騎士、ルイ14世の時代の三銃士や貴族、ナポレオン戦争のフランス軍や英国軍、さらにフリードリヒ大王からナチス時代までの歴代プロイセン~ドイツ軍の軍服、明治6年の西郷隆盛の軍装、昭5式の日本軍将校から現代の自衛隊儀仗隊、さらには民間人のスーツや燕尾服、タキシードなどのフォーマルウェアの歴史と軍装のかかわり、今日の紳士服まで盛りだくさん。勲章や装飾、階級章のシステムなどの詳細、さらに後ろ姿まで精密極まりない手描きの水彩画で図解します。乞うご期待!

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ウォークラフト

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「ウォークラフト」WARCRAFという映画を見ました。日本では公開館が少なく、私も豊洲のユナイテッドシネマまでわざわざ出向きましたが、世界16か国でランキングの首位を奪い、400億円を超える興行収入を得た、ということで海外では大ヒット作品となっています。

 それというのも、この映画の元ネタは、全世界で1億人以上がプレイした、とされるゲーム「ウォークラフト」で、初めから話題性満点なのですが、どうしたわけかこのゲームは日本では全く盛り上がらず、知名度も低いので、温度差も無理もないところです。まあ、日本は世界でも有数のコンテンツ大国で、国産メガヒット・ゲームもいくらでもあり、あえてこの、ロード・オブ・ザ・リングLOTR(指輪物語)に強い影響を受けた世界観の作品に飛びつくような需要もなかったのだと思われます。

 しかしこのウォークラフトの人気が高い理由は、基本的に正義と悪の戦いを描いたLOTRとは異なり(原作は第二次大戦中に書かれているので、やはりナチスとの戦いを主眼に置いていたのだといわれます)、登場するどの勢力も必ずしも善でも悪でもなく、その者たちなりの戦う理由も大義もあるように描かれており、プレイヤーは人間のほか、オークにもエルフにも、ドワーフにもなれる、つまりどの種族でもプレイできるそうで、そういう相対的な世界観が現代的なのだといわれているようです。

 特にこの映画化にあたっては、2006年に最初の構想が持ち上がって以来、何度も練り直され、最終的に、先ごろ亡くなったロックスター、デヴィッド・ボウイの子息であるダンカン・ジョーンズ監督がメガホンをとるまでに、紆余曲折があったこともあり、LOTRの焼き直し的な初期の構想から、むしろ移民問題で悩む現代のテーマに差し替わっているのが大きな特徴ではないでしょうか。

 というのも、本作は荒廃した世界を捨てて、オークたちが人間たちの住む世界に押し寄せてくる、ということから戦争に発展する、という設定になっており、異民族との遭遇と、あくまでも戦うのか、共生の道を探るのか、といった問題が根底にあって、娯楽作品ながら考えさせられる要素が多い作風となっているのです。

 

 平和の地アゼロスには、勇敢な人間や俗世に交わらないエルフ、技術力に優れたドワーフたちが平和に共存する世界が広がっています。ダラランの天空城塞にあるキリン・トアの高等な魔法使いたちが世界を見守り、地上はストームウィンドの王都にある思慮深きレイン王(ドミニク・クーパー)が、王妃タリア(ルース・ネッガ)と、王妃の兄で騎士団司令官のローサー(トラヴィス・フィメル)、王国を守護するカラザンの塔の魔法使いメディヴ(ベン・フォスター)らに支えられて、長く繁栄を誇ってきました。

 しかしここに、異世界ドラエナーから、アゼロスには本来、存在しないオークの軍団が突然、出現します。オークは本来、武術と名誉を重んじる種族ですが、敵の生命を奪い取って恐ろしい死の魔力を発動する魔法使いのオーク、グルダン(ダニエル・ウー)が権力を握るようになると、ドラエナーは崩壊し死に満ちた世界に堕落してしまいました。グルダンは新たな力を得るためにアゼロスに侵攻しますが、オークの族長の一人デュロタン(トビー・ケベル)はグルダンの方針に疑問を抱いています。

 キリン・トアの落第生という駆け出しの魔法使いカドガー(ベン・シュネッツァー)は、オークが死の魔法を扱うことを知り、ローサーとレイン王に急報。守護者メディヴが召集されます。ローサー率いる偵察隊はオークの先鋒部隊と遭遇。デュロタンらと相まみえ、苦戦しますが、メディヴの魔法によりなんとかオーク軍を撃退します。この戦いで捕虜となったオークの一人、ガローナ(ポーラ・パットン)はなぜかオークと人間のハーフで、通訳として人間に協力するようになります。徐々にガローナとローサーは惹かれあうようになります。

 一方、自らも死の魔法を操るようになったメディヴの言動に不信感を抱いたカドガーは、キリン・トアの城塞に赴き、ことの真相を探り出そうとします。また、グルダンの侵略的な方向性に決定的な違和感を覚えたデュロタンは、人間と同盟を結んでグルダンを倒すことに意を決し、ガローナを介してレイン王との会見に臨むことになりますが・・・。

 

 というわけで、近年、この種のファンタジーもので大活躍のドミニク・クーパーや、「ミッション・インポッシブル」などで人気上昇中のポーラ・パットンが魅力的です。「猿の惑星」でもモーション・キャプチャーで熱演していたトビー・ケベルが、今回はオークの族長役で奮闘しているのも注目。ローサー役のフィメル、メディヴ役のフォスターもカッコいいですね。その他、超有名人や大物が出ているわけではありませんが、・・・いえ、実はノンクレジットのカメオ出演でグレン・クローズが出演していますが、それ以外には、主に新進気鋭の実力者という俳優さんたちで布陣が固められております。こういうファンタジーの場合、極端に色のついた人は使わない、というのが鉄則なので、新鮮かつ納得のキャスティングです。

 ゲームの原作があるとはいえ、映画として独立した世界観があり、予備知識は一切必要ありません。しかし、だからこそエンディングは「続く」という感じになっておりますので、これで終わられると困るというか、要するに続編を作っていただいて、この映画の世界観としての大団円まで見せてくれないと、欲求不満になりそう。

 まあ、そのへんが狙いなんでしょうし、ヒットしたのできっと続編を作ってくれるでしょう。期待しています。本作も、撮影した後で20か月も映像作りに費やしたといいますので、次作があったとしてもちょっと先になりそうですが、必ず、この後のアゼロスの歴史を見せてほしいと思いました。

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2016年7月14日 (木)

NHK[美の壺」の「華やぎのボタン」出演記念「日本海軍のボタン」

 7月8日および12日、そして14日朝のNHK BSプレミアム「美の壺」の「華やぎのボタン」をご覧いただきました皆様、まことにありがとうございました!! 
 今後も、少なくとも3年以内に6回は再放送される予定です。NHK海外放送でも流されるそうです。
 番組中、私こと軍装史・服飾史研究家・辻元よしふみの登場したコーナー以外で、紹介されたお店ですが、最初に出てきたのが銀座のボタン専門店ミタケボタンさん。
http://mitakebuttons.com/cms/
 二件目に登場したボタン専門店は、目黒区にあるアンド・ストライプというお店のようですね。http://and-stripe-online.com/
 また、初めの方に登場した紳士服店は、表参道のボットーネさんというオーダーサロンのようです。http://bottone.jp/

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ところで、「美の壺」の「華やぎのボタン」で、私は日本のボタン文化の原点となった旧海軍のボタンの歴史を取り上げました。18世紀以来の英国海軍「王冠に錨」のボタンの伝統を引き継いで、最初に「錨に葵の金ボタン」を採用したのは、実は帝国海軍に先立つ徳川幕府の海軍だった、とご紹介いたしました。その後、明治3年に太政官布告で、日本海軍の最初の制服が制定されており、その際の金ボタンはすでに「桜に錨」だったのですが、このときは将校用もすべて、桜の位置が錨の上の方に付く、後の時代の下士官用のようなデザインでした。Photo_2



 明治6年になって、桜の位置が中央のボタンが将校用となります。さらに明治の末になり、新たに下士官用ボタンが制定されたときに、再び桜の位置が上の方にあるものが採用されました。このまま昭和の戦争の時期まで行くわけで、有名な予科練の「七つボタンは桜に錨」というボタンも昭和17年に制服が制定された際には、下士官用のボタンでした。
 ところが、昭和19年後半になりますと、下士官用のボタンの桜も中央部に移され、桜の位置では階級の識別が出来なくなります。それで、今残っている予科練の制服も、時期によってボタンのデザインが「桜が上の方にあるもの」と「桜が中央にあるもの」の2種類があるわけです。

 ところで、アマゾンなどで品切れが続いていた前著『図説 軍服の歴史5000年』(彩流社)ですが、すでに3刷が売り出されております。今回は一部のイラストを差し替え、本文も手を加えて、新しい情報も盛り込んでおります。今のところ、長くお待たせしていた読者の方がいらしたのかと存じますが、アマゾンでは在庫に出ても、すぐに売れてしまう状態のようです。しばらくご迷惑をおかけするかもしれませんが、宜しくお願い申し上げます。

 また、刊行準備中の『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)はゲラ校正が済み、いよいよ本格的な作業段階に入りました。8月上旬には出せると思っております。乞うご期待!

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インデペンデンス・デイ リサージェンス

「インデペンデンス・デイ: リサージェンスIndependence Day: Resurgence」を見ました。1996年の大ヒット作品『インデペンデンス・デイ』の続編で、監督も同じくローランド・エメリッヒ。ビル・プルマン、ジャド・ハーシュ、ジェフ・ゴールドブラムら前作の出演陣が多数、集結していますが、前作が出世作となったウィル・スミスは出演していません。20160714002855


 

1996年のエイリアン侵略から地球を守り抜き、ホイットモア合衆国大統領(プルマン)の下で高らかに「人類の独立宣言」を唱えた運命の7月4日から20年が経ちました。まさに人類勝利20周年式典が行われようとしている2016年7月。

この世界では、エイリアンの宇宙船の残骸から先進技術の一部を吸収し、それを元にして人類文明は反重力や光線兵器などを手に入れ、国家や人種、宗教的な対立を克服して平和と繁栄を謳歌しています。アメリカでは初の女性大統領ランフォード(セラ・ワード)が就任し、世界各国が協調して再度のエイリアンの侵略に備えるための組織ESD(地球宇宙防衛部)を設立、その部長には20年前の英雄の一人、デイビッド・レヴィンソン(ゴールドブラム)が就任しています。ESDは月をはじめとする太陽系の各惑星に前線基地を設営し、反重力戦闘機や次世代兵器の開発を推し進めています。デイビッドと共に戦ったスティーヴン・ヒラー海兵大佐(前作ではウィル・スミス。今作では写真で顔出し)は数年前に実験機の事故で殉職しています。

 突如、月で謎の出力異常が検知され、月面基地に破滅が迫りますが、ジェイク(リアム・ヘムズワース)とチャーリー(トラヴィス・トープ)の2人の中尉の活躍でなんとか危機を回避。このジェイクは、ホイットモア元大統領の娘で、今は現大統領スタッフを務めている元パイロット、パトリシア・ホイットモア(マイカ・モンロー)と婚約しています。また、スティーヴン・ヒラーの息子で、今はESDの最精鋭部隊であるレガシー航空隊の隊長を務めているディラン・ヒラー大尉(ジェシー・アッシャー)とは、飛行訓練生時代のいきがかりから対立関係にあります。一方、月面にやって来た同飛行隊に属する中国人の女性パイロット、レイン・ラオ大尉(アンジェラベイビー)を見たチャーリーは、彼女に一目惚れしてしまいます。

同じころ、アフリカはコンゴに墜落していたエイリアンの宇宙船が突然、起動したことを受け、デイビッドはエイリアンの研究を続けているキャサリン・マルソー(シャーロット・ゲンズブール)と共にこの船のシステムを調査。ここから宇宙のある地点に向けて謎の信号が発信されたことが分かります。さらに、アメリカにある秘密基地、エリア51に監禁されていたエイリアンの生き残りたちが騒ぎ始めたことから、20年ぶりにエイリアンの本隊が地球に来寇することが予想されました。土星基地からの交信が途絶え、間もなく月の上空に謎の巨大球体が出現。アフリカでの調査から、その球体は侵略者のものとは違うと考えていたデイビッドの意見を退け、ランフォード大統領は宇宙防衛軍総司令官のアダムズ大将(ウィリアム・フィクトナー)に破壊命令を下します。しかし、以前からエイリアンの再侵略を危惧していたホイットモア元大統領も、この時、デイビッドと同じ考えを持っていました。また同じころ、エリア5120年前にエイリアンと接触して以来、意識を失っていたオーキン博士(ブレント・スパイナー)も、エイリアン再来の予兆を感じて奇跡の覚醒をします。

 74日のアメリカ独立記念日、ランフォード大統領の演説が行われている中、デイビッドはジェイクと共に月面で破壊された球体の残骸を調査しますが、そこにエイリアン本隊の巨大母艦が出現します。母艦は月面基地を破壊し、さらに地球側の防衛システムも難なく突破して地球に降下、強力な反重力システムで世界中の都市を次々と壊滅させます。母艦は大西洋全体を覆うほどの巨大さで、そのまま海に着水します。地上を支援するべく飛行していたディランは、母親のジャスミン・ヒラー(ヴィヴィカ・フォックス)が犠牲となる瞬間を目撃して、己の無力さに打ちひしがれます。また、母艦の着水時に船で海に出ていたデイビッドの父ジュリアス(ハーシュ)は消息不明になり、デイビッドは父の死を覚悟します。

エリア51に赴いたホイットモアは、捕虜のエイリアンに捨て身の接触を試みます。その結果、エイリアンには彼らを統率する「女王」が存在することが判明。さらに、エイリアンは母艦から放つプラズマドリルで地下深く掘り抜き、地核を破壊することで地球そのものを滅ぼす計画であることが分かってきます。エイリアン女王を倒せば侵攻を止められるかもしれない。20年前と同じ独立記念日の7月4日、ジェイク、ディラン、チャーリー、レインらの攻撃飛行隊が、エイリアン母艦への総攻撃を始めます。しかしそのさなか、エイリアンの意図を察知したホイットモアは娘のパトリシアに叫びます。「これは女王の罠だ!」。壮絶な戦いがこうして始まりましたが・・・。

 

という感じで、前作から20年の間の映像技術の進歩をまざまざと感じる本作ですが、何しろたくさんの「おなじみの顔」が見られて、まぎれもなくあの世界なんだな、と思わせられます。それだけに、ウィル・スミスがいないのはちょっと残念ですね。なんといってもビル・プルマンとジェフ・ゴールドブラムを見ると、7月4日を思い出します! 

新顔で目を引いたのが、つい最近の作品でやはりエイリアン侵略ものの「フィフス・ウェイヴ」でも注目されたマイカ・モンロー。今回は大統領令嬢にして予備役の士官パイロット、という役どころですがカッコいいですね。中国人パイロット役のアンジェラベイビーも目を引く美貌です。この人は日本の芸能界でも活躍していて、日本語もできる人だそうです。今回の主演級の一人であるリアム・ヘムズワースは、どうしても兄のクリス・ヘムズワースに比べて影が薄かったわけですが、これでぐっと株を上げてくるでしょう。いや、本当に兄さんと雰囲気が似ています。

そして、癖のある悪役が多いウィリアム・フィクトナーが、今回は骨のある生粋の将軍役で好演しています。いつもと違う直球勝負が新鮮に見えました。

ざっと梗概を書くだけでも登場人物は多数にわたり、舞台も月面あり、ワシントンあり、コンゴあり、大西洋上あり、エリア51あり・・・と複雑なのですが、なかなか巧妙な筋書きで渋滞させずにさばきながら、本筋を紡いでいく脚本は見事です。この種のパニック映画は、あちこちでバラバラにいた、普通には集合できそうにない人物たちが、偶然の積み重ねで最後は一つの焦点となる箇所に集まってきて、大きなスケールの話が、しまいにはほんの数人の人物の活躍で結末が左右される、という風にコントロールしないと面白くなりません。今回も、最後の最後にはエリア51の前を走る一台の黄色いスクールバスの周辺で、人類の命運が決する数分間の死闘が繰り広げられます。こういうちょっと強引なストーリー展開がまた、娯楽作品ならではの味とも言えるでしょう。

しかしそんな娯楽作品中の娯楽作品ながら、この映画で繰り返し出てくるのが、異星人の侵攻以来、1996年から2016年までの間、この世界では人種や宗教、国籍、肌の色などを超えて人類がいまだかつてない平和を達成していた、という描かれ方です。おそらくテロも戦争も暴動も、人類共通の敵の出現により消滅したのでしょう。だから地球防衛軍の構成には世界各国が協力し、米中の2大国も信頼しあい、共同で月面基地を設立しています。このへんはもう、近年の実際の世界の荒れぶりと対比しての、エメリッヒ監督のメッセージというより、心からの願望かもしれないと強く感じました。

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2016年7月13日 (水)

NHK「美の壺」出演記念「徳川幕府海軍の軍服」

 7月8日および12日のNHK BSプレミアム「美の壺」の「華やぎのボタン」をご覧いただきました皆様、ありがとうございました!! 
 さらに14日木曜日の朝6時半から再放送があります。見逃した方は是非ご覧ください。私、軍装史・服飾史研究家の辻元よしふみが登場したコーナーのほかにも、白蝶貝のボタンの作り方や、歴史的に価値あるボタン博物館の所蔵品など見所いっぱいです。大河ドラマで片岡愛之助さん扮する榎本武揚の懐かしい映像も登場します。

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ところで、アマゾンなどで品切れが続いていた前著『図説 軍服の歴史5000年』(彩流社)ですが、3刷が私の手元にも届きました。今回は一部のイラストを差し替え、本文も手を加えて、新しい情報も盛り込んでおります。今のところ、長くお待たせしていた読者の方がいらしたのかと存じますが、アマゾンでは在庫に出ても、すぐに売れてしまう状態のようです。しばらくご迷惑をおかけするかもしれませんが、宜しくお願い申し上げます。

 また、刊行準備中の『軍装・服飾史カラー図鑑』(イカロス出版)はゲラ校正が済み、いよいよ本格的な作業段階に入りました。8月上旬には出せると思っております。乞うご期待!

 ところで、「美の壺」の「華やぎのボタン」で、私は日本のボタン文化の原点となった旧海軍のボタンの歴史を取り上げました。18世紀以来の英国海軍「王冠に錨」のボタンの伝統を引き継いで、最初に「錨に葵の金ボタン」を採用したのは、実は帝国海軍に先立つ徳川幕府の海軍だった、とご紹介いたしました。徳川幕府では軍備の洋式化を急速に進め、慶応2年(1866年)末には幕府海軍総裁・稲葉正巳が「海軍服章絵図」を作成させ、これが初の海軍服制となった、と軍艦奉行・木村摂津守の日記にあります。
 翌慶応3年にオランダから帰国した榎本武揚を中心に、新式海軍が形を成してくる中、榎本は「服章絵図」を具体化して、軍服を製作・普及させました。「葵に錨」の金ボタンも実用化されたわけです。図版は柳生悦子先生の『日本海軍軍装図鑑』掲載図です。明治2年(1869年)までの間、榎本たち幕府海軍の人たちは、このボタンが付いた軍服を着用しておりました。Photo_2



 なお、榎本の軍服の、太線2本の間に細線3本、という袖のラインは、海軍副総裁(海軍大将ランク)の階級を示す階級線です。幕府海軍では軍艦頭(艦長)は細線3本で、後の英海軍の標準(艦長=海軍大佐=ライン4本)とは異なり、オランダ式の表示だったようです。
 さらにまた、桜を使いだしたのも幕府海軍のようで、少なくとも将官ランクの人は、制帽の帽章に桜と錨の紋章を付けた、とされています。この桜も、日本海軍に引き継がれて、明治3年末の日本海軍の制服誕生につながったのです。
 この榎本の幕府海軍時代の軍服は、現在、靖国神社が所蔵しております。

 

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2016年7月12日 (火)

NHK「美の壺」「華やぎのボタン」に出演記念「英海軍のボタンの変遷」

 7月8日および12日のNHK BSプレミアム「美の壺」の「華やぎのボタン」をご覧いただきました皆様、ありがとうございました!! 
 さらに14日木曜日の朝6時半から再放送があります。見逃した方は是非ご覧ください。私、軍装史・服飾史研究家の辻元よしふみが登場したコーナーのほかにも、白蝶貝のボタンの作り方や、歴史的に価値あるボタン博物館の所蔵品など見所いっぱいです。AKB48やレディー・ガガの衣装を手がけるデザイナー森永邦彦さんも登場します(この森永さん、早大出で、私から見ると大学の後輩なんですってね、今回、知りました)。

 ところで、アマゾンなどで品切れが続いていた「図説 軍服の歴史5000年」ですが、3刷が私の手元にも届きました。今回は一部のイラストを差し替え、本文も手を加えて、新しい情報も盛り込んでおります。宜しくお願い申し上げます。

 もう一つ、愛知、岐阜、三重にお住まいの皆様へ。きたる13日水曜日朝の名古屋テレビ「ドデスカ!」の「全力リサーチ」コーナーに、私が電話出演する予定です(内容変更などはご容赦くださいませ)。

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ところで、英海軍のボタンが日本海軍の「櫻に錨」のボタンのモデルになった、と番組中で紹介いたしました。番組ではほんのさわりだけ取り上げていただきましたが、より詳細に申しますと、最初に錨の紋章を使用したのはなんと1402年、スコットランド海軍だったといいます。1703年にスコットランド海軍はイングランド海軍と合併し、今の英海軍となります。
 英海軍が1748年に最初の軍服を制定した際に作ったのが、「バラの紋章」の金ボタンでした。さらに1774年になると、錨の紋章に変わります。1805年にネルソン提督がトラファルガー海戦で着ていた軍服のボタンも「錨だけ」のものでした。Photo_2



 そして、ナポレオン戦争後期の1812年になると、「錨に王冠」のデザインとなります。これが今に至る英国海軍のボタンであります。Photo_3

 

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